もう春が来るんだね。
白いのも、
ピンクのも、
よく晴れていて真っ青な空とのコントラストが見事だった。
上着を脱いでもまだ暑いくらいの春らしい気候。チャーリーがいたらきっとハウスからお尻を出して眠る姿が見られたかもしれないね。
チャーリーが手の届かないところへ行ってしまって今日でもう四十九日も経ったけれど、そちらはどうですか。
1月3日、あの日はまだまだ寒かったよね。
この冬ずーっとあなたに貸しっぱなしだった電気ブランケットが手元に戻ってきたので、じっと動かずに手作業をする時なんかに膝にかけています。
暖かくてありがたいのだけどそれが淋しくもあります。
昼間大きな音で音楽が聴けるし、楽器も弾ける。掃除機も堂々とかけられるし、出かける時や眠る時はちゃんとエアコンが消せてエコだし、アロマも好きなだけ炊ける。
夜チャーリーが起きてくるのを待つこともなくなったから規則正しく睡眠がとれて寝不足も減りました。
それなのにちっとも嬉しくないなんておかしいね。
チャーリーがいない生活は少しだけ自由でとってもとっても淋しいです。
本当なら今日納骨をするはずなのだけどお世話係のお仕事があるから週末にするね。
そこで本当のさよならです。
ビリー先輩やボーロお嬢がいるから大丈夫だよ。