看護士は血圧を測るたびにインスリンを投与し、患者死亡。
インスリン必要以上に投与=60代患者死亡-静岡がんセンター
2015年09月29日 17時24分 提供:時事通信
静岡県立静岡がんセンター(静岡県長泉町)は29日、4月に同県内の60代の男性患者に必要以上のインスリンを投与したため、低血糖状態となって意識を失う医療事故があったと発表した。男性は8日後に死亡した。同センターは、医師の指示と処置した看護師の受け取り方に食い違いがあったと説明している。
同センターによると、糖尿病だった男性は2月に上顎がんで入院。4月2日朝、血糖値が高くなったため、医師が看護師2人に血糖値を1日3回測定してインスリンを投与した上、投与30分後にも血糖値を測るよう指示した。
ところが、看護師は測るたびに投与すると受け取り、同日午前10時から午後1時すぎまでに計6回投与した。男性の血糖値はその後、低下を続け、午後10時ごろに意識を喪失。回復しないままがんが進行、肺炎も併発し、死亡した。
同センターは「患者のご冥福をお祈り申し上げる。再発防止に努める」とコメントしている。 【時事通信社】
http://news.ameba.jp/20150929-767/
2015年09月29日 17時24分 提供:時事通信
静岡県立静岡がんセンター(静岡県長泉町)は29日、4月に同県内の60代の男性患者に必要以上のインスリンを投与したため、低血糖状態となって意識を失う医療事故があったと発表した。男性は8日後に死亡した。同センターは、医師の指示と処置した看護師の受け取り方に食い違いがあったと説明している。
同センターによると、糖尿病だった男性は2月に上顎がんで入院。4月2日朝、血糖値が高くなったため、医師が看護師2人に血糖値を1日3回測定してインスリンを投与した上、投与30分後にも血糖値を測るよう指示した。
ところが、看護師は測るたびに投与すると受け取り、同日午前10時から午後1時すぎまでに計6回投与した。男性の血糖値はその後、低下を続け、午後10時ごろに意識を喪失。回復しないままがんが進行、肺炎も併発し、死亡した。
同センターは「患者のご冥福をお祈り申し上げる。再発防止に努める」とコメントしている。 【時事通信社】
http://news.ameba.jp/20150929-767/