日本人が「職場」に求めるもの第1位は? 日本だけが各国と違う結果に | 日本のお姉さん

日本人が「職場」に求めるもの第1位は? 日本だけが各国と違う結果に

わたしの場合は、日曜日に教会に行って礼拝できる会社。
つまり、日曜日が休みの会社。
そして、定年まで勤め上げることができるぐらい、職場の環境がいい会社。
人間関係がいい会社なんて望めない。
どこにでも、合う人や合わない人がいる。合わない人が上司なら他の部署に行けばいい。
上司が他の部署に変わる可能性もある。
合わない人が年下の女子なら、我慢していれば、いずれ結婚か何かで退職していくから大丈夫。
そして、有給休暇を使わせてくれる会社。4、5年に一回でいいから1週間ぐらいの旅行に行けたら満足。とてもささやかな願いしか持っていない。でも、そんな願いすらかなわない会社があるようだ。よく、そんな会社でずっと我慢できるな~。逆にびっくりする。
わたしの会社は、男尊女卑の普通の中小企業だが、ほぼ、わたしの願いはかなえられている。
いい会社に入ったと思う。
給料は少ないけど、女子の給料が少ないのは日本では「アタリマエ」。
本当は、戦わないといけないんだろうけど、そんなこと、会社で言うとクビになるだけだ。
または、居辛くなって、体調が悪くなって結局辞めることになる。
できるだけ、みんなと仲良くやって、自分の得意分野の仕事を与えられて、らくちんに仕事ができて、できれば残業が無ければベストだ。5時半に帰れたら嬉しい。
カタログの時期は、夜中まで締切に追われて「ヒーコラ」(昭和な表現)言っているけど、年に1回だから、耐えることができる。でも、その時期は顔がげっそりで超ブサイクだし、年々その時期は白髪が増える。たまにやりとげた仕事を社長か会長に褒められると、すごく嬉しい。
褒められるために、仕事をやっているワケではないし、自分では自分のことを「できる人」だと思っているのだが、褒められると無条件に嬉しい。
雑用をする新しい課では、一番下っ端になってしまったが、(今まではひとりで全部仕切っていたのに)なんとか、自分の居場所を確保して、この時期をやり過ごそうと思っている。

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日本人が「職場」に求めるもの第1位は? 日本だけが各国と違う結果に
2016年5月17日2016年5月17日

「就職先を選ぶときに重視するものは何か?」この問題は、その時々の時代背景に大きな影響を受けていると言われています。日本でも価値観が大きく変わりつつある今、海外の人たちは、どのような基準で仕事を選んでいるのでしょうか?

「職場に求めるもの」は時代を投影している?

みなさんは、はじめて仕事を決めるとき、もしくは転職をするとき、どのような基準で就職先を選択しましたか?

人が仕事を探すとき、職場に求めるものは、その時の時代背景が投影されている、と言われています。

朝日新聞デジタルの記事によると、日本の学生の価値観は、ここ数年で変化しているとのこと。

この10年で、「プライドの持てる仕事」や「夢のため」に働くと答える自己実現志向の学生が減少傾向にあるほか、中小企業に目を向けるよう学生に指導する動きが大学側に広がり、景気回復を見込んでの「大企業志向」は、これまでのようには増えないのでは、との見方があるようです。

就職情報サイト「キャリタス」が5月に発表した、新卒学生の就職感調査では「自分が共感できる企業」、「福利厚生が充実している企業」が、就職先を選ぶ上での基準のトップとしてランクインしています。

仕事だけではなく、プライベートの充実も望み、転勤や転職はできれば控えたいという志向も、特徴として表れているとのこと。

海外の人々が職場に求めるものは?

それでは、日本以外の国では、仕事を選ぶ上で、どのようなことが重要視されているのでしょうか?

リクルートが2013年にアジア8カ国、各国で500人前後を対象に行った調査によると、日本を除くすべての国で「高い賃金、充実した福利厚生」が「仕事をする上で大切だと思うもの」のトップとなりました。

一方で、日本は「職場の良好な人間関係」や、「自分の希望する仕事内容」がトップに。

スクリーンショット 2016-05-16 16.56.13 image by: リクルート

The Economic Timesが5月4日に掲載した記事では、688人の中堅レベルのインド人社員を対象に調査を行ったところ、「スキルの向上が見込めるかどうか」を最も重視する傾向にあり、その後に「給与」、「職場環境」が続いたと発表されています。

インドは国内での経済格差も大きいため、統計の解釈もなかなか難しいのですが、アジア地域でも、今後発展が進むにつれて日本のように給与以外のポイントが重視されていく可能性がありますね。

また、世界80カ国で人材サービスを提供しているマンパワー・グループが、オーストラリア、中国、メキシコ、アメリカ、イギリスの約4,500人を対象に類似する調査を行ったところ、56%が「仕事内容を重視」すると回答。

続く2位は「給与」。

しかし、国別に「転職時の基準」を調査すると、イギリスとオーストラリアを除き、「給与」が転職をする上で最も要視されているという結果が出ました。

その他、福利厚生(44%)、オフィスの場所(39%)、昇進の可能性(35%)、スケジュールの柔軟(31%)、会社のブランドと評価(20%)と続きました。

メキシコでは、「給与」に続き「会社のブランドと評価」が2位となり、これはそもそも、きちんとした仕事にありつくのが難しい状況が反映されていると予測されています。

終身雇用制度が揺らぎ始め、転職が珍しくなくなってきた日本。

これからは、海外の人たちがどのような考え方や方法でキャリアパスを描いているのかを参考にしてみるのも良いかもしれませんね。
source by: 朝日新聞DIGITAL/ キャリタスPRESS/ THE ECONOMIC TIMES/ 株式会社リクルートホールディングス/ SHRM

文/長塚 香織http://www.mag2.com/p/news/193042?utm_medium=email&utm_source=mag_W000000015_mon&utm_campaign=mag_9999_0523&l=fox08dd07c