「大虐殺は日本の文化」 イルカを擬人化…常軌逸した批判の実態
子供の頃に農家を手伝っていた友人は
「イルカは賢いというけれど、牛だって相当賢いで
自分が売られる日は、察知して何も食べなくなる」と、言っていました。
そんな賢い牛を食べていいのか。
~~~~
「大虐殺は日本の文化」 イルカを擬人化…常軌逸した批判の実態
2015.05.22
世界中から抗議の便りやFAXが届くなど、イルカ漁が行われている和歌山県太地町への嫌がらせが止まない。世界動物園水族館協会が日本動物園水族館協会の資格を停止したことが表沙汰となった直後にも、差出人不明のFAXが同町役場や漁業共同組合に押し寄せた。その内容は常軌を逸したものが多い。
《追い込み漁をめぐるWAZA資格停止問題》
和歌山県太地町の伝統追い込み漁で捕獲したイルカの水族館展示をめぐり、世界動物園水族館協会(WAZA)が内部の倫理規範に違反するとして、日本動物園水族館協会(JAZA)に改善・除名通告を行っていた問題。JAZAは5月20日、都内でWAZA加盟継続の賛否を問う会員投票を行い、WAZA残留の投票が多数を占めた。
映画のアカデミー賞受賞以来、抗議の便りは世界から
《映画「ザ・コーヴ」》
和歌山県太地町のイルカ漁を批判した米映画。「cove」は日本語で「入り江」の意味。漁師たちが入り江に追い込んだイルカの群れを鉄の棒で突き、海面が真っ赤に染まる場面などが映し出されている。同映画は2010年に米アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞を受賞している。
日本の会員資格を停止 希少種の繁殖などで海外の協力得られなくなる恐れ
太地町の役場や町漁業協同組合に届く抗議の便りが急増
2010年に同町を題材にした映画「ザ・コーヴ」が米アカデミー賞を取り、国内外の注目を浴びて以来、和歌山県太地町の役場や町漁業協同組合に届く抗議の便りは増え、世界中から寄せられるようになった。
「変態民族め」和歌山県太地町への嫌がらせFAX…常軌逸したイルカ漁批判
WAZA資格停止問題が表沙汰になった直後にも大量のFAX
WAZA資格停止問題が表沙汰になった後の5月5日にも、太地町漁業協同組合に、差出人不明の抗議のFAXが寄せられた。
「変態民族め」和歌山県太地町への嫌がらせFAX…常軌逸したイルカ漁批判
太地漁協へ送られてくる嫌がらせのFAX。中国語、韓国語表記のメッセージもあるほか、「南京大虐殺」の残忍な写真の添付も目立つ
抗議する人たちの共通項はイルカの擬人化
「あなたは刺し殺されたり、誘拐されて水族館に売られて生涯奴隷になったりされたいのか」
太地町漁業協同組合に届いたFAXの送り主は、もしあなたがイルカだったらと無理やり仮定し、「あなたは刺し殺されたり、誘拐されて水族館に売られて生涯奴隷になったりされたいのか」と訴える。
「イルカたちは仲間が殺されるのを見て悲鳴をあげている」
別の便りには「捕獲は想像を絶する苦痛をイルカに与える」とし、漁師が捕獲する際、「イルカたちは仲間が殺されるのを見て悲鳴をあげている」とイルカをまるで囚われた無辜の民のように比喩して、情緒的に訴える。
イルカを捕獲することは「人殺し」との趣旨が目立つ
どんな理由にせよ、イルカを捕獲することは「人殺し」や「拉致」と同じとの趣旨が目立つ。
戦時中の南京大虐殺とのこじつけも
旧日本兵による残虐な写真とともに「日本人は生まれつき残忍」
イルカ漁は「ジェノサイド犯罪」としたり、「日本人は生まれつき残忍」と一方的に罵ったり、イルカ漁を戦時中の南京大虐殺とこじつけて、旧日本兵が殺戮を行っている残虐な写真を一緒に送りつけたりしてくるものも。
「変態民族め」和歌山県太地町への嫌がらせFAX…常軌逸したイルカ漁批判
「邪悪な虐殺」のために「伝統」という言葉を使うな
太地の漁師たちは「邪悪な虐殺」を行っているとし、その言い訳のために「伝統」という言葉を使うなと強要する趣旨の便りもある。
「変態民族め」和歌山県太地町への嫌がらせFAX…常軌逸したイルカ漁批判
《中には、韓国語や中国語表記も》
批判の中には、町民に送付しているはずなのに、韓国語や中国語表記もあるほか、たとえ日本語表記だとしても、ネット上で自動翻訳したとみられる文章のおかしいメッセージもある。
「変態民族め」和歌山県太地町への嫌がらせFAX…常軌逸したイルカ漁批判
批判を東京五輪開催に発展させるシー・シェパード
SSワトソン容疑者「東京五輪をボイコットすべきだ」
反捕鯨団体シー・シェパードの創始者であるワトソン容疑者は2020年の東京五輪開催に懸念を示しており、WAZA資格停止問題が表沙汰になった際にも声明発表に対しても、支持者から「東京五輪をボイコットすべきだ」「五輪は日本に面目を失わせるための格好の機会になる」との声が寄せられている。
「称賛する」シー・シェパードのワトソン容疑者 日本の世界水族館協会資格停止で
シー・シェパードの広告ビラ。イルカの絵が描かれ「大量虐殺をやめるまで2020年東京五輪を拒否しよう」と記されている
「変態民族め」和歌山県太地町への嫌がらせFAX…常軌逸したイルカ漁批判
批判はイルカが「特別な生き物」という考えに基づく
抗議の背景には、イルカは頭の良い特別な生き物との認識がある
太地町への抗議は、イルカを頭の良い特別な生き物として捉える人々や動物愛護団体、反捕鯨団体のメンバーが送付しているとみられる。
「変態民族め」和歌山県太地町への嫌がらせFAX…常軌逸したイルカ漁批判
たとえばインドではイルカを「人類ではない人」と公認
反捕鯨国であるインドは、公式にイルカを「人類ではない人」と認め2013年、ドルフィンパークの開演や娯楽ショーの禁止を発表した。インドは、コスタリカ、ハンガリー、チリとともに、商業的なエンターテインメント目的でのクジラ目の動物の捕獲と輸入を廃止した。
インドがイルカを「人」と認めた〔wired〕
米生物学者「イルカは自分の姿を理解している」
米アトランタにあるエモリー大学の神経生物学者、ローリ・マリノ氏は2000年、バンドウイルカの体に小さなしるしを付け、鏡で自分の姿を見せる実験を行った。イルカたちが鏡像を眺めた後に、しるしを見たその行動から、マリノ氏はイルカが自己認識の感覚を持っていることが明らかだと結論付けた。
クジラは「人と同じく苦悩する動物」、研究〔AFP〕
【イルカの知能については諸説ある】
イルカはあなたが思うほど賢くない〔ウォールストリート・ジャーナル〕
和歌山県太地町に張り付くシー・シェパードのメンバー(提供写真)
「変態民族め」和歌山県太地町への嫌がらせFAX…常軌逸したイルカ漁批判
イルカだけを特別視することに対し伊のウェブマガジンから反論も
「西洋の畜産業界で家畜の命は太地町のイルカのように尊重されているか」
2014年、イタリア版「WIRED」は、太地町のイルカ漁で用いられている苦痛を最小化する畜殺技術を挙げ、西洋の畜産業界においてはニワトリやウシの命は、イルカのように尊重されていないと指摘。「わたしたちが日々行っている虐殺を棚に上げて意見を言うことができるだろうか?」とイルカを特別視し追い込み漁を批判する人々に反論した。
なぜイルカだけが特別なのか? 日本のイルカ漁をイタリア版「WIRED」が擁護する〔WIRED〕
《2008年以降改められたイルカのと殺方法》
イルカ追い込み漁は、以前は、映画「ザ・コーブ」で描写されたように、銛を用いて捕獲していた。しかし2008年12月以降は、イルカが苦痛を感じる時間を短くするために、デンマークのフェロー諸島で行われている方法に改められている。和歌山県によると、この方法では、と殺時間は1/30に短縮(10秒前後)され、イルカの傷口も小さく、出血もほとんどなくなったという。
イルカ漁等に対する和歌山県の見解(項目追記)〔和歌山県〕
【反捕鯨国の豪ではコアラの安楽死も】
住む場所ない!豪、野生コアラ700匹をひそかに安楽死
http://www.iza.ne.jp/topics/events/events-6969-m.html
ペルー大統領はカンカン グリーンピースが世界遺産に“落書き”
2014.12.12
国際環境団体「グリーンピース」が、世界遺産のペルー地上絵のそばに巨大なメッセージを作成。これがペルー政府の逆鱗にふれた。同団体には、資金を供給する欧米スポンサーの思惑が見え隠れする活動も…。
《グリーンピース(Greenpeace)》
国際的な環境保護団体(NGO)。海洋生態系問題、オゾン層破壊、原子力問題、気候変動問題などを対象に活動する。1979年10月14日に、各国のグループを統合するかたちで、グリーンピース・インターナショナルが設立され、本部はオランダのアムステルダムに置かれた。その過剰な運動に対してエコテロリズムとして批判されることもある。(Wikipediaより)
世界遺産そばに巨大文字<2014年12月8日>
■グリーンピースが「ナスカの地上絵」付近にメッセージ
環境保護団体グリーンピースは、ペルーのリマで開かれている気候変動枠組み条約第20回締約国会議(COP20)に合わせ、世界遺産「ナスカの地上絵」の付近で、布で作った文字を並べた巨大メッセージを作成。
「ナスカの地上絵」付近に巨大メッセージ 環境団体の責任追及
■「変化の時 未来は再生可能」とつづった
布でつくったメッセージを地上絵の近くに置き、COP20に参加する各国の指導者らに行動を呼び掛けた。
「ナスカの地上絵」付近に巨大メッセージ 環境団体の責任追及
地上絵に向って歩くグリーンピースの活動家=8日、ナスカ(AP)
地上絵に向って歩くグリーンピースの活動家=8日、ナスカ(AP)
「変化の時 未来は再生可能」と綴った文字を調整するグリーンピースの活動家=8日、ナスカ(AP)
「変化の時 未来は再生可能」と綴った文字を調整するグリーンピースの活動家=8日、ナスカ(AP)
地上絵のそばに形作ったメッセージを撮影するドローンを飛ばすグリーンピースの活動家=8日、ナスカ(AP)
地上絵のそばに形作ったメッセージを撮影するドローンを飛ばすグリーンピースの活動家=8日、ナスカ(AP)
8日、環境保護団体グリーンピースがナスカの地上絵の付近でつくった巨大メッセージ(グリーンピース提供・共同)
8日、環境保護団体グリーンピースがナスカの地上絵の付近でつくった巨大メッセージ(グリーンピース提供・共同)
地上絵のそばにメッセージを作るグリーンピースの活動家=8日、ナスカ(AP)
地上絵のそばにメッセージを作るグリーンピースの活動家=8日、ナスカ(AP)
ペルー側は激怒<2014年12月9日>
■ペルー文化省「深刻な影響」
ペルー文化省は「違法な行動により、深刻な影響があった」とし、地元検察当局に通報。責任者を出国させないよう求めた。
「ナスカの地上絵」付近に巨大メッセージ 環境団体の責任追及
■地上絵付近に足跡
AP通信によると、グリーンピースの活動家が地上絵の周辺の砂地を踏みつけ、足跡を残したという。
グリーンピースが謝罪 ナスカ地上絵付近のメッセージ「感情傷つけた」
■グリーンピース広報担当者「調査中」
担当者は、活動は注意深く行ったと説明した上で、文化省の対応を深刻に受け止めており調査中だと述べた。
「ナスカの地上絵」付近に巨大メッセージ 環境団体の責任追及
グリーンピースが謝罪<2014年12月10日>
■グリーンピース「ペルー国民の感情を傷つけた」
グリーンピースが謝罪 ナスカ地上絵付近のメッセージ「感情傷つけた」
ペルー、謝罪を受け入れない意向
■謝罪を受け入れない意向
ペルー側は遺跡を傷つけたとして激怒しており、謝罪を受け入れない意向だ。
「地上絵破損」激怒のペルー、グリーンピース謝罪受け入れず
■ペルー大統領、司法当局に遺憾の意<2014年12月13日>
ペルーのウマラ大統領は、検察当局が特定した12人は13日までに出国。ウマラ氏は出国禁止措置を却下した司法当局に遺憾の意を示した。ウマラ氏は「われわれは人類の歴史的遺産を侮辱するグリーンピースの脅威に直面している」と強い調子で批判した。
ペルー大統領激怒 「ナスカの地上絵」無断足跡のグリーンピースに「人類の遺産侮辱」
グリーンピースVSロシアで暴かれる団体の“裏の顔”
■ロシア、グリーンピースの30人に「禁錮刑」
グリーンピースは2013年9月、北極圏油田開発に反対するため、バレンツ海沖の掘削基地で抗議する直接行動に出た。活動家が海上から基地によじ登り、「北極を救え」と横断幕を掲げた。露治安当局は、18カ国から集まった30人全員を逮捕。最長7年の禁錮刑を言い渡した。
グリーンピースが奨励する「市民的不服従」の陰で
■オランダはロシアを提訴→減刑
ドイツ首相やノーベル平和賞受賞者らが非難。とくにグリーンピースの本部があるオランダは大きな反発を示し、活動家の釈放を求め、国際海洋法裁判所に訴えを起こした。後に、30人の訴因は海賊行為罪より軽い暴徒行為罪に変わった。
グリーンピースが奨励する「市民的不服従」の陰で
■ロシアの北極圏開発に世界から「監視の目」
グリーンピースの抗議で、ロシアの北極圏開発に監視の目が集まるのは必至。これこそが、同団体の“欧米スポンサー”の狙い。
グリーンピースが奨励する「市民的不服従」の陰で
■団体の抗議は「NGO」を利用した欧米からの“新手の圧力”
グリーンピースは、年間収入約350億円の資金力にものをいわせている。ロシア元副首相で国営石油ロスネフチのセチン社長の「誰がグリーンピースのスポンサーなのかを見てみろ」という言葉が事実を象徴しているが、つまり、団体による抗議は非政府組織を使った欧米からの新手の対露圧力という仕組みだ。
グリーンピースが奨励する「市民的不服従」の陰で
「市民的不服従」を“免罪符”に悪行も
《市民的不服従》
社会にはびこる悪政や悪弊をなくすために良心に基づいて、法律をあえて破ってでも抗議の意を示す概念。国家の強権や社会の矛盾に抵抗する市民運動の歴史的な経緯から生まれ、南アフリカの反アパルトヘイト(人種隔離)政策闘争や米国の公民権運動などで用いられた。グリーンピースも、この手法を奨励している。
グリーンピースが奨励する「市民的不服従」の陰で
■グリーンピースが「過激行為」の模範になる可能性も
世界には市民的不服従の趣旨を曲解し、免罪符にして暴力や脅迫を行う輩もいる。米英の治安当局が「環境テロ組織」として監視する「地球解放戦線」(ELF)や反捕鯨団体シー・シェパードの行為には、負傷者や放火被害が出ている。
グリーンピースが奨励する「市民的不服従」の陰で
http://www.iza.ne.jp/topics/world/world-5674-m.html
「イルカは賢いというけれど、牛だって相当賢いで
自分が売られる日は、察知して何も食べなくなる」と、言っていました。
そんな賢い牛を食べていいのか。
~~~~
「大虐殺は日本の文化」 イルカを擬人化…常軌逸した批判の実態
2015.05.22
世界中から抗議の便りやFAXが届くなど、イルカ漁が行われている和歌山県太地町への嫌がらせが止まない。世界動物園水族館協会が日本動物園水族館協会の資格を停止したことが表沙汰となった直後にも、差出人不明のFAXが同町役場や漁業共同組合に押し寄せた。その内容は常軌を逸したものが多い。
《追い込み漁をめぐるWAZA資格停止問題》
和歌山県太地町の伝統追い込み漁で捕獲したイルカの水族館展示をめぐり、世界動物園水族館協会(WAZA)が内部の倫理規範に違反するとして、日本動物園水族館協会(JAZA)に改善・除名通告を行っていた問題。JAZAは5月20日、都内でWAZA加盟継続の賛否を問う会員投票を行い、WAZA残留の投票が多数を占めた。
映画のアカデミー賞受賞以来、抗議の便りは世界から
《映画「ザ・コーヴ」》
和歌山県太地町のイルカ漁を批判した米映画。「cove」は日本語で「入り江」の意味。漁師たちが入り江に追い込んだイルカの群れを鉄の棒で突き、海面が真っ赤に染まる場面などが映し出されている。同映画は2010年に米アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞を受賞している。
日本の会員資格を停止 希少種の繁殖などで海外の協力得られなくなる恐れ
太地町の役場や町漁業協同組合に届く抗議の便りが急増
2010年に同町を題材にした映画「ザ・コーヴ」が米アカデミー賞を取り、国内外の注目を浴びて以来、和歌山県太地町の役場や町漁業協同組合に届く抗議の便りは増え、世界中から寄せられるようになった。
「変態民族め」和歌山県太地町への嫌がらせFAX…常軌逸したイルカ漁批判
WAZA資格停止問題が表沙汰になった直後にも大量のFAX
WAZA資格停止問題が表沙汰になった後の5月5日にも、太地町漁業協同組合に、差出人不明の抗議のFAXが寄せられた。
「変態民族め」和歌山県太地町への嫌がらせFAX…常軌逸したイルカ漁批判
太地漁協へ送られてくる嫌がらせのFAX。中国語、韓国語表記のメッセージもあるほか、「南京大虐殺」の残忍な写真の添付も目立つ
抗議する人たちの共通項はイルカの擬人化
「あなたは刺し殺されたり、誘拐されて水族館に売られて生涯奴隷になったりされたいのか」
太地町漁業協同組合に届いたFAXの送り主は、もしあなたがイルカだったらと無理やり仮定し、「あなたは刺し殺されたり、誘拐されて水族館に売られて生涯奴隷になったりされたいのか」と訴える。
「イルカたちは仲間が殺されるのを見て悲鳴をあげている」
別の便りには「捕獲は想像を絶する苦痛をイルカに与える」とし、漁師が捕獲する際、「イルカたちは仲間が殺されるのを見て悲鳴をあげている」とイルカをまるで囚われた無辜の民のように比喩して、情緒的に訴える。
イルカを捕獲することは「人殺し」との趣旨が目立つ
どんな理由にせよ、イルカを捕獲することは「人殺し」や「拉致」と同じとの趣旨が目立つ。
戦時中の南京大虐殺とのこじつけも
旧日本兵による残虐な写真とともに「日本人は生まれつき残忍」
イルカ漁は「ジェノサイド犯罪」としたり、「日本人は生まれつき残忍」と一方的に罵ったり、イルカ漁を戦時中の南京大虐殺とこじつけて、旧日本兵が殺戮を行っている残虐な写真を一緒に送りつけたりしてくるものも。
「変態民族め」和歌山県太地町への嫌がらせFAX…常軌逸したイルカ漁批判
「邪悪な虐殺」のために「伝統」という言葉を使うな
太地の漁師たちは「邪悪な虐殺」を行っているとし、その言い訳のために「伝統」という言葉を使うなと強要する趣旨の便りもある。
「変態民族め」和歌山県太地町への嫌がらせFAX…常軌逸したイルカ漁批判
《中には、韓国語や中国語表記も》
批判の中には、町民に送付しているはずなのに、韓国語や中国語表記もあるほか、たとえ日本語表記だとしても、ネット上で自動翻訳したとみられる文章のおかしいメッセージもある。
「変態民族め」和歌山県太地町への嫌がらせFAX…常軌逸したイルカ漁批判
批判を東京五輪開催に発展させるシー・シェパード
SSワトソン容疑者「東京五輪をボイコットすべきだ」
反捕鯨団体シー・シェパードの創始者であるワトソン容疑者は2020年の東京五輪開催に懸念を示しており、WAZA資格停止問題が表沙汰になった際にも声明発表に対しても、支持者から「東京五輪をボイコットすべきだ」「五輪は日本に面目を失わせるための格好の機会になる」との声が寄せられている。
「称賛する」シー・シェパードのワトソン容疑者 日本の世界水族館協会資格停止で
シー・シェパードの広告ビラ。イルカの絵が描かれ「大量虐殺をやめるまで2020年東京五輪を拒否しよう」と記されている
「変態民族め」和歌山県太地町への嫌がらせFAX…常軌逸したイルカ漁批判
批判はイルカが「特別な生き物」という考えに基づく
抗議の背景には、イルカは頭の良い特別な生き物との認識がある
太地町への抗議は、イルカを頭の良い特別な生き物として捉える人々や動物愛護団体、反捕鯨団体のメンバーが送付しているとみられる。
「変態民族め」和歌山県太地町への嫌がらせFAX…常軌逸したイルカ漁批判
たとえばインドではイルカを「人類ではない人」と公認
反捕鯨国であるインドは、公式にイルカを「人類ではない人」と認め2013年、ドルフィンパークの開演や娯楽ショーの禁止を発表した。インドは、コスタリカ、ハンガリー、チリとともに、商業的なエンターテインメント目的でのクジラ目の動物の捕獲と輸入を廃止した。
インドがイルカを「人」と認めた〔wired〕
米生物学者「イルカは自分の姿を理解している」
米アトランタにあるエモリー大学の神経生物学者、ローリ・マリノ氏は2000年、バンドウイルカの体に小さなしるしを付け、鏡で自分の姿を見せる実験を行った。イルカたちが鏡像を眺めた後に、しるしを見たその行動から、マリノ氏はイルカが自己認識の感覚を持っていることが明らかだと結論付けた。
クジラは「人と同じく苦悩する動物」、研究〔AFP〕
【イルカの知能については諸説ある】
イルカはあなたが思うほど賢くない〔ウォールストリート・ジャーナル〕
和歌山県太地町に張り付くシー・シェパードのメンバー(提供写真)
「変態民族め」和歌山県太地町への嫌がらせFAX…常軌逸したイルカ漁批判
イルカだけを特別視することに対し伊のウェブマガジンから反論も
「西洋の畜産業界で家畜の命は太地町のイルカのように尊重されているか」
2014年、イタリア版「WIRED」は、太地町のイルカ漁で用いられている苦痛を最小化する畜殺技術を挙げ、西洋の畜産業界においてはニワトリやウシの命は、イルカのように尊重されていないと指摘。「わたしたちが日々行っている虐殺を棚に上げて意見を言うことができるだろうか?」とイルカを特別視し追い込み漁を批判する人々に反論した。
なぜイルカだけが特別なのか? 日本のイルカ漁をイタリア版「WIRED」が擁護する〔WIRED〕
《2008年以降改められたイルカのと殺方法》
イルカ追い込み漁は、以前は、映画「ザ・コーブ」で描写されたように、銛を用いて捕獲していた。しかし2008年12月以降は、イルカが苦痛を感じる時間を短くするために、デンマークのフェロー諸島で行われている方法に改められている。和歌山県によると、この方法では、と殺時間は1/30に短縮(10秒前後)され、イルカの傷口も小さく、出血もほとんどなくなったという。
イルカ漁等に対する和歌山県の見解(項目追記)〔和歌山県〕
【反捕鯨国の豪ではコアラの安楽死も】
住む場所ない!豪、野生コアラ700匹をひそかに安楽死
http://www.iza.ne.jp/topics/events/events-6969-m.html
ペルー大統領はカンカン グリーンピースが世界遺産に“落書き”
2014.12.12
国際環境団体「グリーンピース」が、世界遺産のペルー地上絵のそばに巨大なメッセージを作成。これがペルー政府の逆鱗にふれた。同団体には、資金を供給する欧米スポンサーの思惑が見え隠れする活動も…。
《グリーンピース(Greenpeace)》
国際的な環境保護団体(NGO)。海洋生態系問題、オゾン層破壊、原子力問題、気候変動問題などを対象に活動する。1979年10月14日に、各国のグループを統合するかたちで、グリーンピース・インターナショナルが設立され、本部はオランダのアムステルダムに置かれた。その過剰な運動に対してエコテロリズムとして批判されることもある。(Wikipediaより)
世界遺産そばに巨大文字<2014年12月8日>
■グリーンピースが「ナスカの地上絵」付近にメッセージ
環境保護団体グリーンピースは、ペルーのリマで開かれている気候変動枠組み条約第20回締約国会議(COP20)に合わせ、世界遺産「ナスカの地上絵」の付近で、布で作った文字を並べた巨大メッセージを作成。
「ナスカの地上絵」付近に巨大メッセージ 環境団体の責任追及
■「変化の時 未来は再生可能」とつづった
布でつくったメッセージを地上絵の近くに置き、COP20に参加する各国の指導者らに行動を呼び掛けた。
「ナスカの地上絵」付近に巨大メッセージ 環境団体の責任追及
地上絵に向って歩くグリーンピースの活動家=8日、ナスカ(AP)
地上絵に向って歩くグリーンピースの活動家=8日、ナスカ(AP)
「変化の時 未来は再生可能」と綴った文字を調整するグリーンピースの活動家=8日、ナスカ(AP)
「変化の時 未来は再生可能」と綴った文字を調整するグリーンピースの活動家=8日、ナスカ(AP)
地上絵のそばに形作ったメッセージを撮影するドローンを飛ばすグリーンピースの活動家=8日、ナスカ(AP)
地上絵のそばに形作ったメッセージを撮影するドローンを飛ばすグリーンピースの活動家=8日、ナスカ(AP)
8日、環境保護団体グリーンピースがナスカの地上絵の付近でつくった巨大メッセージ(グリーンピース提供・共同)
8日、環境保護団体グリーンピースがナスカの地上絵の付近でつくった巨大メッセージ(グリーンピース提供・共同)
地上絵のそばにメッセージを作るグリーンピースの活動家=8日、ナスカ(AP)
地上絵のそばにメッセージを作るグリーンピースの活動家=8日、ナスカ(AP)
ペルー側は激怒<2014年12月9日>
■ペルー文化省「深刻な影響」
ペルー文化省は「違法な行動により、深刻な影響があった」とし、地元検察当局に通報。責任者を出国させないよう求めた。
「ナスカの地上絵」付近に巨大メッセージ 環境団体の責任追及
■地上絵付近に足跡
AP通信によると、グリーンピースの活動家が地上絵の周辺の砂地を踏みつけ、足跡を残したという。
グリーンピースが謝罪 ナスカ地上絵付近のメッセージ「感情傷つけた」
■グリーンピース広報担当者「調査中」
担当者は、活動は注意深く行ったと説明した上で、文化省の対応を深刻に受け止めており調査中だと述べた。
「ナスカの地上絵」付近に巨大メッセージ 環境団体の責任追及
グリーンピースが謝罪<2014年12月10日>
■グリーンピース「ペルー国民の感情を傷つけた」
グリーンピースが謝罪 ナスカ地上絵付近のメッセージ「感情傷つけた」
ペルー、謝罪を受け入れない意向
■謝罪を受け入れない意向
ペルー側は遺跡を傷つけたとして激怒しており、謝罪を受け入れない意向だ。
「地上絵破損」激怒のペルー、グリーンピース謝罪受け入れず
■ペルー大統領、司法当局に遺憾の意<2014年12月13日>
ペルーのウマラ大統領は、検察当局が特定した12人は13日までに出国。ウマラ氏は出国禁止措置を却下した司法当局に遺憾の意を示した。ウマラ氏は「われわれは人類の歴史的遺産を侮辱するグリーンピースの脅威に直面している」と強い調子で批判した。
ペルー大統領激怒 「ナスカの地上絵」無断足跡のグリーンピースに「人類の遺産侮辱」
グリーンピースVSロシアで暴かれる団体の“裏の顔”
■ロシア、グリーンピースの30人に「禁錮刑」
グリーンピースは2013年9月、北極圏油田開発に反対するため、バレンツ海沖の掘削基地で抗議する直接行動に出た。活動家が海上から基地によじ登り、「北極を救え」と横断幕を掲げた。露治安当局は、18カ国から集まった30人全員を逮捕。最長7年の禁錮刑を言い渡した。
グリーンピースが奨励する「市民的不服従」の陰で
■オランダはロシアを提訴→減刑
ドイツ首相やノーベル平和賞受賞者らが非難。とくにグリーンピースの本部があるオランダは大きな反発を示し、活動家の釈放を求め、国際海洋法裁判所に訴えを起こした。後に、30人の訴因は海賊行為罪より軽い暴徒行為罪に変わった。
グリーンピースが奨励する「市民的不服従」の陰で
■ロシアの北極圏開発に世界から「監視の目」
グリーンピースの抗議で、ロシアの北極圏開発に監視の目が集まるのは必至。これこそが、同団体の“欧米スポンサー”の狙い。
グリーンピースが奨励する「市民的不服従」の陰で
■団体の抗議は「NGO」を利用した欧米からの“新手の圧力”
グリーンピースは、年間収入約350億円の資金力にものをいわせている。ロシア元副首相で国営石油ロスネフチのセチン社長の「誰がグリーンピースのスポンサーなのかを見てみろ」という言葉が事実を象徴しているが、つまり、団体による抗議は非政府組織を使った欧米からの新手の対露圧力という仕組みだ。
グリーンピースが奨励する「市民的不服従」の陰で
「市民的不服従」を“免罪符”に悪行も
《市民的不服従》
社会にはびこる悪政や悪弊をなくすために良心に基づいて、法律をあえて破ってでも抗議の意を示す概念。国家の強権や社会の矛盾に抵抗する市民運動の歴史的な経緯から生まれ、南アフリカの反アパルトヘイト(人種隔離)政策闘争や米国の公民権運動などで用いられた。グリーンピースも、この手法を奨励している。
グリーンピースが奨励する「市民的不服従」の陰で
■グリーンピースが「過激行為」の模範になる可能性も
世界には市民的不服従の趣旨を曲解し、免罪符にして暴力や脅迫を行う輩もいる。米英の治安当局が「環境テロ組織」として監視する「地球解放戦線」(ELF)や反捕鯨団体シー・シェパードの行為には、負傷者や放火被害が出ている。
グリーンピースが奨励する「市民的不服従」の陰で
http://www.iza.ne.jp/topics/world/world-5674-m.html