子どもに自己投影・投資をする母と自尊心・被受容感の低い母親 | 日本のお姉さん

子どもに自己投影・投資をする母と自尊心・被受容感の低い母親

子どもは誰のもの?毒親になりやすい母親の特徴2つ
2016年02月22日 09時00分
提供:WooRis

子どもは誰のもの?毒親になりやすい母親の特徴2つ
「子どもってすごい!」子育ての中で、そう思う場面はたくさんありますよね。記憶力や観察力……大人顔負けどころか、大人に勝る部分をたくさんもっています。

そんな我が子に期待をかけてしまうのも、親としては当然のことかもしれません。

しかし、それが行き過ぎると“過干渉”になります。『WooRis』の過去記事「過干渉が子どもの人生をダメにする“毒親”特有のNGフレーズ3つ」でもお伝えした通り、子どもの将来に悪い影響を与えてしまう親に、知らず知らずのうちになってしまっているかも……。

そこで今回は、NPO法人ファザーリング・ジャパンの理事である村上誠さんに、“毒親になりやすい母親の特徴”を2つお伺いしてきました。

■1:子どもに自己投影・投資をする母親

現代では、習い事を複数している子どもが珍しくなくなってきました。むしろ、何も習い事をしていない子どもが少数派と言っていいでしょう。

習い事は“子どもがやりたがって始めた”というケースが多いかと思われますが、その延長線上に親の過度の期待がかかってくると、子どもにとって毒になってしまいかねません。

期待をかけると、できることではなく“できないこと”に注視してしまいがちです。はたからみればすごい子なのに、親としては満足いかず、「もっともっと!」と子どもに押し付けてしまうのです。

特に、親自身が子どもの頃に習っていた習い事や、自分がやりたくてもできなかった習い事を、親の意向で自分の子どもにもやらせる場合は要注意です。親自身の人生を子どもに投影してしまい、期待が大きくなりがちですので、子どものやる気や自尊心を潰してしまっていないか自問してみましょう。

少子化で家庭あたりの子どもの数が減少した現代では、一人あたりの子どもにかける費用も期待も高くなりました。多く投資したらその分リターンを期待し、思うように成果が出ないとさらに投資しようとする傾向もあります。

子どもの習い事を「何のためにやらせるのか?」という部分を、親自身が見直す必要がありそうです。

■2:自尊心・被受容感の低い母親

学校を卒業して社会人として働きだすと、成果を出すことが求められます。成果を出すことで社会的に認められ、お金に繋がり生活を潤し、充足感と自尊心をもたらしてくれます。

しかし、そんな社会をあまり経験せず専業主婦となってしまったり、育休中で社会と隔離されてしまったりしている母親、仕事復帰したものの仕事と家庭の両立が難しく不本意ながら出世コースから外れたワーキングマザーなどは、“社会から認められること”を充分に得られることが困難になってしまいます。

人は誰しも、“誰かから認められたい”という承認欲求をもっています。母親の心のコップが満たされていない(=被受容感の低い)状態で子どもに接すると歪んだ愛情を与えてしまいかねません。

そして被受容感の低い母親は、“子ども=自分の成果物”として育ててしまう傾向があるのです。

子どもが“すごいね!”と言われるたびに、自分が褒められているかのように感じ、承認欲求が満たされます。そして、さらに子どもを“すごい子”に育て上げようと、自分の意のままに操ってしまいがちです。

子どもは親の成果物ではありませんし、ましてや所有物ではありません。子どもを“自分とは違う人間”だと認識する必要があります。

いかがでしたでしょうか? 親としては、子どもがただ健やかに育ってくれるよう願っていたはず。方向性を見失わないよう気をつけたいところです。

(ライター 沖田かへ)
http://news.ameba.jp/20160222-372/
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しっかり子供を育てているように見えて、実は子供に自己投影をしているだけとか、自尊心が低いから子供が褒められると嬉しくなって度を越してしまう母親。
プラス、子供の頃に自分の母親に虐待されていて、自分の子に同じことをして復讐してしまう病気の母親。
こんな母親が子供を虐待してしまうんですね。恐~い!!

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2歳の娘に「死ね」。豹変した妻をどうにかしたい夫、石田衣良の回答は
2016年2月18日2016年2月18日 131

さまざまな質問に石田衣良さんが答えてくれるメルマガ『石田衣良ブックトーク「小説家と過ごす日曜日」』。今回のお悩みは、娘を産んでから妻の心身状態がよくないが、どうしたらよいのか? というもの。解決が難しい
問題のように思えますが、石田さんからの回答やいかに…?

娘が生まれてから妻の心身状態がよくないのですが…

Question

共働きで同い年の妻と保育園に通う2歳の娘がいます。娘が生まれてからずっと妻の心身状態がよくありません。最近は娘に暴言を吐く日々が続いています。「お前のせいで人生めちゃくちゃだよ」「お前なんていらない」「死ね」と、聞くにたえません。

私が娘をかばうと「あんたが甘やかしすぎだから子どもがだめなんだよ」「どうして子どもばかりかばうんだよ」と矛先が私に向き、口論となります。最後は「離婚か、私が死ぬしかないね。こんな価値のない人間は生きていても意味がない」と自暴自棄になります。私は子どもをまずケアするのが当然だと思うのですが、幼少期に両親からないがしろにされた過去が影響し、自分の方が大事にされたいようです。

精神科では鬱病ではないと診断されました。本当は私がもっと話を聞いてあげることが大切ですが、娘の日常の世話に加え、攻撃的な妻への嫌悪感により、余裕がありません。家庭での毎日が緊張感だけの日々になっており、苦しいです。

石田衣良さんの回答

これねえ、もう解決の糸口がわかっているんですよね。その幼少期に、自分の母親にやられたことを奥さんは繰り返してしまっているんですよ。精神科では鬱病ではないというふうに言っているかもしれないけれど、その子どもの頃のトラウマが残ってしまっているので。だからといって何もしないっていう医者ではだめなので、別の精神科に行くのがひとつ。

あとは、奥さんと同じようにトラウマを抱えながら子育てをしている人の集まりがあるので、そこに一緒に行ってください。「自分はこういうことがあって、どうしても子どものことが愛せないんだけど……」と同じように悩んでいる人がたくさんいるはずです。それが珍しいことでもないし、「自分は価値がない」ということでもないとちゃんとわかるので。

それをやらないと、いつまでたっても同じことを繰り返すし、娘に自分のつらかったことをして復讐してしまいます。そうすると娘もまた同じようになって、負の連鎖でつながっていってしまうので、そこを断ち切るための努力をしてほしいんだよね。そういう会は、大きな街だったらどこにでもありますから。そこに繋がってみてください。それをやるとかなり変わってくると思います。そのうえで、精神科でちゃんともらった薬を飲むこと。

彼女の両親には言っても無駄だし、距離を置かないと。「あなたのせいでこんな目にあった」って一回言って断絶できればいいけど、その後も、関係が続くと面倒くさいじゃない? だから親は無視するか、距離を
置いて離れたほうがいいよね。彼女のためには。

心配なのは、やっぱり娘さん。まだ2歳でしょう? 2歳の娘に「お前はどうしようもない」みたいなことを言っても、まだ人格とか出てきてないから、どうしようもないも何もわかんないんだよね。だから娘の存在自体がだめということなので、もう彼女の側がはっきりと病気ですから、そこをケアして、同じような人と繋がる会に入ってください。検索すればネットにいっぱい情報があるので、そこに行って会員になることと、薬をもらうこと。

あなたは本当に大変だと思うんだけれど、彼女のフォローをしつつ、その2歳の子のお世話をしてあげてほしいな。でもやっぱり厳しいね。2歳の子どもに「死ね」って言っている母親って、もうしんどいじゃない? 見るからに。でも
そんなの本当にざらにあることなので。

「自分に価値がない」とかではなく、いかに大勢の女性がだめな親の問題で苦しんでいるかっていうのを現場で見たほうがいいよね。それで、みんなの前で泣きながら話せばいいんですよ。うちの親がいかにひどかったかって。私の責任でも何でもないのにこんな風に育てられてしまって、いかに苦しんでいるか、そういう告白を皆の前でしたほうがいいかもしれないね。必ず皆もちゃんと聞いてくれるから。同じ境遇にある人達なのでね。

劇的に変わるみたいなことはないんだけれど、少しずつ乗り越えて。でも生きていくうえで、今負っている傷を修復できたらものすごく強い力になります。それができた人は、素晴らしく強く明るくなれるので、そこを目標にこれから5年、10年というレベルの時間をかけて、ゆっくり生き直してみたらどうかな。それを奥さんにしてあげられたら一生かけがえのないパートナーになれるので、そこを目指して少しずつがんばってほしいですね。

あなたもうまく息を抜きながら、奥さんのフォローをしてあげて下さい。
source: 石田衣良ブックトーク「小説家と過ごす日曜日」

『石田衣良ブックトーク「小説家と過ごす日曜日」』
著者:石田衣良
本と創作の話、時代や社会の問題、恋や性の謎、プライベートの親密な相談……。
ぼくがおもしろいと感じるすべてを投げこめるネットの個人誌です。小説ありエッセイありトークありおまけに動画も配信。週末のリラックスタイムをひとりの小説家と過ごしてみませんか?メールお待ちしています
http://www.mag2.com/p/news/149461?utm_medium=email&utm_source=mag_W000000015_mon&utm_campaign=mag_9999_0222&l=fox08dd07c

2歳の娘を鬼のような虐待母から引き離すことが先決ではないか?
母がトラウマを抱えていて、子供を虐待するんだから、早く子供を安全な施設に放り込むなり、夫の実家に預けるなりしないと。 妻の実家に預けるとおばあちゃんに虐待される!