手元にある「第一次WGIPの実施」と題された「元機密文書」の内容 をいくつか紹介する。
占領下、すべての国内メディアがGHQの命令に従い、虚偽や偏向した 事実を報じたが、まだ軌道修正できていない。
◎【ニッポンの新常識】「陰謀論」報じる体質は“WGIPの呪縛” 「私たちは怒っています!」という抗議は感情論 - ケント・ギルバート氏
法科大学院で、事実と証拠に基づいた論理的思考をたたき込まれた私は、 陰謀論や感情論を目にするとウンザリする。
最近でいえば、私たち「放送法遵守を求める視聴者の会」の活動を、政府 の言論弾圧だと考えるのが陰謀論である。著名なジャーナリスト7人によ る「私たちは怒っています!」という抗議は、 見事な感情論だった。
日本のメディアは陰謀論や感情論を平気で報じるが、その原因は GHQ(連合国軍総司令部)が命じたプレスコード(報道規制)と、規制 の遵守状況監視のために行われた検閲、そして、
「ウォー・ギルト・イン フォメーション・プログラム(WGIP)」にある。
WGIPは大東亜戦争に対する贖罪(しょくざい)意識を日本人に植え 付け、二度と米国に刃向わない国民へと洗脳する目的で行われた。
これは秘匿された政策なので正真正銘の「陰謀」である。日本国憲法第 9条「戦争の放棄」は、その中核と言える。
「お前こそが陰謀論者だ!」と叫びたい人がいるだろう。しかし、私は 機密解除された米公文書を読みながら内容を説明しているだけである。リ アリストの私には、妄想を膨らませて「陰謀論」を 創作・捏造(ねつぞ う)する天賦の才能が備わっていない。
手元にある「第一次WGIPの実施」と題された「元機密文書」の内容 をいくつか紹介する。
《CIE(民間情報教育局)はフィリピン・マニラで日本軍が残虐行為 を行ったという報道資料約1000部を配布し、使用を強力に推奨した》
《CIEが英語で書いた戦争史の和訳が高山書院から「太平洋戦争史」 という題で出版され、10万部が売れた》
《NHKのラジオ番組「真相はこうだ」「真相箱」「質問箱」は、 CIEが脚本を書いた》
いわゆる「南京大虐殺」の証言は、復員兵の告白などではなくCIE職 員の創作である。インターネットで国立国会図書館の近代デジタルライブ ラリー内を検索すれば、書籍名『真相はかうだ 第1 輯』が読める。「南 京での蛮行」は30ページから掲載されているが、信じがたい内容である。
映画界では理研映画の『国民を戦争に駆り立てたのは誰だ』をはじめ、 日本映画社、大映、松竹、東宝の作品がCIEの支援やアドバイスで制作 されたと、「元機密文書」に書いてある。
占領下、すべての国内メディアがGHQの命令に従い、虚偽や偏向した 事実を報じたが、まだ軌道修正できていない。
「真相はこうだ」を放送したNHKがWGIPの検証番組を制作すれ ば、国内メディアの戦後が終わるのかもしれない。
■ケント・ギルバート 米カリフォルニア州弁護士、タレント。 1952年、米アイダホ州生まれ。71年に初来日。自著・共著に『やっ と自虐史観のアホらしさに気づいた日本人』(PHP研
究所)、『危険な 沖縄 親日米国人のホンネ警告』(産経新聞出版)など。
【ZakZak】 2016.04.09 〔情報収録 - 坂元 誠〕
◎【ニッポンの新常識】「陰謀論」報じる体質は“WGIPの呪縛” 「私たちは怒っています!」という抗議は感情論 - ケント・ギルバート氏
法科大学院で、事実と証拠に基づいた論理的思考をたたき込まれた私は、 陰謀論や感情論を目にするとウンザリする。
最近でいえば、私たち「放送法遵守を求める視聴者の会」の活動を、政府 の言論弾圧だと考えるのが陰謀論である。著名なジャーナリスト7人によ る「私たちは怒っています!」という抗議は、 見事な感情論だった。
日本のメディアは陰謀論や感情論を平気で報じるが、その原因は GHQ(連合国軍総司令部)が命じたプレスコード(報道規制)と、規制 の遵守状況監視のために行われた検閲、そして、
「ウォー・ギルト・イン フォメーション・プログラム(WGIP)」にある。
WGIPは大東亜戦争に対する贖罪(しょくざい)意識を日本人に植え 付け、二度と米国に刃向わない国民へと洗脳する目的で行われた。
これは秘匿された政策なので正真正銘の「陰謀」である。日本国憲法第 9条「戦争の放棄」は、その中核と言える。
「お前こそが陰謀論者だ!」と叫びたい人がいるだろう。しかし、私は 機密解除された米公文書を読みながら内容を説明しているだけである。リ アリストの私には、妄想を膨らませて「陰謀論」を 創作・捏造(ねつぞ う)する天賦の才能が備わっていない。
手元にある「第一次WGIPの実施」と題された「元機密文書」の内容 をいくつか紹介する。
《CIE(民間情報教育局)はフィリピン・マニラで日本軍が残虐行為 を行ったという報道資料約1000部を配布し、使用を強力に推奨した》
《CIEが英語で書いた戦争史の和訳が高山書院から「太平洋戦争史」 という題で出版され、10万部が売れた》
《NHKのラジオ番組「真相はこうだ」「真相箱」「質問箱」は、 CIEが脚本を書いた》
いわゆる「南京大虐殺」の証言は、復員兵の告白などではなくCIE職 員の創作である。インターネットで国立国会図書館の近代デジタルライブ ラリー内を検索すれば、書籍名『真相はかうだ 第1 輯』が読める。「南 京での蛮行」は30ページから掲載されているが、信じがたい内容である。
映画界では理研映画の『国民を戦争に駆り立てたのは誰だ』をはじめ、 日本映画社、大映、松竹、東宝の作品がCIEの支援やアドバイスで制作 されたと、「元機密文書」に書いてある。
占領下、すべての国内メディアがGHQの命令に従い、虚偽や偏向した 事実を報じたが、まだ軌道修正できていない。
「真相はこうだ」を放送したNHKがWGIPの検証番組を制作すれ ば、国内メディアの戦後が終わるのかもしれない。
■ケント・ギルバート 米カリフォルニア州弁護士、タレント。 1952年、米アイダホ州生まれ。71年に初来日。自著・共著に『やっ と自虐史観のアホらしさに気づいた日本人』(PHP研
究所)、『危険な 沖縄 親日米国人のホンネ警告』(産経新聞出版)など。
【ZakZak】 2016.04.09 〔情報収録 - 坂元 誠〕