腸に何とかしてもらう
花粉症もストレスも。みんな腸に何とかしてもらうために食べるべき物
2016年3月5日2016年3月4日 51
「第2の脳」とも言われる腸。腸内環境を整えることで免疫力が上がったり、ストレスを遠ざけたりできることがわかってきています。でも、どう整えれば? そんな疑問とも今日でサヨナラです。無料メ
ルマガ『美容と健康ひとくちメモ』に、腸に効く食べ物や簡単エクササイズが紹介されています。
セロトニンの分泌を増やそう!!
ストレスを感じ始めた途端、下痢や便秘をしてしまうことがあるのは、脳と腸が約2000本の神経で結ばれており、お互いに情報が行き来しているからなのだそうです。
脳内の神経伝達物質のひとつであるセロトニンは、90%以上が腸で作られているといわれていて、腸内環境を整えることで、脳が活性化してきたり、落ち着きや心地よさ、満足感などを感じストレスを感じにくい状況を作り出すことができるらしいです。
セロトニンの素になるのは、トリプトファンという体内で合成できない必須アミノ酸で、食物から摂取するしか取り入れる方法はないそう。
セロトニンの分泌は、朝、日光を浴びる、ウォーキングなどの一定のリズムを伴った運動、ゆっくり回したり伸ばしたりする首のストレッチ、などをすることによって活発に分泌され始め、活動をするのに適した状態になるのだそうです。
腸を温めよう!!
冬でも冷えたジュースやビールが大好き、アイスクリームを頻繁にたくさん食べている方、冷たいもので腸を冷やし過ぎると、免疫組織から細菌が白血球に取り込まれ、免疫機能が低下するそうです。冷えは体を萎縮させ、気、血、津液(汗や唾液などの体内のすべての体液)の循環を滞らせてしまうらしいです。
気、血、津液は、人間が生きていくのに必要な酸素やさまざまな栄養源を運んだり、不必要なものや悪いものを外へ運ぶ大事な役目を果たしているそうですが、その循環が悪くなると、栄養が行き渡らなくなったり、酸素が補給されなかったり、また不必要なものが排出されなかったりと、体にとってはありがたくない問題が出てきてしまい、その結果として、体はさまざまな痛みや不快感というSOSのサインを発するのだそうです。
特にアレルギー体質で悩んでいる方は、冷たい食べ物と飲み物を摂り過ぎないように注意しましょうとのこと。
発酵食品で免疫力を上げよう!!
腸の状態を良くして、免疫力を上げてくれるのが発酵食品ですが、その歴史は古く、今から数千年前中央アジアの遊牧民が家畜の乳を搾り、しばらく放置した後で飲もうとしたところ透明な液体と白いかたまりになっていて、試しに舐めてみると、酸味を持つ独特の旨さがあったのだそう。これが発酵食品の起源であると考えられているそうです。
微生物の力によって、元の食材にはない美味しさや、有効成分を加えて栄養価を高くしたものといえ、代表的なものとして、ヨーグルトがありますが、乳酸菌と果物を一緒に摂ると酵素が活性化して、働きがグーンとアップするので、ヨーグルトを合わせたミックスジュースは特によいそうです。
また、ぬか漬けやキムチ、納豆も、伝統的な発酵食品で、毎日食べ続けることで、腸内の善玉菌が増えて、免疫力もアップされるそうですよ。
『美容と健康ひとくちメモ』
日常の何気ない食物にも意外な効用を持つものがあります。そんなちょっとしたうんちくを日刊でお送りします。
http://www.mag2.com/p/news/153207?utm_medium=email&utm_source=mag_W000000015_thu&utm_campaign=mag_9999_0310&l=fox08dd07c
【薬に頼らない花粉症対策】キンカンを皮ごと食べて春を乗り切る
2015年3月22日
あたたかくなるのは嬉しいですが、花粉症や年度末の忙しさでイライラしている人も多いのでは?そんな方には現役鍼灸師・のぶ先生が勧めるのが、皮ごと食べられるキンカン。風邪の予防にも効果があるそうですよ。
春にもキンカン
『鍼灸師・のぶ先生の「カラダ暦♪」』 Vol.108より一部抜粋
かんきつ類として扱われるキンカンは、じつは「柑橘属」ではなく「金柑属」に分類されるちょっと異質な存在です。
特徴はミカン類などとちがい、果肉ばかりでなく「皮」ごとたべられること。やわらかい皮はほのかな苦みとゆたかな香りと甘み、そしてちょびっと酸味を感じます。
皮ごとたべられるキンカンの旬は冬ですが、カラダのゆるむ=抵抗力のおちる春こそキンカンをときどき召し上がっていただきたいです。
キンカンは皮に含まれる食物繊維のほか、豊富にビタミンC・Eをふくみ風邪の予防やお肌の美容にも効果があり疲労回復にも役立ちます。また豊かな香りと豊富なカルシウムのおかげで春のイライラをおさめてくれます。
あたたかい地方で収穫されるキンカンは室温でおいておけますし、小ぶりで手も汚れませんからチョコチョコ手を伸ばすことのできるおやつになります。ジャムや甘露煮にされることも多いですが、生のものをそのままたべてもフレッシュな香りとみずみずしさをたのしめます。
春の風邪や花粉症・忙しさのイライラや疲れを「小つぶでもたよりになる」キンカンで解消しましょう。
『鍼灸師・のぶ先生の「カラダ暦♪」』 Vol.108より一部抜粋
『鍼灸師・のぶ先生の「カラダ暦♪」』
著者/のぶ先生
臨床歴20年の鍼灸師。東京都杉並区在住。「やさしい鍼」という流儀で治療を行っている。小学生の娘2人をもつ、子育て真っ最中のパパでもある。メルマガには季節にあった体に負担のかからない暮らし方、食事のとり方が書かれているので、そのとおりに過ごせば病知らずです。
2016年3月5日2016年3月4日 51
「第2の脳」とも言われる腸。腸内環境を整えることで免疫力が上がったり、ストレスを遠ざけたりできることがわかってきています。でも、どう整えれば? そんな疑問とも今日でサヨナラです。無料メ
ルマガ『美容と健康ひとくちメモ』に、腸に効く食べ物や簡単エクササイズが紹介されています。
セロトニンの分泌を増やそう!!
ストレスを感じ始めた途端、下痢や便秘をしてしまうことがあるのは、脳と腸が約2000本の神経で結ばれており、お互いに情報が行き来しているからなのだそうです。
脳内の神経伝達物質のひとつであるセロトニンは、90%以上が腸で作られているといわれていて、腸内環境を整えることで、脳が活性化してきたり、落ち着きや心地よさ、満足感などを感じストレスを感じにくい状況を作り出すことができるらしいです。
セロトニンの素になるのは、トリプトファンという体内で合成できない必須アミノ酸で、食物から摂取するしか取り入れる方法はないそう。
セロトニンの分泌は、朝、日光を浴びる、ウォーキングなどの一定のリズムを伴った運動、ゆっくり回したり伸ばしたりする首のストレッチ、などをすることによって活発に分泌され始め、活動をするのに適した状態になるのだそうです。
腸を温めよう!!
冬でも冷えたジュースやビールが大好き、アイスクリームを頻繁にたくさん食べている方、冷たいもので腸を冷やし過ぎると、免疫組織から細菌が白血球に取り込まれ、免疫機能が低下するそうです。冷えは体を萎縮させ、気、血、津液(汗や唾液などの体内のすべての体液)の循環を滞らせてしまうらしいです。
気、血、津液は、人間が生きていくのに必要な酸素やさまざまな栄養源を運んだり、不必要なものや悪いものを外へ運ぶ大事な役目を果たしているそうですが、その循環が悪くなると、栄養が行き渡らなくなったり、酸素が補給されなかったり、また不必要なものが排出されなかったりと、体にとってはありがたくない問題が出てきてしまい、その結果として、体はさまざまな痛みや不快感というSOSのサインを発するのだそうです。
特にアレルギー体質で悩んでいる方は、冷たい食べ物と飲み物を摂り過ぎないように注意しましょうとのこと。
発酵食品で免疫力を上げよう!!
腸の状態を良くして、免疫力を上げてくれるのが発酵食品ですが、その歴史は古く、今から数千年前中央アジアの遊牧民が家畜の乳を搾り、しばらく放置した後で飲もうとしたところ透明な液体と白いかたまりになっていて、試しに舐めてみると、酸味を持つ独特の旨さがあったのだそう。これが発酵食品の起源であると考えられているそうです。
微生物の力によって、元の食材にはない美味しさや、有効成分を加えて栄養価を高くしたものといえ、代表的なものとして、ヨーグルトがありますが、乳酸菌と果物を一緒に摂ると酵素が活性化して、働きがグーンとアップするので、ヨーグルトを合わせたミックスジュースは特によいそうです。
また、ぬか漬けやキムチ、納豆も、伝統的な発酵食品で、毎日食べ続けることで、腸内の善玉菌が増えて、免疫力もアップされるそうですよ。
『美容と健康ひとくちメモ』
日常の何気ない食物にも意外な効用を持つものがあります。そんなちょっとしたうんちくを日刊でお送りします。
http://www.mag2.com/p/news/153207?utm_medium=email&utm_source=mag_W000000015_thu&utm_campaign=mag_9999_0310&l=fox08dd07c
【薬に頼らない花粉症対策】キンカンを皮ごと食べて春を乗り切る
2015年3月22日
あたたかくなるのは嬉しいですが、花粉症や年度末の忙しさでイライラしている人も多いのでは?そんな方には現役鍼灸師・のぶ先生が勧めるのが、皮ごと食べられるキンカン。風邪の予防にも効果があるそうですよ。
春にもキンカン
『鍼灸師・のぶ先生の「カラダ暦♪」』 Vol.108より一部抜粋
かんきつ類として扱われるキンカンは、じつは「柑橘属」ではなく「金柑属」に分類されるちょっと異質な存在です。
特徴はミカン類などとちがい、果肉ばかりでなく「皮」ごとたべられること。やわらかい皮はほのかな苦みとゆたかな香りと甘み、そしてちょびっと酸味を感じます。
皮ごとたべられるキンカンの旬は冬ですが、カラダのゆるむ=抵抗力のおちる春こそキンカンをときどき召し上がっていただきたいです。
キンカンは皮に含まれる食物繊維のほか、豊富にビタミンC・Eをふくみ風邪の予防やお肌の美容にも効果があり疲労回復にも役立ちます。また豊かな香りと豊富なカルシウムのおかげで春のイライラをおさめてくれます。
あたたかい地方で収穫されるキンカンは室温でおいておけますし、小ぶりで手も汚れませんからチョコチョコ手を伸ばすことのできるおやつになります。ジャムや甘露煮にされることも多いですが、生のものをそのままたべてもフレッシュな香りとみずみずしさをたのしめます。
春の風邪や花粉症・忙しさのイライラや疲れを「小つぶでもたよりになる」キンカンで解消しましょう。
『鍼灸師・のぶ先生の「カラダ暦♪」』 Vol.108より一部抜粋
『鍼灸師・のぶ先生の「カラダ暦♪」』
著者/のぶ先生
臨床歴20年の鍼灸師。東京都杉並区在住。「やさしい鍼」という流儀で治療を行っている。小学生の娘2人をもつ、子育て真っ最中のパパでもある。メルマガには季節にあった体に負担のかからない暮らし方、食事のとり方が書かれているので、そのとおりに過ごせば病知らずです。