人権派弁護士、相次ぎ逮捕=摘発の事務所主任ら-中国 | 日本のお姉さん

人権派弁護士、相次ぎ逮捕=摘発の事務所主任ら-中国

人権派弁護士、相次ぎ逮捕=摘発の事務所主任ら-中国
2016年01月12日 17時43分 提供:時事通信

【北京時事】中国で昨年7月に拘束された人権派弁護士の周世鋒氏(51)や王全璋氏(39)が「国家政権転覆」容疑で正式逮捕されたことが、12日分かった。別の人権派弁護士が明らかにした。
周氏は、多くの人権侵害案件に取り組んだ「北京鋒鋭弁護士事務所」の主任を務め、王氏も同事務所に所属した。公安当局は、同事務所を「秩序を混乱させる重大犯罪グループ」(国営新華社通信)として摘発していた。周氏は容疑を認めているもよう。
昨年7月の人権派弁護士・活動家の一斉拘束をめぐっては、謝燕益弁護士や、李和平弁護士の女性助手・趙威さんらの正式逮捕が11日に判明している。同事務所に所属して拘束された著名女性人権派弁護士・王宇氏のほか、李和平氏らの消息は明らかになっていない。 【時事通信社】
http://news.ameba.jp/20160112-577/

katopecoさん
中国の人種や人権の権利を訴えを吸い込むブラックホール。 何時まで、どのくらい迄吸い込めるか?でその反作用の爆発も決まってくる。
1月13日 11時16分

はせっちさん
中国では反対なんだな。本当の人権派の弁護士で日本の人権屋弁護士とは違うのだろう。

1月13日 23時58分

虎哲パパさん
日本で普段から、「人権ガー」って行ってる人たちは、 なぜ沈黙してるの?

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香港の出版関係の人たち5人も次々とあちこちで拉致されていなくなっている。
まるで、映画の「未来世紀ブラジル」みたい。
人が管理されて、政府に要らない人物だと思われると
拉致されて消されていく映画でした。
チュウゴクは、文明国でもない。
人の命をなんとも思わない昔ながらの戦国時代のまま
21世紀に突入している。野蛮なままで、近代的な武器だけ持ってしまって、、、。

書店関係者の失踪で高まる香港自治権への不安
The Economist
2016年1月15日(金)1/2ページ

香港を代表するショッピング街、銅鑼湾。そこに並ぶ店先の様子は派手で、慎ましさとはおよそ結びつかない。そんな街中に、薬局と衣料店の間に挟まれた小さな書店がある。その目立たない入り口は、最近この店が蒙っている噂とは程遠い印象を与える。

ここ銅鑼湾書店では複数の関係者が失踪する怪事件が起きており、中国当局の秘密諜報員による拉致が疑われている。この事件を受けて香港では、元英国領である香港の自治が中国の統治下でどうあるべきかについて激しい論争が展開されている。


銅鑼湾書店の入り口に至る階段。書籍『2017 習近平崩壊』のポスターが見える(写真:AP/アフロ)
一続きの階段を2つ上がったところにある銅鑼湾書店の扉は、今やかたく施錠されている。そこを目指して階段を上っていくまばらな人影はジャーナリストか、あるいはここ数カ月の間に関係者5人が行方知れずになったという報道に興味を抱いた通行人だ。多くの香港人は中国本土の諜報員が関与した可能性を懸念しており、不明者たちが標的になったのはこの書店がゴシップ本を扱っていたためだと考えている。銅鑼書店が最近販売していた書籍の中には『2017 習近平崩壊』や『習近平和元老巓峰之戦』などがあった。

1997年に香港が英国から返還された際、中国は香港に「高度な自治権」を与えることに同意した。中国共産党を痛烈に批判する者も、警察による「拉致」を心配することなく自らの考えを引き続き自由に発言できた(中国本土では体制に批判的な人間に対してこうした措置が広く取られている)。

それ故に今回の失踪事件は大きな関心を集めている。香港の主要英字新聞『サウスチャイナ・モーニング・ポスト』(最近、中国のビジネスマンが買収した*1のあるコラムニストは「これまで香港では夜中に扉を叩く音を恐れる必要などなかった」と綴り、「だがそうした心配をしなければならなくなったとしたら、今までの暮らしが終わることを意味する」と続けた。

*1:2015年12月、中国の電子商取引最大手、アリババ集団が同紙の買収を発表した

>>次ページ李波氏は香港で姿を消した
李波氏は香港で姿を消した

書店関係者4人が失踪した10月以来、中国当局が不正を働いたとの懸念が高まっている。失踪した1人は銅鑼湾書店を経営する出版社、巨流伝媒集団のオーナーである桂民梅氏だ。桂氏はスウェーデン国籍を持つ中国生まれの人物で、タイ滞在中に消息を絶った。従業員3人(林栄基氏、呂波氏*2、張志平氏)はいずれも中国本土を訪問中に行方不明となっている。

*2:銅鑼湾書店の株主という情報もある

だが最も大きな懸念を招いているのは、同書店の株主*3、李波氏の失踪だ。香港にいながらにして姿を消したからである。昨年12月30日、李氏は倉庫に行ったきり帰宅しなかった。

*3:銅鑼湾書店の店主という情報もある

李氏の妻はテレビのニュース番組に対し、その後同氏が電話をかけてきて他のメンバーの失踪に関して「調査に協力している」と述べたことを伝えている。夫人によれば李氏は途方に暮れた様子だったという。また、普段は広東語を使う同氏にしては珍しく標準中国語で話していた。

加えて、その電話の発信元は香港に隣接する広東省深圳市の番号だったという。にもかかわらず、香港警察は李氏が中国に向けて越境した記録はないと発表している。李夫人によると、中国本土に渡るのに必要となる通行証は家に置いたままだった。

王毅外相は英国に対して介入拒否を示唆

中国当局のその後の言動には、こうした臆測を払拭するだけの説得力がほとんどない。王毅外相は報道陣に対し、李氏が「何よりもまず中国国民である」と述べ(同氏は英国籍を持つ)、同じ週にたまたま訪中していた英国のフィリップ・ハモンド外相にはこの件に口をはさむ権利がないという見解をほのめかした(ハモンド外相は英国の外交官たちが李氏の所在を「緊急に調査している」と述べている)。

中国で発行されている新聞『環球時報』は、中国の政策を「ひどく攻撃する」著作物を販売したとして銅鑼湾書店を非難。さらに、こうした著書が中国本土に及ぼす「有害性」について李氏は「十分に認識していた」と主張した。また、同紙は「香港を、中国の政治体制の転覆を企む敵対勢力の活動拠点にするわけにはいかない」と論じた。

中国本土の官僚たちは、中国共産党を辛口に批判する勢力や、当局の内情を暴露しようとする勢力にとって、香港が果たす「安全地帯」としての役割を長らく懸念してきた。巨流集団が習近平国家主席の私生活を扱った本を出版する、という計画をかぎつけた当局が遂に怒りを爆発させたのではないかという見方もある。

香港政府も動きはするが…

こうした事態を受け、普段は中央に異を唱えたがらない香港政府もさすがに動揺を隠せずにいる。1月4日、梁振英・行政長官は急きょ開いた記者会見の席で、中国当局による権限のない侵入行為は香港基本法の侵害であり、「受け入れられない」と発言した。同法は香港の憲法に当たる。だが、この件について外部からの関与を「示すしるしはない」と述べている。

台湾の通信社が1月5日、李波氏からファクシミリで届いたという手紙を公表した。そこには万事が「正常」であり、李氏が「自分独自の方法を使って」中国本土に渡ったと書かれている。李夫人は手紙が本物であろうという考えを示し、警察への捜索願を取り下げたことを明かした。
だが、多くの評論家はこの手紙が脅迫されて無理やり書かされたもので、李氏の越境プロセスの異常さを示すものだと考えている。梁行政長官は李氏の件に関する調査を今後も継続すると述べた。

中国政府は、香港の行政長官を普通選挙によって選ぶ仕組みの導入を拒んでいる。この方針を支持した結果、梁長官の支持率はすでに大きく低下している。そのうえ中国が行った拉致活動に目をつぶっていた事実が明白になれば、さらなる非難を受けることになろう。同長官が努力を重ねたとしても、香港の不安を一掃するのは並大抵のことではない。

©2016 The Economist Newspaper Limited.
Jan 9th 2016 | HONG KONG | From the print edition

英エコノミスト誌の記事は、日経ビジネスがライセンス契約に基づき翻訳したものです。英語の原文記事はwww.economist.comで読むことができます。
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/224217/011300052/?P=1

英エコノミストの記事は、どれも良さそう!!↓
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【番外篇】とってもブラックな絶品映画(3)
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of Brazil (ブラジルの戦い)" という著書で紹介している。『未来世紀ブラジル』のストーリーさながらに、映画の公開に関しても理想と現実の闘いがあったわけだ。ちなみに日本では、ユニバーサル・スタジオの133分版とは別に、後に20世紀フォックスの配給で完全版も公開された。尚、今回この作品をご紹介するにあたってラストの結末の記述を回避することは不可能だったので、知りたくない方は映画をご覧になってから以下をお読みください。
(カット)
http://blog.livedoor.jp/koredakecinema/archives/9642699.html