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2003年に消息絶った火星探査機、火星表面で発見 英宇宙庁
2015年01月17日 10:51 発信地:ロンドン/英国
欧州宇宙機関(European Space Agency)が2002年に提供した、火星に着陸した探査機「ビーグル2(Beagle 2)」の想像図(2004年8月24日配信)。(c)AFP/ESA/JIM WATSON 【メディ
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【1月17日 AFP】英宇宙庁(UK Space Agency)は16日、同国で作られ10年以上前に消息を絶った無人火星探査機「ビーグル2(Beagle 2)」が火星の表面で見つかったと発表した。

米航空宇宙局(NASA)の火星探査機マーズ・リコネサンス・オービター(Mars
Reconnaissance Orbiter、MRO)が撮影した画像に、部分的に展開したパラシュートが付いたままのビーグル2が写っていた。

進化論を提唱したチャールズ・ダーウィン(Charles Darwin)も乗った英海軍の測量船ビーグル号(HMS Beagle)にちなんで名付けられたビーグル2は、巨大な懐中時計のような形
をしていて、中からソーラーパネルとロボットアーム、化学探査機器が出てくる仕組みになっており、火星着陸後に生命の痕跡を探索する予定だった。

ビーグル2は2003年、欧州初の惑星探査ミッションとしてロシアのバイコヌール宇宙基地(Baikonur Cosmodrome)から打ち上げられた欧州宇宙機関(European Space
Agency)の火星探査機マーズ・エクスプレス(Mars Express)に相乗りする形で火星に向けて出発した。

しかし同年12月26日、マーズ・エクスプレスから切り離された後行方がわからなくなり、科学者たちは火星の大気圏内で燃え尽きたのではないかと予測していた。

英宇宙庁のデービッド・パーカー(David Parker)長官はロンドン(London)で記者団に対し、「宇宙探査の歴史には成功と失敗があった」と語り、「火星の表面で発見されたということは、ビーグル2がこれまで考えられていたよりも成功を収めていたということで、これは欧州が火星探査を続けていく上で重要な一歩だ」と述べた。

英宇宙庁の声明によると、ビーグル2の誘導パラシュートは探査機に付いたままだったが、メーンパラシュートは着陸予定地の火星表面のイシディス平原(Isidis Planitia)にあった。英宇宙庁は「残念ながら
パラシュートが部分的な展開で終わったため、ビーグル2を再起動させてデータを回収することはできないだろう」としている。(c)AFP
http://www.afpbb.com/articles/-/3036759

デンマークの動物園、今度はライオンの公開解剖を計画
2015年10月09日 13:40 発信地:コペンハーゲン/デンマーク

デンマークの動物園、今度はライオンの公開解剖を計画 デンマーク・コペンハーゲンの動物園で殺処分、解剖されたキリン(2014年2月9日撮影、資料写真)

10月9日 AFP】デンマークの動物園が8日、子どもたちの目の前でライオンの解剖を行う計画を発表した。同国では2014年にも、コペンハーゲン(Copenhagen)市内の動物園がキリンに対して同様の処置を行い、世界中から激しい怒りの声が上がったことがある。

デンマーク中部にあるオーデンセ動物園(Odense Zoo)の飼育員がAFPに語ったところによれば、「ライオンを解剖する理由は、そこから多くの知識を得られると考えているから」という。

このライオンは、同動物園のライオンの数が増えすぎたために9か月前に殺処分され、その後は冷凍貯蔵庫で保管されている。

解剖は、15日に予定されており、デンマークの学校の秋休み期間中にあたることから、見学者の中には大人も子どもも含まれると予想される。

2014年2月にはコペンハーゲンの動物園が、健康なキリンを殺処分し、子どもたちの目の前で解剖したとして、非難の嵐を巻き起こした。

生後18か月のキリンのマリウスをめぐっては、新たな受け入れ先を提案する多数の申し出や、インターネット上の救出を求める嘆願書に集まった数千件の署名にもかかわらず殺処分が行われたため、同動物園の科学責任者が殺害脅迫を受ける事態となった。(c)AFP
http://www.afpbb.com/articles/-/3062688?cx_part=txt_topics

デンマークの動物園はいったい何がしたいんだ?