「14歳の世渡り術」シリーズの1冊
「世界を平和にするためのささやかな提案」
を図書館から借りました
22人の著名人による10代に向けての
メッセージです。
現在14歳の娘はスマホに夢中で読書せず
40代の私が読ませて頂きました…。
平和を願う気持ちが大きくなっている割には
何もできていない今の自分にとって
沢山の学びがありました。
私が心に残った言葉をご紹介します
自分の考えを声に出していれば仲間を見つける事ができる。
動物は食い争う事はあるが、他の動物を拉致し、収容所に押し込め、大量虐殺したりはしない。
誰かがかけてくれた言葉が一生の思い出になるかもしれない。
テロであれ戦争であれ、平和を壊すのはマジメな人。「これが正しい」とマジメに考え、思いつめて行動する。
「生意気さ」「異端児」を育む社会の寛容さが大事。
恐怖心に支配される事なく世界平和という理想をしっかりと掲げて、その為に本当は何が必要なのかを丁寧に考える。
いくつかの違う意見に目を通し、最終的には自分で考え「私はこう思う」と決める。意見の理由や根拠を大事にする。
悲しい目に合ってしまった人達の「悲しむ時間」「何かを憎む時間」を少しでも減らす事ができれば、次の悲しみをくいとめる事につながる。
戦争の起こるメカニズムは「仕掛け人(脅威への対処を呼びかける人)」「推定損失(脅威による困り事)」「聴衆(呼びかけられる人)」この3要素を「セキュリタイゼーション」と言う。
天然資源が豊かな国は、紛争によって人々が貧しい。
5回に1回は怒らないと決め、それを多くの人が実践したら、世の中は大分平和になっていく。少なくともその周辺は。
平和は作り続けなくてはならないもの。敵を殲滅(せんめつ)するとか全員と親友になるという事が平和ではない。
ピースフルな心になるには、肉を食べる頻度を少なくする・砂糖をとりすぎない・瞑想する。
平和への第一歩は「みんな違う事を考えている」と自覚し、その「多様性を許す」事。
味方を作らなければ敵もできない。軽やかに人付き合いしましょう。
よい結果を残すより、勝つより、大事なのは「そこに自分の意志があるかどうか」
ひとりひとりが生きている事に真剣になる意識を持つ。平和ボケにならない。
本を読むことは、沢山の自分と違う考え方をする人を知ることでもある。場所も時間も超えて色んな人と知り合いになれる。
かつての行動派のように、充分な知見や考究を欠いたままの破壊的暴力行為は、平和の建設にならない。
皆さんはどの言葉が心に響きましたか?
人間はむごさも素晴らしさも両方兼ね備えていて、そのどちらを出して生きて行くのかは人それぞれなんだなぁと、改めて感じました。
この本と出合ったからには
平和を願うだけではなく
まずは自分と身近な人が穏やかに過ごせるよう
意識して
平和を作り出す1年を過ごします
今年初めての投稿になります
今年も1ヶ月に1回のペースで投稿させて頂きます
皆様のブログも変わらずに読ませて頂きますね
本年も宜しくお願い致します