日本の古代のある時期には、1年は2年に数えられていたということです。
「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成28年(2016)3月21日(月曜日、祝日)
通算第4854号
ゾンビ企業、賃金不払い相次ぎ、各地で空前の暴動
鉄鋼、石炭城下町は失業者に溢れ、不穏な空間が漂う
************************
全人代で報告されたゾンビ企業処理とは、鉄鋼、石炭、アルミ、板ガラスなど不況入りの産業を再編と人員整理の効率化だった。
解雇もさりながら、賃金が支払われていない国有企業がやまのように出た。
各地で大規模な労働争議が発生し、暴力沙汰が続き、警官隊が導入されても引き上げず、流血の衝突を繰り返している。
3月初旬から黒竜江省の双?市で発生している抗議行動の暴力化は、ついに警官隊と衝突となり数十名が負傷した。この街は「双?鉱業集団」の城下町。鉄鋼不況のあおりで、労働者への賃金支払いが遅れに遅れており、会社に対する抗議のスローガンはいつしか「政府は不払い賃金を補填せよ」という訴えに変わった。
鞍山鉱山では16万人の従業員を10万人に削減することが発表され、首切りをおそれる労働者が抗議デモを開始し、警官隊との衝突を繰り返した。東北三省の全域は石炭、鉄鋼が主力産業であり、たとえば阜新など各都市で同様な、悲壮ともいえる風景が繰り返されている。多くは旧満州時代、日本が開発した炭鉱町でもある。
断末魔が近い?
読者の声 どくしゃのこえ READERS‘OPINIONS 読者之声
(読者の声1)本年は「神武2086年」か?
・やはり「現場」ですね。
・日向の国、宮崎県に「神武天皇の現場」を見てきました。
・幼時をすごされた狭野の台地は、高千穂の峰をあおぎ、まことに浩然の気に溢れていました。
・そこから、西都原古墳群をへてさらに北東へ、耳川が海にそそぐ美々津の河口、というより小湾は、こじんまりとした天然の良港です。何十艘もの軍船を収容する水軍基地は、南方のっぺりしている日向灘には求めにくいので(根拠地よりやや北にはずれた)この港を、発起地とし、港の沖ふたつの岩礁の間を通って(との言伝えあり)、壮挙に出て、まず北上し、リアス式日豊海岸の浦浦の海上勢力を糾合しながら、ひとまず宇佐へ入ったということでしょうか。
・岸壁には、米内光政の題字で、「日本海軍発祥の地」なるモニュメントがありました。記紀に書き遺されている歴代天皇の崩御年にもとづく「皇紀2600年」記念なのですが、神武天皇などの余りといえば余りな長寿が、史家を悩ませてきました。皇国史観の平泉潔博士も、これにはサジを投げ、「1代30年というのが常識ですから」ということでお茶をにごして、神武即位をBC30年ころに置いています(物語日本史)。
・地元の博物館の展示を見ても、「神武天皇」など、あくまでも学術的なウチの領分では、ゴザイマセン、というごとき風情でした。
・ふしぎな長寿の謎は、ギョーカイのしがらみのない人々によって、すでに解明されています。日本の古代のある時期には、1年は2年に数えられていたということです。「春耕=1年」「秋収=1年」というように。その根拠は、「魏志倭人伝」の注として裴松之372-451が引用している、「魏略」の根本史料、「その俗正歳四時を知らず、ただ春耕秋収を記して年紀となすのみ」。
・この点を最初に注目したのは古田武彦氏(のよう)です。本職建築家の長浜浩明氏は、さらに綿密な考察をくわえ、神武天皇即位をBC70年と計算しています。すなわち本年は、神武紀元「JM2086」年であります。
・長浜氏の著書は、戦後の建築工事ボーリングから明らかになった大阪平野の発達史が、東征行路の伝承に不思議に一致すること、東亜諸民族のDNA分布などの、新しい知見を駆使しながら、神武東征の史実たる事を主張し、諸家の臆説を撫で切りにして往年の邪馬台国論争にも数個の打撃をくわえ、日本国家の起源理解にひとつの道筋、古代史の新パラダイムを開いています。
・たとえばその一冊、『国民のための建国史―すっきり分かる日本の国のはじまりと成り立ち』。これは本の腰巻の販促宣伝ですが、<目からウロコ 科学的論理的に解明した古代史の真実 これまでの通説のウソ―なぜウソか、どこがウソか?>。また、<混迷する古代史界に正気を取り戻す>。
・長浜説の肯綮は、従来の諸説が意識的ないし無意識的に囚われている、日本を「シナ文明の従属的辺境」におく思考を、徹底的に排除したところにあると見ました。
・日本にはなかったはずの旧石器時代、岩宿の発見というブレークスルーのあと、続々と遺物遺跡がでました。
・神武の東征も、今後、ひろく傍証が蒐集され、(NK先生、OH先生の所論をふくむ)臆説が淘汰され、史実と認定されて教科書にものる、これは静かな驚天動地で、日本を変えます。
素人の夢想ながら。
(石川県、三猫匹)
♪
(読者の声2)第27回 家村中佐の兵法講座「兵法書として読む『古事記』『日本書紀』」のご案内です。
日本で現存する最古の史書とされる『古事記』『日本書紀』は、単なる国造りの神話や物語ではありません。そこには、遠い昔から今に伝わる日本人の戦争観や武力行使のあり方、優れた戦略・戦術や軍隊の指揮・統率など、現代社会においても十分に役立つ「最高の兵法書」としての教えが数多あります。こうした先人たちの英知を図や絵を用いながら分かりやすく解説いたします。
今回は、神武天皇の東征とは、どのような戦いであったのか、その戦略・戦術などについてです。
記
日 時: 4月16日(土)12:30開場、13:00開演(15:30終了予定)
場 所: 靖国会館 2階 田安の間
講 師: 家村和幸(日本兵法研究会会長、元陸上自衛隊戦術教官・予備2等陸佐)
演 題: 第1話 神武東征
参加費:1,000円(会員は500円、高校生以下無料)
お申込:MAIL info@heiho-ken.sakura.ne.jp
FAX 03-3389-6278(件名「兵法講座」にてご連絡ください。配布資料準備のため、つとめて事前申込みをお願いします)
♪
(読者の声3)日立の英国向け新型高速鉄道車両が先日公開され、日本のテレビ各局もニュースで取り上げています。2018年からロンドンとスコットランドを結ぶ路線で使用される車両です。
https://www.youtube.com/watch?v=-r9WRaWsecc (NHK)
https://www.youtube.com/watch?v=HMJhuN5c9uc (ANN)
ヴァージン航空傘下"Virgin Trains East Coast" のWEBサイトでも大きく取り上げられていました。
https://www.virgintrainseastcoast.com/news/new-announcement/
https://www.youtube.com/watch?v=fSXl4kQbuR4
東海岸を走るということから日本語で「あづま・AZUMA」。さらに HITACHIのロゴまで入れるという日本の製品に対する信頼とともに、英国に雇用をもたらすという面も強調しています。
一方、中国の高速鉄道、インドネシア事業の先行きは工事の認可も下りず用地買収もできず、おそらくはフィリピンの都市鉄道と同様に事業放棄で撤退でしょう。
中国高速鉄道の手抜き工事は有名ですが、ネットで紹介されていた映像は衝撃的。2011年に一部区間が開通した広州―深せんー香港間の高速鉄道の鉄橋の基礎がボロボロ。2013年に中国のニュースで報道されたものです。
https://www.youtube.com/watch?v=AxdXf0mqvd4
鉄橋の基礎といえば岩盤層まで何メートルもあるのが普通なのに、映像では川床の上に見た目だけの基礎が乗っかっているだけ。しかも砂利・ビニール・大きな石まで混ぜ込み強度はほとんど期待できないレベル。
洪水級の大雨が何度かあれば川底をさらわれ橋脚が崩壊してもおかしくない。中国の高速鉄道に乗るなら開通直後というのも納得。数年後にはあちこちで大事故が発生することでしょう。
(PB生、千葉)
♪
(読者の声4)4月3日は神武天皇祭、初代天皇であらせられます神武天皇さまが崩御あそばされました日です。
今年は二千六百年祭となります。天皇皇后両陛下におかせられましては、神武天皇二千六百年祭の御為、4月2日より4日までの御日程にて、奈良県を行幸啓あそばされます。
両陛下の皇居御発および皇居御着に際しまして、臣等、尊皇の赤誠を込めた聖壽萬歳を高らかに唱えまして、奉送迎いたしたいと熱望いたしております。
【奉送日時】
4月2日(土)午前11時30分頃御発の御予定ですから、11時10分までには集まり列を整えます。
【奉迎日時】
4月4日(月)午後6時45分頃御着の御予定ですから、6時25分までには集まり列を整えます
【奉送迎の場所】
皇居前広場(二重橋前)
以上、一人でも多くの方々の御参加を願い、御案内いたします。
なお、奉送迎に参加できない方も、4月3日には神武天皇さまの聖徳を御偲び申し上げ、奉謝の赤誠を捧げてください。
(三澤浩一)
宮崎正弘の新刊案内 http://miyazaki.xii.jp/saisinkan/index.html
宮崎正弘のロングセラー
***********
『中国大失速、日本大激動』(文藝社、1620円)
『「中国の終わり」にいよいよ備え始めた世界』(徳間書店、1080円)
『アジアインフラ投資銀行の凄惨な末路』(PHP研究所、999円)
『日本が在日米軍を買収し、第七艦隊を吸収・合併する日』(ビジネス社)
『中国、韓国は自滅し、アジアの時代がやってくる!』(海竜社、1080円)
『中国大破綻 ついに失われる20年に突入する』(PHP研究所、1404円)
『日本と世界を動かす悪の「孫子」』(ビジネス社。1188円)
『吉田松陰が復活する』(並木書房、定価1620円)
『中国・韓国を“本気で”見捨て始めた世界』(徳間書店 1080円)
『台湾烈々 世界一の親日国家がヤバイ』(ビジネス社、1188円)
『「中国の時代」は終わった』(海竜社、定価1080円)
『中国共産党、三年以内に崩壊する!?』(海竜社、1080円)
『中国バブル崩壊が始まった』(海竜社、1080円)
『中国 大嘘つき国家の犯罪』(文芸社文庫、713円)
<宮崎正弘の対談シリーズ>
++++++++++++
宮崎正弘 v 馬渕睦夫『世界戦争をしかける市場の正体』(ビジネス社、1188円)
宮崎正弘 v 室谷克実『悪あがきを繰り返し突然死の危機に陥る中国と韓国』(徳間書店)
宮崎正弘 v 宮脇淳子 『中国壊死』(ビジネス社、1188円)
宮崎正弘 v 石 平 『私たちの予測した通りいよいよ自壊する中国』(ワック)
宮崎正弘 v 渡邊哲也 『激動する世界経済!』(ワック、994円)
宮崎正弘 v 室谷克実 『日本に惨敗しついに終わる中国と韓国』(徳間書店)
宮崎正弘 v 小川榮太郎 『保守の原点』(海竜社。1620円)
宮崎正弘 v 室谷克実 『仲良く自滅する中国と韓国』(徳間書店、1080円)
宮崎正弘 v 川口マーン惠美 『なぜ中国人とドイツ人は馬が合うのか?』(ワック)
宮崎正弘 v 石平 『2015年 中国の真実』(ワック、シリーズ第五弾)
宮崎正弘 v 大竹慎一 『中国崩壊で日本はこうなる』(1512円。徳間書店)
宮崎正弘 v 西部遭 『日米安保五十年』(海竜社)
宮崎正弘 v 黄文雄 『世界が知らない中国人の野蛮』(徳間書店)
宮崎正弘 v 佐藤優 『猛毒国家に囲まれた日本』(海竜社)
宮崎正弘のホームページ http://miyazaki.xii.jp/
(C)有限会社・宮崎正弘事務所 2016 ◎転送自由。転載の場合、出典を明示
平成28年(2016)3月21日(月曜日、祝日)
通算第4854号
ゾンビ企業、賃金不払い相次ぎ、各地で空前の暴動
鉄鋼、石炭城下町は失業者に溢れ、不穏な空間が漂う
************************
全人代で報告されたゾンビ企業処理とは、鉄鋼、石炭、アルミ、板ガラスなど不況入りの産業を再編と人員整理の効率化だった。
解雇もさりながら、賃金が支払われていない国有企業がやまのように出た。
各地で大規模な労働争議が発生し、暴力沙汰が続き、警官隊が導入されても引き上げず、流血の衝突を繰り返している。
3月初旬から黒竜江省の双?市で発生している抗議行動の暴力化は、ついに警官隊と衝突となり数十名が負傷した。この街は「双?鉱業集団」の城下町。鉄鋼不況のあおりで、労働者への賃金支払いが遅れに遅れており、会社に対する抗議のスローガンはいつしか「政府は不払い賃金を補填せよ」という訴えに変わった。
鞍山鉱山では16万人の従業員を10万人に削減することが発表され、首切りをおそれる労働者が抗議デモを開始し、警官隊との衝突を繰り返した。東北三省の全域は石炭、鉄鋼が主力産業であり、たとえば阜新など各都市で同様な、悲壮ともいえる風景が繰り返されている。多くは旧満州時代、日本が開発した炭鉱町でもある。
断末魔が近い?
読者の声 どくしゃのこえ READERS‘OPINIONS 読者之声
(読者の声1)本年は「神武2086年」か?
・やはり「現場」ですね。
・日向の国、宮崎県に「神武天皇の現場」を見てきました。
・幼時をすごされた狭野の台地は、高千穂の峰をあおぎ、まことに浩然の気に溢れていました。
・そこから、西都原古墳群をへてさらに北東へ、耳川が海にそそぐ美々津の河口、というより小湾は、こじんまりとした天然の良港です。何十艘もの軍船を収容する水軍基地は、南方のっぺりしている日向灘には求めにくいので(根拠地よりやや北にはずれた)この港を、発起地とし、港の沖ふたつの岩礁の間を通って(との言伝えあり)、壮挙に出て、まず北上し、リアス式日豊海岸の浦浦の海上勢力を糾合しながら、ひとまず宇佐へ入ったということでしょうか。
・岸壁には、米内光政の題字で、「日本海軍発祥の地」なるモニュメントがありました。記紀に書き遺されている歴代天皇の崩御年にもとづく「皇紀2600年」記念なのですが、神武天皇などの余りといえば余りな長寿が、史家を悩ませてきました。皇国史観の平泉潔博士も、これにはサジを投げ、「1代30年というのが常識ですから」ということでお茶をにごして、神武即位をBC30年ころに置いています(物語日本史)。
・地元の博物館の展示を見ても、「神武天皇」など、あくまでも学術的なウチの領分では、ゴザイマセン、というごとき風情でした。
・ふしぎな長寿の謎は、ギョーカイのしがらみのない人々によって、すでに解明されています。日本の古代のある時期には、1年は2年に数えられていたということです。「春耕=1年」「秋収=1年」というように。その根拠は、「魏志倭人伝」の注として裴松之372-451が引用している、「魏略」の根本史料、「その俗正歳四時を知らず、ただ春耕秋収を記して年紀となすのみ」。
・この点を最初に注目したのは古田武彦氏(のよう)です。本職建築家の長浜浩明氏は、さらに綿密な考察をくわえ、神武天皇即位をBC70年と計算しています。すなわち本年は、神武紀元「JM2086」年であります。
・長浜氏の著書は、戦後の建築工事ボーリングから明らかになった大阪平野の発達史が、東征行路の伝承に不思議に一致すること、東亜諸民族のDNA分布などの、新しい知見を駆使しながら、神武東征の史実たる事を主張し、諸家の臆説を撫で切りにして往年の邪馬台国論争にも数個の打撃をくわえ、日本国家の起源理解にひとつの道筋、古代史の新パラダイムを開いています。
・たとえばその一冊、『国民のための建国史―すっきり分かる日本の国のはじまりと成り立ち』。これは本の腰巻の販促宣伝ですが、<目からウロコ 科学的論理的に解明した古代史の真実 これまでの通説のウソ―なぜウソか、どこがウソか?>。また、<混迷する古代史界に正気を取り戻す>。
・長浜説の肯綮は、従来の諸説が意識的ないし無意識的に囚われている、日本を「シナ文明の従属的辺境」におく思考を、徹底的に排除したところにあると見ました。
・日本にはなかったはずの旧石器時代、岩宿の発見というブレークスルーのあと、続々と遺物遺跡がでました。
・神武の東征も、今後、ひろく傍証が蒐集され、(NK先生、OH先生の所論をふくむ)臆説が淘汰され、史実と認定されて教科書にものる、これは静かな驚天動地で、日本を変えます。
素人の夢想ながら。
(石川県、三猫匹)
♪
(読者の声2)第27回 家村中佐の兵法講座「兵法書として読む『古事記』『日本書紀』」のご案内です。
日本で現存する最古の史書とされる『古事記』『日本書紀』は、単なる国造りの神話や物語ではありません。そこには、遠い昔から今に伝わる日本人の戦争観や武力行使のあり方、優れた戦略・戦術や軍隊の指揮・統率など、現代社会においても十分に役立つ「最高の兵法書」としての教えが数多あります。こうした先人たちの英知を図や絵を用いながら分かりやすく解説いたします。
今回は、神武天皇の東征とは、どのような戦いであったのか、その戦略・戦術などについてです。
記
日 時: 4月16日(土)12:30開場、13:00開演(15:30終了予定)
場 所: 靖国会館 2階 田安の間
講 師: 家村和幸(日本兵法研究会会長、元陸上自衛隊戦術教官・予備2等陸佐)
演 題: 第1話 神武東征
参加費:1,000円(会員は500円、高校生以下無料)
お申込:MAIL info@heiho-ken.sakura.ne.jp
FAX 03-3389-6278(件名「兵法講座」にてご連絡ください。配布資料準備のため、つとめて事前申込みをお願いします)
♪
(読者の声3)日立の英国向け新型高速鉄道車両が先日公開され、日本のテレビ各局もニュースで取り上げています。2018年からロンドンとスコットランドを結ぶ路線で使用される車両です。
https://www.youtube.com/watch?v=-r9WRaWsecc (NHK)
https://www.youtube.com/watch?v=HMJhuN5c9uc (ANN)
ヴァージン航空傘下"Virgin Trains East Coast" のWEBサイトでも大きく取り上げられていました。
https://www.virgintrainseastcoast.com/news/new-announcement/
https://www.youtube.com/watch?v=fSXl4kQbuR4
東海岸を走るということから日本語で「あづま・AZUMA」。さらに HITACHIのロゴまで入れるという日本の製品に対する信頼とともに、英国に雇用をもたらすという面も強調しています。
一方、中国の高速鉄道、インドネシア事業の先行きは工事の認可も下りず用地買収もできず、おそらくはフィリピンの都市鉄道と同様に事業放棄で撤退でしょう。
中国高速鉄道の手抜き工事は有名ですが、ネットで紹介されていた映像は衝撃的。2011年に一部区間が開通した広州―深せんー香港間の高速鉄道の鉄橋の基礎がボロボロ。2013年に中国のニュースで報道されたものです。
https://www.youtube.com/watch?v=AxdXf0mqvd4
鉄橋の基礎といえば岩盤層まで何メートルもあるのが普通なのに、映像では川床の上に見た目だけの基礎が乗っかっているだけ。しかも砂利・ビニール・大きな石まで混ぜ込み強度はほとんど期待できないレベル。
洪水級の大雨が何度かあれば川底をさらわれ橋脚が崩壊してもおかしくない。中国の高速鉄道に乗るなら開通直後というのも納得。数年後にはあちこちで大事故が発生することでしょう。
(PB生、千葉)
♪
(読者の声4)4月3日は神武天皇祭、初代天皇であらせられます神武天皇さまが崩御あそばされました日です。
今年は二千六百年祭となります。天皇皇后両陛下におかせられましては、神武天皇二千六百年祭の御為、4月2日より4日までの御日程にて、奈良県を行幸啓あそばされます。
両陛下の皇居御発および皇居御着に際しまして、臣等、尊皇の赤誠を込めた聖壽萬歳を高らかに唱えまして、奉送迎いたしたいと熱望いたしております。
【奉送日時】
4月2日(土)午前11時30分頃御発の御予定ですから、11時10分までには集まり列を整えます。
【奉迎日時】
4月4日(月)午後6時45分頃御着の御予定ですから、6時25分までには集まり列を整えます
【奉送迎の場所】
皇居前広場(二重橋前)
以上、一人でも多くの方々の御参加を願い、御案内いたします。
なお、奉送迎に参加できない方も、4月3日には神武天皇さまの聖徳を御偲び申し上げ、奉謝の赤誠を捧げてください。
(三澤浩一)
宮崎正弘の新刊案内 http://miyazaki.xii.jp/saisinkan/index.html
宮崎正弘のロングセラー
***********
『中国大失速、日本大激動』(文藝社、1620円)
『「中国の終わり」にいよいよ備え始めた世界』(徳間書店、1080円)
『アジアインフラ投資銀行の凄惨な末路』(PHP研究所、999円)
『日本が在日米軍を買収し、第七艦隊を吸収・合併する日』(ビジネス社)
『中国、韓国は自滅し、アジアの時代がやってくる!』(海竜社、1080円)
『中国大破綻 ついに失われる20年に突入する』(PHP研究所、1404円)
『日本と世界を動かす悪の「孫子」』(ビジネス社。1188円)
『吉田松陰が復活する』(並木書房、定価1620円)
『中国・韓国を“本気で”見捨て始めた世界』(徳間書店 1080円)
『台湾烈々 世界一の親日国家がヤバイ』(ビジネス社、1188円)
『「中国の時代」は終わった』(海竜社、定価1080円)
『中国共産党、三年以内に崩壊する!?』(海竜社、1080円)
『中国バブル崩壊が始まった』(海竜社、1080円)
『中国 大嘘つき国家の犯罪』(文芸社文庫、713円)
<宮崎正弘の対談シリーズ>
++++++++++++
宮崎正弘 v 馬渕睦夫『世界戦争をしかける市場の正体』(ビジネス社、1188円)
宮崎正弘 v 室谷克実『悪あがきを繰り返し突然死の危機に陥る中国と韓国』(徳間書店)
宮崎正弘 v 宮脇淳子 『中国壊死』(ビジネス社、1188円)
宮崎正弘 v 石 平 『私たちの予測した通りいよいよ自壊する中国』(ワック)
宮崎正弘 v 渡邊哲也 『激動する世界経済!』(ワック、994円)
宮崎正弘 v 室谷克実 『日本に惨敗しついに終わる中国と韓国』(徳間書店)
宮崎正弘 v 小川榮太郎 『保守の原点』(海竜社。1620円)
宮崎正弘 v 室谷克実 『仲良く自滅する中国と韓国』(徳間書店、1080円)
宮崎正弘 v 川口マーン惠美 『なぜ中国人とドイツ人は馬が合うのか?』(ワック)
宮崎正弘 v 石平 『2015年 中国の真実』(ワック、シリーズ第五弾)
宮崎正弘 v 大竹慎一 『中国崩壊で日本はこうなる』(1512円。徳間書店)
宮崎正弘 v 西部遭 『日米安保五十年』(海竜社)
宮崎正弘 v 黄文雄 『世界が知らない中国人の野蛮』(徳間書店)
宮崎正弘 v 佐藤優 『猛毒国家に囲まれた日本』(海竜社)
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(C)有限会社・宮崎正弘事務所 2016 ◎転送自由。転載の場合、出典を明示