今日は朝から四ヶ月振りに美容院へ行き、
髪を四センチほどカットしてきました。



思えばここへ来るようになってからもう
十年以上になります。
仕事の帰りになんかに予約を入れると、
電車の関係で少し遅くなる事も多いんですが、
それでも笑顔で迎えてくれて、
閉店時間を過ぎていても最後まで丁寧にやってくれるんですよ。

僕のカット担当の女性もお店を退職したりで今は三人目。
実は僕に長髪を勧めてくれたのもこの三人目の女性なんですね。
歳は一回りくらい違いますが、
不思議と気が合うので、
いつも他愛もない話しに花を咲かせながらカットしてもらってます。

「Yさん、白髪が出てきましたよ」

おっと、それは禁句だぜ。

美容院の後は一旦自宅へ戻り、
昼飯を食べてから近所のスタジオへ。



昨年、このスタジオで練習していたBOOWYのコピーをやっている大学生達と意気投合し、二曲混じって演奏したんですが、
午前中に「BOOWYの曲を教えて欲しい」と電話があり、急なスタジオ入りとなりました。
正直、ここんとこ休みが少なくて身体が疲れているから自宅でゆっくりしたかったんですが、
大阪ライヴに関するハコとの打ち合わせが週明けになったんで、
それにあてていた時間を使えばいいかなと。

スタジオではBOOWYのCDをかけながら僕がそれに合わせて弾き、
その後彼に弾かせて僕がアドバイスするという、その光景は即席のベース教室といった感じ。
ただしお金は貰ってませんけどね。

「う~ん、バンドスコアと違う」
「そいつは俺も高校の時に買ったけど、
完コピ出来てないスコアなんだよ。
松井さんは実際こう弾いてるんだ」

「やっぱ色々コピーした方がいいんですかね?」
「その方がいいと思うよ。
俺は典型的なこれしか出来ないタイプのベーシストだけど、
もっと色々やっておけばよかったなと思ってるところなんだ。
スラップとか早弾きバリバリのベーシストと一緒になると劣等感を感じるし。
まぁ、これは冗談としても、
色々やれたらもっと楽しめるだろうね」

こんなやり取りをしながらあっという間に
二時間が過ぎました。

今日は「BOOWYをやるならやっぱプレシジョン・ベース」という事で、
フェンダーのプレシジョン・ベースを持ち込んだんですが、
ずっとフェンダーをメインにしてきただけあり、驚くほど身体に馴染んでいます。

実際のところ、
身体も大きくないし手も小さいから、
ステージでフェンダーを弾くのはものすごく大変なんですよ。
でも今年はなんとなくESPのレスポール・べースから再びフェンダーにメインが移りそうな予感が…。
サンズアンプをかましてドンシャリ気味にすると面白いかも。

そんな事を考えている日曜日の夕暮れ時です。










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