今日、以前から支援しているアルコール・薬物依存症患者の更正施設に入所していた子から、
社会に復帰し、
アルバイトながら仕事が決まったとの連絡がありました。

彼と知り合ったのは2年近く前かな。
その施設で行われた職業訓練の手伝いに参加した時でした。
その時の彼は執行猶予期間中だったと思うんですが、
目は虚ろで、
こちらの言う事に返事もしない。
いつ暴れだすかわからないような子だったんですよ。
きっと禁断症状との闘いでかなりのストレスが溜まっていたんでしょう。

そんな彼が徐々に自分を取り戻し、
その施設の体育大会の一環で行われたソフトボール大会では、
満面の笑みを見せるまでに回復していたんです。
その時の記念写真をメールで送ってもらった夜に彼と電話で話しをしたんですが、
もう見違えるような変化でしたね。

「笑顔は自己肯定の第一歩だ。
焦らずにリハビリしろ。
お前はまだ若いからチャンスはある」

そう言って激励してやったのを覚えてます。

しかし、彼はよく堪えて頑張りました。

スーツを着る仕事だそうなんで、
お祝いにネクタイかネクタイピンを送ってやろうかな(^o^)












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