トモダチ作戦の際に被爆したと言っている
トモダチ作戦で被ばく」米兵による東電訴訟の継続、連邦地裁が認める【東日本大震災】
The Huffington Post | 執筆者: 和田千才
投稿日: 2014年10月31日 15時16分 JST 更新: 2015年02月21日 23時20分 JST
東日本大震災で救援活動「トモダチ作戦」に従事したアメリカ海軍の兵士らが、福島第一原子力発電所の事故が原因で被ばくしたとして東京電力に損害賠償などを求めている問題で、カリフォルニア州サンディエゴの連邦地裁は10月28日、訴えを退けるよう求めた東電の主張を認めず、訴訟を継続する判断を示した。訴訟は日本ではなく、同州の裁判所で行うことも認められた。アメリカの法律関連ニュースサイト、Law360などが報じた。
トモダチ作戦では、アメリカ海軍の原子力空母「ロナルド・レーガン」に乗船していた約5000人の水兵たちが、東北地方沿岸の海域で被災者の捜索や救援物資の輸送など、約80日間にわたる救援活動を行った。しかし、東電がアメリカ軍に、福島第一原発の事故で放出された放射性物質の降下範囲などを正しく伝えなかったとして、ロナルド・レーガンの乗組員8人が2012年12月、東電に対して総額1億1000万ドル(約94億円)の損害賠償などを求める訴訟を起こした。レーガンは現在、アメリカ西海岸のサンディエゴを母港としている。
ところが連邦地裁は2013年11月26日、この訴えを退けた。訴訟では「東電が日本政府の了解をとった上でアメリカに嘘の情報を提供したか」が争われたが、これが同裁判所の権限を超えたと判断されたためだ。そのため、原告の弁護士は「今後、日本政府との共謀を主張せずに東電を訴える」と述べていた。
そして2014年2月6日、原告団は提訴内容を変更した新たな訴訟を起こした。損害賠償の金額を未特定額に変更したのほか、健康診断や治療を行うための10億ドル(約1090億円)規模の基金の設立などが追加された。
その後、救援活動に参加したほかの兵士や家族も加わり、原告の数は約200人まで増加。さらに、東電だけでなく原発メーカーの東芝やGEなども被告の対象に含めることも追加で求めている。
東電は日本の裁判所で審理を行うべきだと主張したが、ジャニス・サマルティーノ判事はこれを退けた。「日本の裁判所での審理は適切な選択肢だ」としながらも原告の健康上の理由からアメリカで行うことが合理的と判断したためだ。
また、「原子炉の破壊と放射性物質の放出は、企業の過失によって起こったもので、地震や津波によるものではない」とされ、さらに、東電が現在、福島第一原発の周辺住民に対しても被ばくに関する同様の責任を負っていることから、原告の主張を却下するよう求める東電側の主張も退けた。
http://www.huffingtonpost.jp/2014/10/31/sailors-suit-fukushima_n_6080078.html
トモダチ作戦で被ばく、米国での東電訴訟を連邦地裁が認める
Jacob Adelman
2014年10月31日 00:42 JST
2011年に起きた東日本大震災の救援 活動に従事した米海軍の兵士らが、東京電力の福島第一原子力発電所の 事故で被ばくしたとして損害賠償などを求めている問題で、米カリフォ ルニア州の連邦地裁は同州での訴訟を認める判断を下した。
東電は司法権の問題を理由に米国での集団訴訟ではなく日本での審 理を求めていたが、サンディエゴ連邦地裁のジャニス・L・サマルティ ーノ判事はこれを退けた。
同判事は28日の判断について、「日本での審理は適切な選択肢では あるが、公民双方の利益のバランスを勘案したところ、米国の裁判所で 進行する方が都合が良いであろう」と文書で説明した。
2月に提出された修正後の訴状によると、兵士らとその家族は原発 の設計と運営において東京電力に過失があったと主張。未特定額の損害 賠償のほかに、健康管理と医療費に充てるために10億ドル(1090億円) を超える基金の設定を求めている。
東電側は同社だけでなく米軍にも責任があったと主張している。同 社の広報担当者は訴訟についてコメントを控えた。
東京検察審査会は今年、東電の勝俣恒久元会長ら3人を業務過失致 死傷の疑いで「起訴相当」とする判断を下した。東京地検は来年の2月 2日までに刑事責任の有無を判断すると、今月明らかにした。
原題:Judge Lets Sailors Sue Tepco in U.S. Over Radiation Exposure (1)(抜粋)
翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: ニューヨーク 西前 明子 +1-212-617-2601 anishimae3@bloomberg.net 翻訳記事に関するエディターへの問い合わせ先: 山広 恒夫 +1-202-624-1968 tyamahiro@bloomberg.net 記事に関する記者への問い合わせ先: 東京 Jacob Adelman +81-3-3201-7253 jadelman1@bloomberg.net 記事についてのエディターへの問い合わせ先: Jason Rogers +81-3-3201-8479 jrogers73@bloomberg.net Andrea Tan
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2014-10-30/NE9J516JTSEC01
2014.03.26 06:00|カテゴリ:原発関連| コメント(24)
福島救援活動中に被ばく、米軍100人余りが集団訴訟!東電に10億ドルを請求!米軍の提訴は二度目!
2012年12月にアメリカ軍の兵士8人が東電を相手に「放射能を浴びた」として訴訟を起こしましたが、今度はそれとは別の100人が東電に対して訴訟をしました。
東電を訴えたのは、東日本大震災時に救援活動をしていた米軍兵士100人です。この100人は「福島原発の放射性物質漏出状況をまともに伝え聞けないまま救援活動を行い、放射線に被ばくして病気になった」と主張しており、東電に合計で10億ドル(1000億円)を請求しています。
福島原発事故で発生した放射能の大部分は太平洋に流れました。そのため、原発事故直後に太平洋で活動していたアメリカ軍兵士はかなりの被曝をしたと推測されており、実際に彼らの弁護人は「正常値より30倍高い放射線にさらされた」と述べています。中には「がんや脳腫瘍になった」と主張している方も居るため、判決の行方次第では、日本の福島原発事故を巡る裁判にも大きな影響を与えることになるでしょう。
☆福島救援活動中に被ばく?…米軍100人余りが集団訴訟
URL http://topics.jp.msn.com/world/korea/article.aspx?articleid=3804069
引用:
24日(現地時間)の外信報道によれば、2011年の東日本大震災当時に救援活動に参加した米軍100人余りが、東京電力を相手に10億ドルを請求する訴訟を連邦裁判所に出した。
米軍は、福島原子力発電所の放射性物質漏出状況をまともに伝え聞けないまま救援活動を行い、放射線に被ばくして、がんや脳腫瘍など多様な病気になったと主張しているという。
弁護人側は「救援活動をしていた米軍が正常値より30倍高い放射線にさらされ、東京電力が放出した冷却水が混じった海水を淡水に変えて風呂の湯や飲料水として使う過程で、放射性物質を摂取した」と伝えた。
:引用終了
☆東電に99億円請求した被ばく米兵8人の代理人弁護士に聞く
URL http://jp.wsj.com/article/SB10001424127887323284004578249023802135586.html
引用:
東京電力福島第1原発の事故から1年10カ月余りがたった。
日本では、東電に対し、福島県内外の住民による複数の刑事告訴が進行中だと報じられているが、米国でも、昨年12月21日、カリフォルニア州サンディエゴの米連邦地裁に、東電を相手取り、1億1000万ドル(約99億円)の損害賠償を求める民事訴訟が起こされた。
訴えたのは、サンディエゴの米海軍基地を母港とする原子力空母「ロナルド・レーガン」の乗組員8人。東日本大震災直後、米海軍の被災地支援プロジェクト「トモダチ作戦」で三陸沖に停泊し、飛行甲板での除染作業などに当たっていた。
訴状によると、原告のなかには、甲状腺の異常や持続性片頭痛、腸からの出血などの症状が見られるという。当時、女性乗組員のおなかの中にいた乳児(昨年10月、誕生)も損害賠償の対象になっている。
:引用終了
☆トモダチ作戦参加兵士の東電賠償訴訟について質問しました
☆東京電力を訴えたアメリカ海軍 日本人以上に放射能をビビる理由はこれだ!
関連過去記事
☆【必見】隠蔽か黙殺か~封印された汚染マップ~ アメリカが作成した放射能地図は日本政府に報告されていた!
2014.02.24 12:00|カテゴリ:原発関連| コメント(10)
【必見】隠蔽か黙殺か~封印された汚染マップ~ アメリカが作成した放射能地図は日本政府に報告されていた!
20140223215307jiko16.jpg
大変興味深い動画を見つけたのご紹介します。この動画は2014年2月10日に放送された番組で、東日本大震災直後にアメリカ軍が作成した放射能汚染地図の行方を調査した特番です。タイトルは「隠蔽か黙殺か~封印された汚染マップ~」で、24分ほどの長さとなっています。
福島原発事故直後にアメリカが最新の汚染地図を提供していたのに、日本政府がそれを黙殺していたという話はしっかりと覚えておくべきです。それ以外にも福島原発事故直後に関する興味深い話や情報が詰まっている動画なので、時間のある方は是非見てみて下さい。
URL http://saigaijyouhou.com/blog-entry-1878.html
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-2107.html
The Huffington Post | 執筆者: 和田千才
投稿日: 2014年10月31日 15時16分 JST 更新: 2015年02月21日 23時20分 JST
東日本大震災で救援活動「トモダチ作戦」に従事したアメリカ海軍の兵士らが、福島第一原子力発電所の事故が原因で被ばくしたとして東京電力に損害賠償などを求めている問題で、カリフォルニア州サンディエゴの連邦地裁は10月28日、訴えを退けるよう求めた東電の主張を認めず、訴訟を継続する判断を示した。訴訟は日本ではなく、同州の裁判所で行うことも認められた。アメリカの法律関連ニュースサイト、Law360などが報じた。
トモダチ作戦では、アメリカ海軍の原子力空母「ロナルド・レーガン」に乗船していた約5000人の水兵たちが、東北地方沿岸の海域で被災者の捜索や救援物資の輸送など、約80日間にわたる救援活動を行った。しかし、東電がアメリカ軍に、福島第一原発の事故で放出された放射性物質の降下範囲などを正しく伝えなかったとして、ロナルド・レーガンの乗組員8人が2012年12月、東電に対して総額1億1000万ドル(約94億円)の損害賠償などを求める訴訟を起こした。レーガンは現在、アメリカ西海岸のサンディエゴを母港としている。
ところが連邦地裁は2013年11月26日、この訴えを退けた。訴訟では「東電が日本政府の了解をとった上でアメリカに嘘の情報を提供したか」が争われたが、これが同裁判所の権限を超えたと判断されたためだ。そのため、原告の弁護士は「今後、日本政府との共謀を主張せずに東電を訴える」と述べていた。
そして2014年2月6日、原告団は提訴内容を変更した新たな訴訟を起こした。損害賠償の金額を未特定額に変更したのほか、健康診断や治療を行うための10億ドル(約1090億円)規模の基金の設立などが追加された。
その後、救援活動に参加したほかの兵士や家族も加わり、原告の数は約200人まで増加。さらに、東電だけでなく原発メーカーの東芝やGEなども被告の対象に含めることも追加で求めている。
東電は日本の裁判所で審理を行うべきだと主張したが、ジャニス・サマルティーノ判事はこれを退けた。「日本の裁判所での審理は適切な選択肢だ」としながらも原告の健康上の理由からアメリカで行うことが合理的と判断したためだ。
また、「原子炉の破壊と放射性物質の放出は、企業の過失によって起こったもので、地震や津波によるものではない」とされ、さらに、東電が現在、福島第一原発の周辺住民に対しても被ばくに関する同様の責任を負っていることから、原告の主張を却下するよう求める東電側の主張も退けた。
http://www.huffingtonpost.jp/2014/10/31/sailors-suit-fukushima_n_6080078.html
トモダチ作戦で被ばく、米国での東電訴訟を連邦地裁が認める
Jacob Adelman
2014年10月31日 00:42 JST
2011年に起きた東日本大震災の救援 活動に従事した米海軍の兵士らが、東京電力の福島第一原子力発電所の 事故で被ばくしたとして損害賠償などを求めている問題で、米カリフォ ルニア州の連邦地裁は同州での訴訟を認める判断を下した。
東電は司法権の問題を理由に米国での集団訴訟ではなく日本での審 理を求めていたが、サンディエゴ連邦地裁のジャニス・L・サマルティ ーノ判事はこれを退けた。
同判事は28日の判断について、「日本での審理は適切な選択肢では あるが、公民双方の利益のバランスを勘案したところ、米国の裁判所で 進行する方が都合が良いであろう」と文書で説明した。
2月に提出された修正後の訴状によると、兵士らとその家族は原発 の設計と運営において東京電力に過失があったと主張。未特定額の損害 賠償のほかに、健康管理と医療費に充てるために10億ドル(1090億円) を超える基金の設定を求めている。
東電側は同社だけでなく米軍にも責任があったと主張している。同 社の広報担当者は訴訟についてコメントを控えた。
東京検察審査会は今年、東電の勝俣恒久元会長ら3人を業務過失致 死傷の疑いで「起訴相当」とする判断を下した。東京地検は来年の2月 2日までに刑事責任の有無を判断すると、今月明らかにした。
原題:Judge Lets Sailors Sue Tepco in U.S. Over Radiation Exposure (1)(抜粋)
翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: ニューヨーク 西前 明子 +1-212-617-2601 anishimae3@bloomberg.net 翻訳記事に関するエディターへの問い合わせ先: 山広 恒夫 +1-202-624-1968 tyamahiro@bloomberg.net 記事に関する記者への問い合わせ先: 東京 Jacob Adelman +81-3-3201-7253 jadelman1@bloomberg.net 記事についてのエディターへの問い合わせ先: Jason Rogers +81-3-3201-8479 jrogers73@bloomberg.net Andrea Tan
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2014-10-30/NE9J516JTSEC01
2014.03.26 06:00|カテゴリ:原発関連| コメント(24)
福島救援活動中に被ばく、米軍100人余りが集団訴訟!東電に10億ドルを請求!米軍の提訴は二度目!
2012年12月にアメリカ軍の兵士8人が東電を相手に「放射能を浴びた」として訴訟を起こしましたが、今度はそれとは別の100人が東電に対して訴訟をしました。
東電を訴えたのは、東日本大震災時に救援活動をしていた米軍兵士100人です。この100人は「福島原発の放射性物質漏出状況をまともに伝え聞けないまま救援活動を行い、放射線に被ばくして病気になった」と主張しており、東電に合計で10億ドル(1000億円)を請求しています。
福島原発事故で発生した放射能の大部分は太平洋に流れました。そのため、原発事故直後に太平洋で活動していたアメリカ軍兵士はかなりの被曝をしたと推測されており、実際に彼らの弁護人は「正常値より30倍高い放射線にさらされた」と述べています。中には「がんや脳腫瘍になった」と主張している方も居るため、判決の行方次第では、日本の福島原発事故を巡る裁判にも大きな影響を与えることになるでしょう。
☆福島救援活動中に被ばく?…米軍100人余りが集団訴訟
URL http://topics.jp.msn.com/world/korea/article.aspx?articleid=3804069
引用:
24日(現地時間)の外信報道によれば、2011年の東日本大震災当時に救援活動に参加した米軍100人余りが、東京電力を相手に10億ドルを請求する訴訟を連邦裁判所に出した。
米軍は、福島原子力発電所の放射性物質漏出状況をまともに伝え聞けないまま救援活動を行い、放射線に被ばくして、がんや脳腫瘍など多様な病気になったと主張しているという。
弁護人側は「救援活動をしていた米軍が正常値より30倍高い放射線にさらされ、東京電力が放出した冷却水が混じった海水を淡水に変えて風呂の湯や飲料水として使う過程で、放射性物質を摂取した」と伝えた。
:引用終了
☆東電に99億円請求した被ばく米兵8人の代理人弁護士に聞く
URL http://jp.wsj.com/article/SB10001424127887323284004578249023802135586.html
引用:
東京電力福島第1原発の事故から1年10カ月余りがたった。
日本では、東電に対し、福島県内外の住民による複数の刑事告訴が進行中だと報じられているが、米国でも、昨年12月21日、カリフォルニア州サンディエゴの米連邦地裁に、東電を相手取り、1億1000万ドル(約99億円)の損害賠償を求める民事訴訟が起こされた。
訴えたのは、サンディエゴの米海軍基地を母港とする原子力空母「ロナルド・レーガン」の乗組員8人。東日本大震災直後、米海軍の被災地支援プロジェクト「トモダチ作戦」で三陸沖に停泊し、飛行甲板での除染作業などに当たっていた。
訴状によると、原告のなかには、甲状腺の異常や持続性片頭痛、腸からの出血などの症状が見られるという。当時、女性乗組員のおなかの中にいた乳児(昨年10月、誕生)も損害賠償の対象になっている。
:引用終了
☆トモダチ作戦参加兵士の東電賠償訴訟について質問しました
☆東京電力を訴えたアメリカ海軍 日本人以上に放射能をビビる理由はこれだ!
関連過去記事
☆【必見】隠蔽か黙殺か~封印された汚染マップ~ アメリカが作成した放射能地図は日本政府に報告されていた!
2014.02.24 12:00|カテゴリ:原発関連| コメント(10)
【必見】隠蔽か黙殺か~封印された汚染マップ~ アメリカが作成した放射能地図は日本政府に報告されていた!
20140223215307jiko16.jpg
大変興味深い動画を見つけたのご紹介します。この動画は2014年2月10日に放送された番組で、東日本大震災直後にアメリカ軍が作成した放射能汚染地図の行方を調査した特番です。タイトルは「隠蔽か黙殺か~封印された汚染マップ~」で、24分ほどの長さとなっています。
福島原発事故直後にアメリカが最新の汚染地図を提供していたのに、日本政府がそれを黙殺していたという話はしっかりと覚えておくべきです。それ以外にも福島原発事故直後に関する興味深い話や情報が詰まっている動画なので、時間のある方は是非見てみて下さい。
URL http://saigaijyouhou.com/blog-entry-1878.html
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-2107.html