2015年は、歴史上もっとも気温が高くなった年。気候変動は真実です。問題は今起こっています。
ディカプリオ、オスカー初受賞スピーチ「巨大な企業より私たちの子孫のことを考える政治家を
2016-03-03 13:30:23
Everyone says I love you !
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/278f5ab133da37c6083b74d933e83941より転載
レオナルド・ディカプリオ、オスカー初受賞スピーチ「巨大な企業より私たちの子孫のことを考える政治家を」
2016年03月02日
2016年2月29日(日本時間)に行われたアカデミー賞授賞式で、俳優のレオナルド・ディカプリオが「主演男優賞」を受賞しました。
2016アカデミー主演男優賞受賞式、同時通訳付き。
オスカーを獲得したディカプリオを見守るスターたちの嬉しそうな表情が最高!
タイタニックで共演し、二人とも候補にもなれなかった盟友ケイト・ウィンスレットの表情には泣ける!
これまで5度ノミネートされたことがあった彼ですが、オスカーを手にしたのはこれが初めて。
子役時代から天才の名を欲しいままにし、19歳のときに出演した青春映画『ギルバート・グレイプ』で、助演男優賞候補としてその名まえが挙げられれてから22年。
無冠の帝王がついにアカデミー賞を受賞しました。
そして、スピーチでは、関係者への感謝のほか、環境に関する話題も。
「映画を超越した体験を、
ありがとう」。
「みなさん、本当にありがとうございます。アカデミー賞やここにいるみんなに感謝を。その他の受賞候補者にも祝福を。
『レヴェナント: 蘇えりし者』は、最高のキャストとクルーのたゆまぬ努力によってつくられた作品です。
まずは、ブラザーの努力に。トム・ハーディ、スクリーンで見えるあなたの才能に唯一勝るものがあるとすれば、そこには写らない気配りでしょう。
アレハンドロ・イニャリトゥ監督、あなたはこの2年で、映画史に自分の道を刻み、その世界を広げることに成功しました。映画を超越した体験をありがとう。
そして、フォックスやリージェンシー・エンタープライズのみんな、すべてのチームにも。これまで関わったあらゆる人たちにも感謝しなければ。両親や友だち、愛する人、誰のことかわかりますね?誰一人欠けてもこの偉業は成し遂げられなかったでしょう」
字幕付き動画です。
「最後に一つだけ」。
「この映画は、自然界にいる男たちを描いた作品です。2015年は、歴史上もっとも気温が高くなった年。私たちは雪を見つけるために南極まで行かなければなりませんでした。気候変動は真実です。問題は今起こっています。何よりも急速に、生けるものすべてを脅かしかねない課題です。先延ばしするのはやめて、みな一丸となる必要があります。世界のリーダーたちをサポートをするべきです。
人を想い、その土地の住人たちを大切にする人々を。強欲な政治による気候変動の影響を一身に受け、恵まれない環境を強いられている人々のために動く指導者たちを。私たちの子孫のことを考えて行動する政治家を。
今夜の受賞に感謝します。この星があって当たり前と思わないで下さい。私にとって、今夜の受賞は当然のことではありません。ありがとうございました」。
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嵐・二宮がアカデミー賞のスピーチで山田洋次監督を無視して「ジャニーさんとメリーさんとジュリーさん」にお礼の言葉述べ、大顰蹙!
リテラ 2016/3/6 08:00
先日4日に発表された第39回日本アカデミー賞。最優秀主演男優賞には嵐のニ宮和也が選ばれた。昨年の岡田准一に続いてジャニーズタレントの受賞。映画界までがジャニーズ依存に陥っているこの状況には暗澹とした気持ちになるが、しかし、発表前のテレビ局の煽り方を見ていると、二宮の受賞自体は予想の範囲内といえるものだった。
驚いたのはそれよりも、受賞時に行われた二宮のスピーチだ。中継した日本テレビでは、なぜかほんの一部しか放送しなかったが、その内容は今までアカデミー賞の授賞式で聞いたことのないものだった。
名前を呼ばれた二宮は小走りで壇上に駆け上がり、トロフィーを受け取ると、まず、岡田から「次はおまえだ」と言われていたことを明かし、「嵐のメンバーも喜んでくれているはず」と、仲の良さを強調した。
いきなり、ジャニーズの話か、と思っていると、二宮はさらにこう続けたのだ。
「そしてジャニーさんとメリーさんとジュリーさんと、今までずっと迷惑をかけてきた人たちに、これでちょっとは恩返しができたかなと思うと、すごくありがたく、また頑張っていこうと思っています」
こういう場合は「この作品にかかわった共演者、スタッフのみなさんのおかげです」というのが普通。ところが、そんな言葉は一言もなく、「ジャニーさんとメリーさんとジュリーさん」、つまり自分の所属プロダクションの社長と副社長3人の名前だけを並べてお礼を述べ、スピーチを締めてしまったのだ。山田洋次監督にも、吉永小百合ら共演者にも、現場を支えたスタッフにもまったく触れることはなかった。
いくらなんでも、これはありえないだろう。そんなところから、ネットでは「どうせメリーかジュリーに言わされたんだろう」「SMAPの公開処刑とやってることは同じ」という批判の声が広まっている。
さすがに「言わされた」とまでは思えないが、SMAPの騒動と関係あるのは明らかだ。バラエティなどを見ていてもわかるように、二宮は空気に過剰に反応する傾向がある。この間のSMAP騒動を見ていて、メリー氏やジュリー氏に逆らったらどんな目にあわされるかわからない、ご機嫌をとっておかなければ、という思いにかられ、つい口に出た可能性が高い。
実際、二宮にかぎらず、ジャニーズのタレントの間では、メリー氏、ジュリー氏への恐怖がものすごく高まっている。
「SMAP騒動以降、ジャニーズのタレントの雰囲気がガラリと変わった。最近は結構自由な感じで、番組でも事務所のエピソードについてよく軽口を叩いていたのに、あの騒動以降はまったく口にしなくなった。とにかく"モノ言えば唇寒し"という感じで、ピリピリしてます。逆に、生き残りたいと思う連中は、上層部に気に入られようと必死になっている」(テレビ関係者)
二宮のスピーチを見てもわかるように、彼らの目は結局、ジャニーズの内部にしか向いていないということだろう。
ただし、この恐怖支配はタレントを服従させるには効果があっても、ファンに対しては逆効果になっている。タレントたちが怖がれば怖がるほど、ファンは彼らの背後にメリー氏の影を感じ、彼らを「メリー氏の奴隷」としか見られなくなっていく。その結果、ジャニーズタレントのファン離れがじわじわと起き始めているのだという。
日テレが、二宮のスピーチのうち「ジャニーさんとメリーさんとジュリーさん」以下の部分を丸々カットしたのも、そうした匂いを消そうと配慮したためだろう。
「もともと、日本アカデミー賞は大手映画会社、芸能プロ、そして日本テレビによる出来レースといわれていたんですが、去年から、ジャニーズがかなり深く関わるようになった。当然、このスピーチのカットも日テレとジャニーズが相談して決めたんでしょう」(前出・テレビ関係者)
実は、今年のアカデミー賞では、もうひとつ、カットされたスピーチがある。最優秀作品賞と最優秀監督賞をとった是枝裕和監督が、日本アカデミー賞がオープンではないという意味のことを指摘したのだが、その部分がそっくりカットされているのだ。
せめて映画くらいは、ジャニーズやテレビ局の支配から自由であってほしいと思うのだが......。
(時田章広)
http://news.merumo.ne.jp/article/genre/4200398