とうもろこし由来成分に、第4級アンモニウム塩が配合されている可能性が高い
こんなツイートが話題になっていました。
ペットが次々と肝疾患に!・・・ファではじまるスプレーを使っていないか?と獣医から指摘されたらしい
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ガトー・ケイコ@amazakeiko
知人が猫と犬を多頭飼いしているんだけど、その動物たちが次々肝臓疾患になるようになり、主治医の獣医さんから布用消臭スプレーを使っていないかと指摘されたそう。多頭飼いなので、特有の動物臭を部屋から消すために多用していたとのこと。特によく聞くのはファから始まるスプレーらしい。
リツイートが1万近く、お気に入り数が3千人以上です。これは驚き!世の中の関心度が分かります。
筆者の家では愛犬を2頭飼い。飼い主さんならお分かりかとは思いますが、犬種によって独特の臭いがあるんですよね。湿気が強い雨の日や、湿度が高い季節は消臭スプレーを噴霧することがあります。
人間の子どものように接しているので、この話題とても気になりました。
hiromi @hiromidayo
ファのつく消臭スプレー使ったら、目やにがでるようになったので(猫たち)やめたんだよなー。
2015年4月26日 19:44
ざ の人 @zairo21
ファブリーズに使われる「第四級アンモニウム化合物」は健康に影響をさまざまな与える。例を挙げていくと、軽度の皮膚や呼吸器の炎症から皮膚の焼灼性..「【注意喚起】ペットたちが肝臓疾患にかかって病院で聞いたら消臭スプレーの使用を..」 http://togetter.com/li/813334#c1877566
…
アキモフ
@akimof
ペットを飼っている家庭では、ファブリーズは絶対に禁止だって。そもそも怪しい商品だと思うけど、使っている家庭が多いらしいね。
しーたけ @shi_taken
@amazakeiko ファブリーズの安全性についてhttps://www.myrepi.com/tag/myrepi-febreze-faq-safety … …
個々の成分及び製品全体の安全性データについての検討結果から、ファブリーズがペットの目に入ったり、布製品をなめたりして口に入った場合でも、安全性上の問題は特に考えられません。
2015年4月27日 16:40
こんなブログもあった
ファブリーズはペットさえ危険なようです。友人が動物病院で聞いてきた話ですが、そこの病院にファブリーズのせいで、肝臓を悪くして、死亡した犬がいたそうです。
ファブリーズはアメリカでは禁止になっているそうですが、ファブリーズで、ペットも受難だなって思います。やはり、人間も動物も自然が一番いいですね。
我が子のように愛する飼い主にとって、消臭スプレーの問題はとても関心が深いです。
消臭剤のせいだけじゃないんじゃない?
除菌消臭スプレーは危険?
ある自然派(ナチュラル)思考の方が書いたブログには、「除菌消臭スプレー」の成分表があまりにも曖昧過ぎて、色々と調査をした記事が掲載されていました。
消臭剤の成分表はこちら
販売元のP&G社のサイト「よくある質問」にはQ&Aでこのように回答されていました。
Q . 安全性は、どんなふうに確認されているの?
P&Gでは、皮膚刺激性、皮膚感作性、吸入時安全性、誤使用時の安全性(例:目への刺激、誤飲時の安全性)など、通常ファブリーズが使用される状況において考えうる全ての安全性関連事項の検討を行っております。
Q. スプレーした布製品を犬や猫が舐めてしまったり、目に入ってしまっても大丈夫?
個々の成分及び製品全体の安全性データについての検討結果から、ファブリーズがペットの目に入ったり、布製品をなめたりして口に入った場合でも、安全性上の問題は特に考えられません。
万が一、目に入った場合には、念のため多量の水で目をすすぎ、十分に洗い流してください。また、異常な症状があらわれたり続いたりした場合は、獣医師にご相談ください。なお、ファブリーズをペットに対して直接スプレーしないでください。
ブロガーさんの見解は?
消臭剤は食品ではありませんが、噴霧すると鼻や口から吸いこむことになりますし、肌に触れれば肌から成分が吸収される可能性もゼロではないでしょう。しかし、このホームページの成分表にも製品にもしっかりとした成分表示がされていません。
成分表を詳しく見てみると、CMや宣伝で言っている「トウモロコシ由来」の消臭成分と「水」以外は化学物質が含まれているようです。カッコで(有機系)と書いてありましたが、何か有機系なのかいまいちこれだけでは理解できません。
除菌作用は、化学物質である可能性が高い
CM等で天然由来消臭成分配合等と謳っていますが、実際に除菌作用をしているのは、天然成分ではなく化学物質である可能性が非常に高いと思います。
ペット用の消臭剤だったらいいんじゃないの?・・・いえいえ、そういう問題じゃなさそうです。
消臭剤の説明を読んで理解できてますか?
消臭剤には「人畜無害」「毛艶がよくなる」「飲み水に入れるとお腹の調子がよくなる」「皮膚病が治る」などの謳い文句に惹かれて買ってしまうことがあると思います。例えば、人間の赤ちゃんだったらどうですか?赤ちゃんの肌に刺激がないか、安全なのか?・・・などネットで念入りに調べますよね。
こんなペット専用の消臭剤のPR文見たことない?
消臭剤を○○倍に薄めた物を検査してもらい飲料水基準をクリア!ペットが飲んでも安全!
※画像は記事の商品とは関係ありません。
○倍まで薄めたらある程度の商品で飲料水基準なんかクリアできます。おそらく直接のスプレーを推奨し効果をアピールしているショップのほとんどが動物用医薬品ではありませんというはずです。
市販されている消臭・除菌スプレーには、界面活性剤や防腐剤、塩素系の成分が含まれているものが多いようです。誤って目や口に入ってしまったり、肌への刺激になったりすると、大変危険です。
たとえ、直接皮膚などに触れないように気を付けていたとしても、空気に舞ったスプレー成分を呼吸をしたときに鼻から肺に取り込み、それが蓄積されて身体に悪影響を及ぼすということも考えられます。
家族やペットのことを考えると恐ろしい。
「トウモロコシ由来」で安全だと思わせているA!実は危険だった・・・
Aの特徴は、頻繁に洗濯できない布製品(カーテンやカーペットなど)に噴きつけて消臭するスプレータイプの消臭剤で除菌効果もプラスされている。水ベースに、「トウモロコシ由来の成分」「有機系の除菌成分」と表記され、野菜や果物にも含まれる酸と同じ成分を配合しているとアピールしていることで、ユーザーにとって安心だと思われていたのですが・・・。
危険だとされている消臭剤Aは、植物系(トウモロコシ)由来の成分と謳っていますが、実は天然成分ではなく、化学物質が含まれているといわれています。
この製品を使っていると目が痛いなどの症状が起こるケースがあり、それは除菌成分として配合されている「第4級アンモニウム塩」という化学物質が原因のようです。また、臭いをごまかす香料も使用されているので、本当の意味での消臭になっていないかもしれない、とのこと。
※第4級アンモニウム塩…陽イオン界面活性剤で、基本的には非生体向けの消毒薬。主に家具、床などの消毒に用いる。
こんな本が話題になりました・・・『ファブリーズはいらない』
渡辺雄二著・2009年12月発売。衝撃なタイトルですね。
この本が発売された時のインタビュー記事に衝撃的なことが書かれていました。
第4級アンモニウム塩が配合されている可能性が高い
ファブリーズを使っていると、目が痛くなることがあるという声を耳にしました。除菌成分として入っている第四級アンモニウム塩という化学物質が目に入ってしみているのです。第四級アンモニウム塩を含む床用洗浄液を使った後で、アレルギー性ぜんそくが発症するに至った例も。
『トウモロコシ由来』に惑わされてはいけない!
ファブリーズはCMで『トウモロコシ由来消臭成分』配合と謳っていますが、実際に除菌作用をしているのは、天然成分ではなく、化学物質です。また除菌・消臭スプレーは、家庭用品品質表示法の対象外なので、洗濯用洗剤や台所洗剤のように詳細に成分を表示する必要はありません。だから「除菌成分(有機系)」などという曖昧な表示で、第四級アンモニウム塩などの危険な成分が入っていることが多いのです。
身近に忍び寄る化学物質に警鐘を鳴らす『ファブリーズはいらない』 - ライブドアニュース
商品の安全性を検証した『買ってはいけない』がベストセラーになり、消費者の意識に一石を投じてから早十年。その後も「週刊金曜日」誌上をはじめ、危
愛犬に手作りの消臭剤を作ろう!
消臭スプレーが危険なら手作りで作ってしまおう!という発想で、ブログやサイトではペットのための手作り消臭スプレーのレシピがたくさんありました。
【材料】
・エタノール(できれば無水エタノール) 20ml(出来上がり総量の40%)
・水(できれば精製水) 30ml
・精油 20滴~40滴(1~2ml)
・クエン酸小さじ1/2(匂いが気にならなければお酢でも可。お酢の場合は10~15cc)
・スプレー容器/エタノール等の有機溶剤を入れてもよい素材の容器を使用
作り方
① エタノールを計量し、そこへ精油を加えて振り混ぜる。
※精油は油性で水とは混ざりにくいので、先に油分が溶けやすいエタノールと混ぜ合わせます。
② 1に計量した水とクエン酸を加えて振り混ぜる。
※注意
エタノールで変質する危険があるので、100均容器は止めた方がいいようです。◎ガラス容器がベストだとか!
ミョウバンを使った手作り消臭スプレーもいいらしいですよ♪
【材料】
ミョウバン 50g
水 1.5ℓ
【作り方】
ペットボトルに水道水をいれて、ミョウバンをいれ、ガシャガシャ振って混ぜるだけ。 溶けなくても1日置いとけば大丈夫です。スプレーボトルに移し変えて、臭いの元に吹きかけます。
スーパーで「焼きミョウバン・お漬物用」が販売されているので、それがオススメだとか。値段は40g入りで100円程度ですって。
愛犬に手作り
簡単なことから始めよう愛犬の健康、いつもそばにいて癒してくれる愛犬に感謝をこめて。手作り食の簡単レシピ紹介をメインに愛犬と楽しく暮らすための
動物病院が推奨する手作り消臭剤。こちらも参考に!
» 手作り消臭剤で梅雨時期の悪臭を防ごう!!│愛知県知多郡阿久比町・清水動物病院│ペットの病気治療・フィラリア予防・去勢
│ 手作り消臭剤で梅雨時期の悪臭を防ごう!!│フィラリア・病気・ケガ・去勢・避妊、あなたのペットを女性スタッフが暖かくお迎えします。清水動
ファではじまる消臭剤を批判するわけではありません。でも、天然由来をアピールする、あの消臭剤が、成分表が曖昧な点は気になります。私たち人間や愛するペットの健康を害する恐れがあるかどうか、必ず説明書を読んで念入りに調べることが必要ですね。
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cocon☆hanna このユーザーの他の記事を見る
キャリアカウンセラーの道を目指し、資格取得後オンラインカウンセラーとしてデヴュー。WEBライターとして活動をはじめ7年になります。人に「読まれる・読ませる」ライターを目指しています