ゆるキャラはいいけどエロキャラは女性蔑視の風潮の拡大につながると思う。
おっぱいが強調され過ぎなんだよ!エロ過ぎ。海女さんはゆるキャラでいいねん。それに着ている服がおかしい。
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Change.orgでのキャンペーンを通じて
志摩市がPRのために採用した少女の萌えキャラに賛否が集まりましたが、先日市の公認が撤回されました。
Change.orgで開始された公認撤回を求めたキャンペーンは、7,800人以上の賛同者を集め成功しました。発信者の「明日少女隊」から届いた、発信に至った考えや署名提出の舞台裏、成功を収めた今の思いをご覧ください。
8月14日の毎日新聞に、志摩市の公認キャラクター「碧志摩メグ」についての記事がありました。「海女を目指す17歳の少女」という、このキャラクターのイラストや設定の性的誇張表現に対し、海女さんや関係者の方々が女性蔑視、海女文化への無理解などを感じ、キャラクターの公認撤回を求める309人分の署名を提出したが、志摩市はこの申し入れに応じない方針を示したとありました。
日本における性別の平等のために立ち上がった、若手フェミニスト・アートグループである私たちは、女性を性的なモノのように扱う表現を行政が公認することや、何より、勇気を出して声をあげた市民の意見に正面から取り合おうとしない市の姿勢をとても見過ごすことはできないと感じました。そこで、「碧志摩メグ」の公認撤回を志摩市に求めるための署名キャンペーンをChange.orgで始めることにしました。
「一体、この署名の呼びかけがどれほどの人に届くのだろう、そしてどんな効果があるのだろう?」
……そんな迷いもありましたが、情報は私たち自身も驚く速さで拡散し、一週間ほどで約7,000名の方々の署名をいただくことができました。そして、折り良く、海女さんの関係者の方と連絡が取れたことをきっかけに、明日少女隊のメンバーが志摩市を訪問して、実際に市役所へ署名を届けることにも成功しました。
寄せられたコメントを見ると、必ずしも日頃からジェンダーにかかわる問題に関心を持っている人たちだけでなく、より広い方々に情報が伝わっていき、多様な価値観がありながらも「公認撤回」という一点で力を合わせることができたのだということがわかりました。また、一方で、考えの異なる方々からの反対意見もあがり、私たちの署名運動に反対するキャンペーンが新たに立ち上がるなど、様々な立場から活発な運動が巻き起こりました。
そうしていく中で、志摩市は少しずつ譲歩する姿勢をみせ、9月30日には海女さんと志摩市の話し合いの場が持たれました。この際には、Change.orgのページを通じた私たちの呼びかけに対し、多くの方々から海女さんたちへの応援メッセージをいただきました。そして11月5日、キャラクター公認撤回の報道があり、おかげ様で、この署名運動は実を結びました。
Change.orgでのキャンペーンを通じて、他の手段では繋がれなかった沢山の方々と繋がることができたことは、公認撤回という目標の達成だけでなく、私たち自身も大変勇気付けられる結果となりました。この経験は、私たちのこれからの制作活動や社会運動に活かしていきたいと考えています。
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Change.orgでのキャンペーンを通じて
志摩市がPRのために採用した少女の萌えキャラに賛否が集まりましたが、先日市の公認が撤回されました。
Change.orgで開始された公認撤回を求めたキャンペーンは、7,800人以上の賛同者を集め成功しました。発信者の「明日少女隊」から届いた、発信に至った考えや署名提出の舞台裏、成功を収めた今の思いをご覧ください。
8月14日の毎日新聞に、志摩市の公認キャラクター「碧志摩メグ」についての記事がありました。「海女を目指す17歳の少女」という、このキャラクターのイラストや設定の性的誇張表現に対し、海女さんや関係者の方々が女性蔑視、海女文化への無理解などを感じ、キャラクターの公認撤回を求める309人分の署名を提出したが、志摩市はこの申し入れに応じない方針を示したとありました。
日本における性別の平等のために立ち上がった、若手フェミニスト・アートグループである私たちは、女性を性的なモノのように扱う表現を行政が公認することや、何より、勇気を出して声をあげた市民の意見に正面から取り合おうとしない市の姿勢をとても見過ごすことはできないと感じました。そこで、「碧志摩メグ」の公認撤回を志摩市に求めるための署名キャンペーンをChange.orgで始めることにしました。
「一体、この署名の呼びかけがどれほどの人に届くのだろう、そしてどんな効果があるのだろう?」
……そんな迷いもありましたが、情報は私たち自身も驚く速さで拡散し、一週間ほどで約7,000名の方々の署名をいただくことができました。そして、折り良く、海女さんの関係者の方と連絡が取れたことをきっかけに、明日少女隊のメンバーが志摩市を訪問して、実際に市役所へ署名を届けることにも成功しました。
寄せられたコメントを見ると、必ずしも日頃からジェンダーにかかわる問題に関心を持っている人たちだけでなく、より広い方々に情報が伝わっていき、多様な価値観がありながらも「公認撤回」という一点で力を合わせることができたのだということがわかりました。また、一方で、考えの異なる方々からの反対意見もあがり、私たちの署名運動に反対するキャンペーンが新たに立ち上がるなど、様々な立場から活発な運動が巻き起こりました。
そうしていく中で、志摩市は少しずつ譲歩する姿勢をみせ、9月30日には海女さんと志摩市の話し合いの場が持たれました。この際には、Change.orgのページを通じた私たちの呼びかけに対し、多くの方々から海女さんたちへの応援メッセージをいただきました。そして11月5日、キャラクター公認撤回の報道があり、おかげ様で、この署名運動は実を結びました。
Change.orgでのキャンペーンを通じて、他の手段では繋がれなかった沢山の方々と繋がることができたことは、公認撤回という目標の達成だけでなく、私たち自身も大変勇気付けられる結果となりました。この経験は、私たちのこれからの制作活動や社会運動に活かしていきたいと考えています。