早く人間でも幹細胞移植ができるようになってほしいな。
iPS細胞研究の陰に「ペットの再生治療」
投稿日: 2012年12月03日 07:00 JST
『岸上獣医科病院』の岸上義弘院長は、ペットへの『幹細胞移植』の第一人者だ。幹細胞は組織のもととなる細胞で、自己増殖力に富み、どんどん増殖し、さまざまな細胞に分化(変化)してゆく。話題のiPS細胞も幹細胞の一種だ。では実際にどんな治療をするのだろう。
「まず、全身麻酔をかけて脂肪を取り出したら、その日のうちに帰宅できます。その脂肪から幹細胞を採取し2週間培養したら、点滴で体に戻します。これを1週間ごとに3回受けて終了。麻酔は1回だけで、点滴は1回あたり30分くらいです」(岸上先生)
トイプードルのマロンちゃん(9歳・オス)は、椎間板ヘルニアの悪化による脊髄損傷だった。そのため、後ろ足がまひして歩けず、車いす生活を送っていた。ところが「1回目の点滴を受けた次の日には、もう体がシャキッとして立ったんです。それまでは、足なんかピクリとも動かなかったのに。もうびっくりして、うれしくて!」(飼い主の山之上今日子さん)
同じく、トイプードルのマグちゃん(3歳・メス)は前足を2度骨折。一度は切断するしかないと言われた。しかし、幹細胞移植を受け、1カ月ほどで歩けるようになり走れるまでに回復した。また、『王子ペットクリニック』(重本仁院長)で治療を受けた、ミニチュアシュナウザーのロジャーくん(7歳・オス)は、骨髄梗塞のため右半身がまひして立つこともできなかった。しかし投与後、2週間後にはやはり歩けるようになった。
だがこの治療法、残念ながら、猫は犬よりも細胞培養の効率がやや悪いため、犬ほどの効果は見られないようだ。また、もし治療を受けるなら、損傷を受けてから2カ月以内に受ける必要があると岸上院長は言う。
「幹細胞は損傷部からの"助けて"という信号に応えて集まるのですが、損傷から2カ月たつと信号を発しなくなります。そうなると、せっかく幹細胞を移植しても損傷部を素通りしてしまうのです」
細胞培養に2週間かかることを計算に入れると、治療の決断は損傷から1カ月~1カ月半までにしたほうが治癒率が高いという。費用は脊髄損傷の場合で20万~30万円くらい。骨折の場合は手術料や入院料も合わせて50万円程度だ(費用は目安。それぞれのケースによって異なる)。
「この治療はもともと自らの体から採取した細胞を使用するので、副作用がまったくなく、より安全な治療法といえます。幹細胞移植は自然の摂理に沿う、医療のあるべき姿を具現化した治療法だということ。まだまだ可能性がたくさんあります」(岸上院長)
https://jisin.jp/serial/%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E3%82%B9%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%84/IPS/5724
自分の細胞を使うのだから副作用なし!
この方法で病気の治療だけではなく、年齢のせいでダメになった自分の細胞の若返りもできそう。
黄斑変性症という目の病気には、この方法で網膜の細胞を再生させる手術を
一件やってみたというニュースを1年、2年前に読んだことがある。その結果はどうなったのかな。
<「幹細胞は損傷部からの"助けて"という信号に応えて集まるのですが、損傷から2カ月たつと信号を発しなくなります。そうなると、せっかく幹細胞を移植しても損傷部を素通りしてしまうのです」>
人間の細胞ってすごいな!損傷すると信号を発するのか!
突発性難聴も1週間以内に治療をすると、薬が効いて耳が聞こえるようになる。
なんでも不調があれば早めに治療にかからないといけないね。常に身近に仲のいい人がいると不調の時に
「早く病院に行け」と忠告してくれるから、独身者よりも長生きできるとどこかで読んだ。
独身者でも、自分の体を大事にしてすぐに病院に行くようにしていたら
長生きできると思う。
依然観たTV番組で、お年寄りたちに「長生きの秘訣は?」と尋ねているリポーターがいた。
「なんでも良く食べる」「動ける間は働く」などの様々な回答がある中に
「すぐ病院に行くこと」と答えている人がいた。
昨日よんだネットのニュースには、血流が滞ると血管が消えてしまって
肌や臓器が衰えると書いてあった。
要するに、毎日まじめに血流を上げる食事をしていないと
血管が消えてしまって病気になるってこと。血管が消えてしまうとなかなか元に戻らないそうだ。
健康は一日にしてならず。パートナーがいてもいなくても
毎日きちんとまともなご飯を食べてないとダメってことですね。そして少しでも異常が感じられたら
病院にすぐ行く!