アメリカ料理と聞いて思い出す料理とは | 裸のニューヨーク

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ユー・ドント・ノウ・ニューヨーク・ザ・ウェイ・アイ・ドゥ...これは私のアンビバレントでパーソナルなニューヨーク・ストーリー。

 世界の3大料理とはフランス料理と中華料理、そして意外な事にトルコ料理なのだという。フランス料理の洗練と中華料理の貪欲(いい意味で)は賞賛に値するがトルコ料理に関してはケバプぐらいしか知らないので何とも言えない。私の好みを言えば、案外ドイツ料理が美味しいと思うし、中国料理よりは韓国家庭料理のファンである。

 これらの国の料理に比べると「アメリカ料理」はいまひとつピンと来ない。大体「アメリカ料理などという物は存在しない」という説まである。確かに私がぱっと思い付くのは料理とも言えない物ばかり。

 えー、ハンバーガーにホットドッグ、クラムチャウダー、アップルパイにパンプキンパイはいかが。熱々のステーキ、詰め物をした七面鳥の丸焼きもあるよ。

 ステーキが料理と言えるかどうかは意見の分かれるところかもしれない。何しろただ焼き具合を聞いて焼くだけである。それでもやはりステーキの本場はアメリカであり、アメリカのステーキは安くて美味しいと言っておこう。日本のステーキ屋ではしょうゆ味のソースをかけて供したりするが邪道である。アメリカのステーキは塩と胡椒だけで充分美味しいのだ。付け合せのポテトがまたうまい。マッシュポテトにフライドポテト、ベイクトポテト。どれにしようか迷う。
いっそ皆ちょっとずつ頼みたい。日本のぺらぺらの貧乏くさい薄いステーキなど問題外。ジューシーでテンダーで、ぶ厚く、血の滴るビーフ。これにマッシュルームのワイン煮とベイクトポテトにサワークリームを付けて1か月に1度は食べていたが、日本でははなから諦めている。私は雑食だからガマンできるが、日本は肉食人種にはつらい国だろう。

 そしてやっぱりハンバーガーもアメリカにはかなわない。なぜか。ボリュームが違う、値段が違う、そして日本にはない、酸っぱいピクルスが(タダで、山ほど)付いてくる。日本では食べないハンバーガーを、ニューヨークに行く度しみじみと味わう。ホットドッグの美味い店もあるがヘルシーではないのであまり食べない。

 実はアメリカでは世界各国の食べ物がアメリカ料理として定着して行く。さしづめピザがそうだろう。寿司も既にアメリカ化している。ソウルフードという物もある。昨年はヒマラヤ料理というのを初めて食べた。そしてメキシコ
料理のタコスにハマッた。あのタコスの味は日本では決して味わえない。ニューヨークに行ったら必ず食べたい料理がまた1つ増えてしまった。