消化器、主に胃腸ですが、自分はそれほど副作用は重くありません。
そんな私でもメトトレキサート多量投与療法を2回やった時点で、
動物性の食材やニンニクなどのスタミナ系のにおいがダメになり、
管理栄養士さんと相談して、冷たい素麺を主食にしてしのいでいました。
抗がん剤を治療の中心に据えている血液内科は
食事が摂れなくなることが珍しくなく、
お医者さんも「食べられるときに食べられるものを食べればよい」という
スタンスで、食べなさい!という圧力はみじんもありません。
でも、食べられないと、治療に耐える体力がなくなってしまうのではないかと
いう不安が浮かんできます。
2日に1回採血検査があり、「総蛋白」「アルブミン」の数値がわかるし、
体重測定も1日2回行っているので、自分で栄養状態の評価がしやすいのです。
抗がん剤以外では、白血球を増やす注射をしたときに胃腸障害を自覚しました。
今までやっていたものとは成分の違うものを注射されたときに
副作用ではないかと思われる症状が出ました。
悪心・嘔気・嘔吐です。
これは、結構長かったです。
吐き気止めの点滴はあまり効果を感じられず、
内服薬のほうが体質にあったようで、3週間ぐらい飲んでやっと治まりました。
その時は、野菜の甘さも気持ち悪く、ニンジンとか葉物野菜が
気持ち悪かったです。
今は落ち着きました。
抗がん剤治療は、がんだけでなく全身にダメージを与えています。
それでも、がんを治すために頑張っています。