中国海軍、シリア沖に出現。ロシアと共同作戦か ISIS退治でイランとも連携と『プラウダ』(英語版
(読者の声4)貴誌前号、中国の巡洋艦がシリア沖へ向かっているというプラウダのニュースですが、中国海軍には巡洋艦はない筈です。
(軍事オタク)
(宮?正弘のコメント)出典の『プラウダ』英語版は、ロシア国家主義を鼓吹する特徴があり、もちろんプーチン翼賛のメディア。同時に中国をやけにおだてる報道をする性格がありますので、割り引く必要がありますね。
また記事をよく読むと、この報道の情報源はロシアの国会議員がそう言っているとしており、ガセネタの可能性があります。
~~~~~~もし、ガセネタではなかったらの話ですが、
これは、大きなニュースだと思います。
中国が『テロリスト』撲滅を名目に、ロシア、イランと共同の軍事作戦をとる
つまり、中国は実際に戦争ができる「軍事国家」として世界に名乗りを上げたということです。
以前にも中国は、チベットやインドや朝鮮半島やベトナムで戦争をしてきましたが
それは世界の片隅の小さい場所での出来事で、世界はあまり注目しませんでした。
チベットが中国に侵略されても、世界はチベットを救おうともしなかったのです。
中国が南シナ海でフィリピンの島々を奪おうが、ベトナムの島々を奪おうが、
日本との中央線で勝手にガスを吸おうが、軍事施設を建設してしまおうが、
世界は注目しないのです。
それは、チベットや当時のインドやベトナム、フィリピンが(そして日本が?)世界にとってとるに足らない国であったからです。
今回、シリア沖まで中国海軍が出てきたことは、世界の目立つ場所で
存在感を現そうという中国の決意の現れです。
中国は(軍事)大国であり、世界の役に立っているのだというアピールのためですね。
それと、アフリカや中東からの石油の航路の確保のためもあると思います。
ついでに、東トルキスタン人をテロ組織の要員として、皆殺しにするためです。
イスラム国が大きくなると中国に攻撃を加えるようになります。はっきりイスラム国の連中がそう言っている。
今後も中国はロシアと足並みを揃えて、目立つ行動をとる続けるでしょうね。
日本よりも中国の存在がいい意味でも悪い意味でも目立ってきています。
~~~~~~~~~~~
「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成27年(2015)9月28日(月曜日)
通算第4665号
中国海軍、シリア沖に出現。ロシアと共同作戦か
ISIS退治でイランとも連携と『プラウダ』(英語版)
****************
ロシアの有力メディア「プラウダ」(英語版、9月25日)は、中国海軍の巡洋艦が地中海を航行しており、まもなくロシア、イランなどとISIS攻撃の共同作戦のため、シリア沖へ現れると報じた。
もしこの報道がただしいとすれば、中国が『テロリスト』撲滅を名目に、ロシア、イランと共同の軍事作戦をとることを意味し、NATO主力の空爆を続ける西側の有志連合軍と協調した作戦をとるのかどうか、注目される。
◆書評 ◇しょひょう
~~~~~~~~
歴史を内閣別で区分けして俯瞰してみる初の試み
時代区分というより、時代の空気が内閣別で読める
♪
渡部昇一『渡部昇一の日本内閣史』(李白社、発売=徳間書店)
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
初代内閣総理大臣の伊藤博文から鈴木貫太郎内閣まで、近代史を『内閣』に区分して歴史を綴るという斬新なアイディアのもとに、重層的に編集されている。渡部節による独特の語り口も面白いが、歴代内閣への手厳しい批判が本書を一層引き立たせる。
初代伊藤博文内閣から鈴木貫太郎内閣まで42代、それぞれの内閣閣僚名簿が一覧され、これも本書の特筆である。そもそも初代伊藤博文は誰もが知っているが、さて、そのときの大蔵大臣は誰? 外務大臣は誰だったかまで
詳しく覚えている人は、相当マニアックな読者だろう。初代内閣の内務大臣は山県有朋、外務大臣は井上馨、大蔵大臣は松方正義である。
では戦後しばらくGHQの情報操作などによって評価が悪かった東条英機内閣で、外務大臣は東郷茂徳から重光葵まで四人が交替している。大蔵大臣は、賀屋興宣、商工大臣は岸信介だった。
同時に歴代内閣への一口寸評も辛口で、短期でついえる内閣がつづくと日本は危機を迎えるという寸言も随所に挟まる。
たとえば林銑十郎内閣。「わずか四ヶ月しか続かなかったことからもわかるように、この内閣はなんの業績も残していません(中略)。国民のウケを狙ったポピュリズム内閣は空転するばかりという教訓を残しただけ」だった。
たとえば近衛文麿内閣。近衛の登場はなぜかムード的に国民に人気があったため「世の中のムードが一気に好転しました。近衛の孫の細川護煕が総理になったとき(平成五年)、世の中は歓迎ムードに沸き」、日本中が同様な「空気」にひたるわけだが、「そうした期待がもろくも打ち破られ、急に萎んでしまったところも(細川と近衛内閣は)よく似ております」。。。。
つまり「政治的実績をあげることなく、ただ国民を明るい気持ちにするだけの男は危ないと知るべき」だと警鐘をわすれないで付け加えている。
近衛文麿には側近に朝日新聞記者でスターリンのスパイだった尾崎某など売国奴をおき、謀略を見抜けず、連続して国策を謝った張本人だった。決断にかけた男と昭和天皇が書き残された。
かくして渡部昇一氏のつぎの箴言が光る、
「国史というのは無数の水滴の中に虹を見ようとする行為に似ていて、無数の歴史的事実の中に、その国民の共通認識となるような虹を見ようとする行為というべきものなのである」。
◇◇ ○○ □□ ▽▽ ◎◎
━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━
西村眞悟の時事通信 西村眞悟の時事通信 西村眞悟の時事通信
━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━
♪
さらに、一歩を踏み出そう
@@@@@@@@@@@@
安保法案が成立し、はやくも、次は経済へ、景気へと急速に関心が流れている。
国会前の60年安保反対闘争が急速に終息して、低姿勢で経済一辺倒の所得倍増に流れたのと似ている。
何故、60年安保を引きあいに出したかといえば、この度の国会前には、五十五年前の青少年が、そのまま頭の中が凍結されて、じいさんになったようなのが大勢いたからだ。
また、そもそも、この糞暑い夏に、大騒ぎをした課題は、60年安保後に、すぐに着手して解決すべきであった課題であり、それが経済一辺倒・所得倍増のなかで、いままで凍結されていたのだった。従って、この度も、野党とデモ隊は、55年前のアホがそのまま凍結されて出てきたような見るに耐えない状況になったと言うわけだ。
そこで、今こそ、さらにまた一歩前進しなければならないと強調したい。
第一、安全保障法制と言いながら、具体的な北朝鮮に拉致された被害者の救出をどうするのか、 沖縄の基地をどうするのか、これらに切り込んでいった議論はなかったでは
ないか。
遙かスーダンの自衛隊のPKO部隊が、駆けつけ警護ができるようになった。集団的自衛権行使で、アメリカ軍と自衛隊が共同行動をおこなえるようになった。これは前進だ。
しかし、国会の論者は、肝心の個別的自衛権を考える能力がないのか。北朝鮮に拉致された日本人の救出は、個別的自衛権ではないか。沖縄の基地問題は、我が国自身の安全保障の問題ではないか。
ついでに言っておく。台湾を守ることは、我が国の個別的自衛権の問題である。それを示すケースは、1807年、デンマーク艦隊引渡請求事件、当事国、イギリス・デンマーク、である。
せっかく中共の習近平が9月3日に、仰々しいミサイル見本市的軍事パレードをしてくれているのに、台湾を守る問題が議論にならないとは恐れ入る。ミサイル防衛と巡航ミサイル保有が議論にならないとは。
中共の南シナ海侵略、侵略した島に滑走路と港湾を建設して南シナ海の領海化を目論むのを如何に阻止するのか。これが議論できないのか。或る意味では、遙か北アフリカの駆けつけ警護よりも重要ではないか。
北朝鮮に拉致された日本人を北朝鮮域内で確保して日本に救出してくることは北朝鮮政府の了承がなければできません。これで与党も野党も議論を終えていていいのか。
誘拐された自分の子どもを救出するためには、誘拐した犯人の同意が必要です。こんな馬鹿なことを真面目に言っている馬鹿が何処にいる。
つまりこの度の安保法制の議論が過ぎたからといって、忘れてはいけない。まず個別的自衛権とは何で、如何にして行使するのかに取り組もう。個別的自衛権であるから集団的自衛権に関して、驚くべき馬鹿なことを言っていた学者や内閣法制局出身のおっさんやノーベル文学賞受賞作家などは出る幕はないだろう。
さて沖縄だが、県知事が、人権問題を討議する国連に行って、沖縄の基地反対を訴えている。外務省は直ちに、沖縄県知事のパスポートを失効させるべきだ。
日米両軍が激突した沖縄戦は、七十年前の昭和二十年六月二十三日に組織的戦闘が終わった。しかし気がつけば、今、第二の沖縄戦が展開されている。中共の思想戦、宣伝戦そして工作活動であり、日本内部の左翼、共産党そして つい最近
まで国会の前にいた曰く言い難い群衆である。彼らは中共の工作で動く。彼らは赤子まで動員する「群衆」のプロである。
この第二の沖縄戦で敗れれば、我が国のみならず、東アジア全体が一挙に地殻変動の上に乗っかったような混乱に陥る。何度も言っているが、また言う。平和を望むならば、戦いに備えよ!
苦言ばかり書いてきたが、最後に、彼らもいいことを教えてくれたと評価しておきたい。
第一に、憲法学者はこんなアホなのかと教えてくれた。
第二に、内閣法制局にはこんなアホがいるのかと教えてくれた。
第三に、平和、平和という奴ほど、すぐ暴力に訴えると教えてくれた。
(にしむらしんご氏は前衆議院議員)
○○○○○○
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
♪
樋泉克夫のコラム
@@@@@@@@
【知道中国 1299回】
――「市店雜踏、穢臭衝鼻、覺頭痛??」(岡40)
岡千仞『觀光紀游』(岡千仞 明治二十五年)
▽
とどのつまり毛沢東が激怒しようが、?小平が苦言を呈しようが、賄賂が止むことはない。根絶されることなど未来永劫にありえないだろうが、それでも贈る方も収める方も、雀ならぬノミの涙ほどには“後ろめたさ”を持ってもよさそうなもの。だが徹頭徹尾にアッケラカン。それというのも賄賂は文化であり、文化とは《生き方》であり《生きる形》だからだ。中国人が中国文化に生きる以上、賄賂は永遠に不滅と考えて間違いないだろう。
そこで参考までに、次の主張を一読願いたい。
●「(裁判官も中国人であるからこそ賄賂によって刑が)判決通りに執行されないことを知っている。だから、それを念頭に、刑期を本来科すべき長さの二倍にしたのである」
●「上級官僚は、あることが実行されているかどうかを調べるように下級官僚に命ずる。すると下級官僚は、実行されております、と恭しく報告する。だが実は、全く何も実行などされていないのだ。しかしながら、多くの場合はこれで一件落着となる。だが、もしある方面から圧力がかかり続け、しかもその命令が緊急を要するものならば、下級官僚はさらに下級の官僚に圧力をかけ、彼らに責任を負わせてしまう。そして、圧力の勢いがなくなってしまうと、また旧態依然とした状況が続くことになるのだ。しかし、中国ではこれを〈改革〉と呼ぶ。例えば、幾度も発令された阿片販売や栽培の禁止令のように、大規模にしばしば行われるのだが、結果は御存じの通りなのである」
●「中国人は自身の欠点を咎められている間、忍耐強く、注意深く、真心さえ込めて耳を傾け、快活に同意し、そして言う。(中略)あなたが指摘した点について、即座に、完全に、永久に、改めると約束する。これらのもっともらしい約束は、〈鏡に映った花〉や〈水面に映った月〉のごとく、実体を伴わないものだが、あなたにとって慰め程度にはなることだろう。しかし、その慰め程度にはなる、ということこそが彼らの狙いなのだ。この点に、是非とも留意しておいて頂きたいのである」
●「(髪の毛はどちらの方向にでも自由に曲がるものだが)人間の頭には、成長する方向が決まっていて、方向が変えられない束状の毛が生えていることがある。そのような生え方の髪は、俗に〈逆毛〉と呼ばれている。逆毛は自在に曲げることができないので、それ以外の髪がどれほど多くても、逆毛に合わせて調髪しなければならない。もし、我々の住む惑星を頭と見なし、諸民族を髪の毛と考えるならば、中国人は立派な〈逆毛〉だ。櫛でとかしたり、散髪したり、剃ることもできる。しかし、以前と同じ方向で生えてくるのは確かで、その方向は変えられそうにない」
●「中国においては、(中略)『全体は、部分の合計に等しい』という公理も真実ではない、という知的現象がみられる」
以上は、「〈中国問題〉は今や中国の国内問題ではなく、国際的な問題となっている。二十世紀には、中国問題は現在よりもより一層差し迫った問題になるだろう」と語るアメリカ人宣教師A・H・スミス(1845年~1932年)が、1894年に出版した『Chinese
Characteristics』(『中国人的性格』中公叢書 2015年)からの引用である。
19世紀末に「中国の国内問題ではなく、国際的な問題となっている」とされた〈中国問題〉は20世紀に解決されずに持ち越され、21世紀初頭の現在の世界にとっては「より一層差し迫った問題にある」。だが、解決への糸口はみつかりそうにない。習近平との会談に臨むに際し、オバマがスミスの著書に目を通し、先人の30数年に及んだ現地体験から得られた分析に従い、〈逆毛〉にとっての「改革」「約束」「全体」などの内実を弁えていたなら。
「立派な〈逆毛〉」とは・・・過激で適切。さて道草を切り上げ、岡に戻りたい。
《QED》
◇○▽○□
(読者の声1)発売されたばかりの「WILL」十一月号に田村秀男氏が中国経済を滅多切りにしています。とくに中国の言う膨大な外貨準備は張り子の虎で、実際はマイナスだろうと示唆しているのですが、宮崎先生の分析とほぼ同一基調ですね。
(OO生、世田谷)
(宮?正弘のコメント)田村氏の分析は大いに参考になる力作ばかりですが、これほど実直に中国経済を分析されていると、古巣の日本経済新聞から産経新聞へ移籍した理由もよく分かります。
WILLの田村論文では、SDRに中国人民元が加われるかどうか、十一月に決まるだろうが、米国は反対、IMFは賛成の姿勢らしいが米国が拒否権をもつ、つまりは米国次第という国際金融の内部事情がでていて参考になりました。
ところで、この田村さんに渡辺哲也さんが加わり、そして小生の三人で中国経済を縦横に語り合った鼎談本が来年一月早々に単行本になります。ご期待下さい。
♪
(読者の声2) 一愛読者です。宮崎さんの『「中国の時代」は終わった』、『中国共産党、三年以内に崩壊する!?』、『中国バブル崩壊が始まった』(いずれも海竜社)の三部作を克明に読んでノートをとりました。
まさに宮?さんの予測はことごとく的中しているではありませんか。ほかのチャイナウォッチャーで、ここまでの事態を早くから予測した人は少なく、そして、出たときにはびっくりしたタイトルの『中国大破綻 ついに失われる20
年に突入する』(PHP研究所)も、その総集編といったところでしょう。
上海株暴落は、いま小康状態といえますが、再発したときは、もっと大規模な暴落となり世界恐慌の引き金をひくことになりませんか?
(TY生、さいたま市)
(宮崎正弘のコメント)リーマンショックは、その一年前にベアスターンズの破綻と救済がありました。
ギリシアは何回も危機となり、半年か一年後に再度爆発というパターンを繰り返しています。こんごの中国経済も、たまったガスが充満し、間歇的に爆発をくりかえすように、どかっと暴落再発の繰り返しがしばらく続くことになるでしょう。
AIIBも小生が予測したとおり、最初から蹉跌がみえてきました。
♪
(読者の声3) 習近平の米国訪問は失敗と言っていいのでしょう。シアトルで出迎えたのは市長のみ、晩餐会のメニューの英語表記にはわざわざ「Wasabi,Daikon,Edamame」と日本語を使用。さらにワインは格安。
http://qz.com/508736/xi-jinpings-seattle-dinner-japanese-ingredients-and-cheap-wine/
http://livedoor.blogimg.jp/hoshusokho/imgs/1/3/13d7b8e5.jpg
フランシスコ法王が9月下旬に訪米することは2月の段階でわかっていたこと。中国国内でキリスト教を弾圧する習近平が法王の訪米日程変更を申し入れたところで受け入れられるわけがない。
前回の訪米ではうつむいてメモを読み上げるだけだった習近平、それでもオバマ大統領とは笑顔で握手でした。
今回は二人とも仏頂面、米中冷戦が現実味を増してきました。
(PB生、千葉)
(宮崎正弘のコメント)胡錦涛が訪米したとき、米国のメディアにでた風刺漫画を思い出しました。
胡錦涛をむかえてオバマが用意した夕食会はハンバーガー屋台。むっとして胡錦涛は言う。「もっと金を貸して欲しいなら、はっきりそう言えばいいんじゃないの」。
米国は国債をたくさん購入してくれる中国に頭が上がらなかったという構造を風刺した政治漫画の傑作でした。
宮崎正弘の新刊案内 http://miyazaki.xii.jp/saisinkan/index.html
宮崎正弘のロングセラー
***********
『アジアインフラ投資銀行の凄惨な末路』(PHP研究所、999円)
『日本が在日米軍を買収し、第七艦隊を吸収・合併する日』(ビジネス社)
『中国、韓国は自滅し、アジアの時代がやってくる!』(海竜社、1080円)
『中国大破綻 ついに失われる20年に突入する』(PHP研究所、1404円)
『日本と世界を動かす悪の「孫子」』(ビジネス社。1188円)
『吉田松陰が復活する』(並木書房、定価1620円)
『中国・韓国を“本気で”見捨て始めた世界』(徳間書店 1080円)
『台湾烈々 世界一の親日国家がヤバイ』(ビジネス社、1188円)
『「中国の時代」は終わった』(海竜社、定価1080円)
『中国共産党、三年以内に崩壊する!?』(海竜社、1080円)
『中国バブル崩壊が始まった』(海竜社、1080円)
『中国 大嘘つき国家の犯罪』(文芸社文庫、713円)
♪
<宮崎正弘の対談シリーズ>
************
宮崎正弘 v 渡邊哲也『激動する世界経済!』(ワック、994円)
宮崎正弘 v 室谷克実『日本に惨敗し ついに終わる中国と韓国』(徳間書店)
宮崎正弘 v 小川榮太郎『保守の原点』(海竜社。1620円)
宮崎正弘 v 室谷克実『仲良く自滅する中国と韓国』(徳間書店)
宮崎正弘 v 川口マーン惠美『なぜ中国人とドイツ人は馬が合うのか?』(ワック)
宮崎正弘 v 石平『2015年 中国の真実』(ワック、シリーズ第五弾)
(石平さんとの第7弾は、十月下旬発売予定です。ご期待下さい)
宮崎正弘 v 大竹慎一『中国崩壊で日本はこうなる』(1512円。徳間書店)
宮崎正弘 v 西部遭『日米安保五十年』(海竜社)
宮崎正弘 v 黄文雄『世界が知らない中国人の野蛮』(徳間書店)
宮崎正弘 v 佐藤優『猛毒国家に囲まれた日本』(海竜社)
宮崎正弘のホームページ http://miyazaki.xii.jp/
(C)有限会社宮崎正弘事務所 2015 ◎転送自由。転載の場合、出典を明示
(軍事オタク)
(宮?正弘のコメント)出典の『プラウダ』英語版は、ロシア国家主義を鼓吹する特徴があり、もちろんプーチン翼賛のメディア。同時に中国をやけにおだてる報道をする性格がありますので、割り引く必要がありますね。
また記事をよく読むと、この報道の情報源はロシアの国会議員がそう言っているとしており、ガセネタの可能性があります。
~~~~~~もし、ガセネタではなかったらの話ですが、
これは、大きなニュースだと思います。
中国が『テロリスト』撲滅を名目に、ロシア、イランと共同の軍事作戦をとる
つまり、中国は実際に戦争ができる「軍事国家」として世界に名乗りを上げたということです。
以前にも中国は、チベットやインドや朝鮮半島やベトナムで戦争をしてきましたが
それは世界の片隅の小さい場所での出来事で、世界はあまり注目しませんでした。
チベットが中国に侵略されても、世界はチベットを救おうともしなかったのです。
中国が南シナ海でフィリピンの島々を奪おうが、ベトナムの島々を奪おうが、
日本との中央線で勝手にガスを吸おうが、軍事施設を建設してしまおうが、
世界は注目しないのです。
それは、チベットや当時のインドやベトナム、フィリピンが(そして日本が?)世界にとってとるに足らない国であったからです。
今回、シリア沖まで中国海軍が出てきたことは、世界の目立つ場所で
存在感を現そうという中国の決意の現れです。
中国は(軍事)大国であり、世界の役に立っているのだというアピールのためですね。
それと、アフリカや中東からの石油の航路の確保のためもあると思います。
ついでに、東トルキスタン人をテロ組織の要員として、皆殺しにするためです。
イスラム国が大きくなると中国に攻撃を加えるようになります。はっきりイスラム国の連中がそう言っている。
今後も中国はロシアと足並みを揃えて、目立つ行動をとる続けるでしょうね。
日本よりも中国の存在がいい意味でも悪い意味でも目立ってきています。
~~~~~~~~~~~
「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成27年(2015)9月28日(月曜日)
通算第4665号
中国海軍、シリア沖に出現。ロシアと共同作戦か
ISIS退治でイランとも連携と『プラウダ』(英語版)
****************
ロシアの有力メディア「プラウダ」(英語版、9月25日)は、中国海軍の巡洋艦が地中海を航行しており、まもなくロシア、イランなどとISIS攻撃の共同作戦のため、シリア沖へ現れると報じた。
もしこの報道がただしいとすれば、中国が『テロリスト』撲滅を名目に、ロシア、イランと共同の軍事作戦をとることを意味し、NATO主力の空爆を続ける西側の有志連合軍と協調した作戦をとるのかどうか、注目される。
◆書評 ◇しょひょう
~~~~~~~~
歴史を内閣別で区分けして俯瞰してみる初の試み
時代区分というより、時代の空気が内閣別で読める
♪
渡部昇一『渡部昇一の日本内閣史』(李白社、発売=徳間書店)
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
初代内閣総理大臣の伊藤博文から鈴木貫太郎内閣まで、近代史を『内閣』に区分して歴史を綴るという斬新なアイディアのもとに、重層的に編集されている。渡部節による独特の語り口も面白いが、歴代内閣への手厳しい批判が本書を一層引き立たせる。
初代伊藤博文内閣から鈴木貫太郎内閣まで42代、それぞれの内閣閣僚名簿が一覧され、これも本書の特筆である。そもそも初代伊藤博文は誰もが知っているが、さて、そのときの大蔵大臣は誰? 外務大臣は誰だったかまで
詳しく覚えている人は、相当マニアックな読者だろう。初代内閣の内務大臣は山県有朋、外務大臣は井上馨、大蔵大臣は松方正義である。
では戦後しばらくGHQの情報操作などによって評価が悪かった東条英機内閣で、外務大臣は東郷茂徳から重光葵まで四人が交替している。大蔵大臣は、賀屋興宣、商工大臣は岸信介だった。
同時に歴代内閣への一口寸評も辛口で、短期でついえる内閣がつづくと日本は危機を迎えるという寸言も随所に挟まる。
たとえば林銑十郎内閣。「わずか四ヶ月しか続かなかったことからもわかるように、この内閣はなんの業績も残していません(中略)。国民のウケを狙ったポピュリズム内閣は空転するばかりという教訓を残しただけ」だった。
たとえば近衛文麿内閣。近衛の登場はなぜかムード的に国民に人気があったため「世の中のムードが一気に好転しました。近衛の孫の細川護煕が総理になったとき(平成五年)、世の中は歓迎ムードに沸き」、日本中が同様な「空気」にひたるわけだが、「そうした期待がもろくも打ち破られ、急に萎んでしまったところも(細川と近衛内閣は)よく似ております」。。。。
つまり「政治的実績をあげることなく、ただ国民を明るい気持ちにするだけの男は危ないと知るべき」だと警鐘をわすれないで付け加えている。
近衛文麿には側近に朝日新聞記者でスターリンのスパイだった尾崎某など売国奴をおき、謀略を見抜けず、連続して国策を謝った張本人だった。決断にかけた男と昭和天皇が書き残された。
かくして渡部昇一氏のつぎの箴言が光る、
「国史というのは無数の水滴の中に虹を見ようとする行為に似ていて、無数の歴史的事実の中に、その国民の共通認識となるような虹を見ようとする行為というべきものなのである」。
◇◇ ○○ □□ ▽▽ ◎◎
━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━
西村眞悟の時事通信 西村眞悟の時事通信 西村眞悟の時事通信
━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━
♪
さらに、一歩を踏み出そう
@@@@@@@@@@@@
安保法案が成立し、はやくも、次は経済へ、景気へと急速に関心が流れている。
国会前の60年安保反対闘争が急速に終息して、低姿勢で経済一辺倒の所得倍増に流れたのと似ている。
何故、60年安保を引きあいに出したかといえば、この度の国会前には、五十五年前の青少年が、そのまま頭の中が凍結されて、じいさんになったようなのが大勢いたからだ。
また、そもそも、この糞暑い夏に、大騒ぎをした課題は、60年安保後に、すぐに着手して解決すべきであった課題であり、それが経済一辺倒・所得倍増のなかで、いままで凍結されていたのだった。従って、この度も、野党とデモ隊は、55年前のアホがそのまま凍結されて出てきたような見るに耐えない状況になったと言うわけだ。
そこで、今こそ、さらにまた一歩前進しなければならないと強調したい。
第一、安全保障法制と言いながら、具体的な北朝鮮に拉致された被害者の救出をどうするのか、 沖縄の基地をどうするのか、これらに切り込んでいった議論はなかったでは
ないか。
遙かスーダンの自衛隊のPKO部隊が、駆けつけ警護ができるようになった。集団的自衛権行使で、アメリカ軍と自衛隊が共同行動をおこなえるようになった。これは前進だ。
しかし、国会の論者は、肝心の個別的自衛権を考える能力がないのか。北朝鮮に拉致された日本人の救出は、個別的自衛権ではないか。沖縄の基地問題は、我が国自身の安全保障の問題ではないか。
ついでに言っておく。台湾を守ることは、我が国の個別的自衛権の問題である。それを示すケースは、1807年、デンマーク艦隊引渡請求事件、当事国、イギリス・デンマーク、である。
せっかく中共の習近平が9月3日に、仰々しいミサイル見本市的軍事パレードをしてくれているのに、台湾を守る問題が議論にならないとは恐れ入る。ミサイル防衛と巡航ミサイル保有が議論にならないとは。
中共の南シナ海侵略、侵略した島に滑走路と港湾を建設して南シナ海の領海化を目論むのを如何に阻止するのか。これが議論できないのか。或る意味では、遙か北アフリカの駆けつけ警護よりも重要ではないか。
北朝鮮に拉致された日本人を北朝鮮域内で確保して日本に救出してくることは北朝鮮政府の了承がなければできません。これで与党も野党も議論を終えていていいのか。
誘拐された自分の子どもを救出するためには、誘拐した犯人の同意が必要です。こんな馬鹿なことを真面目に言っている馬鹿が何処にいる。
つまりこの度の安保法制の議論が過ぎたからといって、忘れてはいけない。まず個別的自衛権とは何で、如何にして行使するのかに取り組もう。個別的自衛権であるから集団的自衛権に関して、驚くべき馬鹿なことを言っていた学者や内閣法制局出身のおっさんやノーベル文学賞受賞作家などは出る幕はないだろう。
さて沖縄だが、県知事が、人権問題を討議する国連に行って、沖縄の基地反対を訴えている。外務省は直ちに、沖縄県知事のパスポートを失効させるべきだ。
日米両軍が激突した沖縄戦は、七十年前の昭和二十年六月二十三日に組織的戦闘が終わった。しかし気がつけば、今、第二の沖縄戦が展開されている。中共の思想戦、宣伝戦そして工作活動であり、日本内部の左翼、共産党そして つい最近
まで国会の前にいた曰く言い難い群衆である。彼らは中共の工作で動く。彼らは赤子まで動員する「群衆」のプロである。
この第二の沖縄戦で敗れれば、我が国のみならず、東アジア全体が一挙に地殻変動の上に乗っかったような混乱に陥る。何度も言っているが、また言う。平和を望むならば、戦いに備えよ!
苦言ばかり書いてきたが、最後に、彼らもいいことを教えてくれたと評価しておきたい。
第一に、憲法学者はこんなアホなのかと教えてくれた。
第二に、内閣法制局にはこんなアホがいるのかと教えてくれた。
第三に、平和、平和という奴ほど、すぐ暴力に訴えると教えてくれた。
(にしむらしんご氏は前衆議院議員)
○○○○○○
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
♪
樋泉克夫のコラム
@@@@@@@@
【知道中国 1299回】
――「市店雜踏、穢臭衝鼻、覺頭痛??」(岡40)
岡千仞『觀光紀游』(岡千仞 明治二十五年)
▽
とどのつまり毛沢東が激怒しようが、?小平が苦言を呈しようが、賄賂が止むことはない。根絶されることなど未来永劫にありえないだろうが、それでも贈る方も収める方も、雀ならぬノミの涙ほどには“後ろめたさ”を持ってもよさそうなもの。だが徹頭徹尾にアッケラカン。それというのも賄賂は文化であり、文化とは《生き方》であり《生きる形》だからだ。中国人が中国文化に生きる以上、賄賂は永遠に不滅と考えて間違いないだろう。
そこで参考までに、次の主張を一読願いたい。
●「(裁判官も中国人であるからこそ賄賂によって刑が)判決通りに執行されないことを知っている。だから、それを念頭に、刑期を本来科すべき長さの二倍にしたのである」
●「上級官僚は、あることが実行されているかどうかを調べるように下級官僚に命ずる。すると下級官僚は、実行されております、と恭しく報告する。だが実は、全く何も実行などされていないのだ。しかしながら、多くの場合はこれで一件落着となる。だが、もしある方面から圧力がかかり続け、しかもその命令が緊急を要するものならば、下級官僚はさらに下級の官僚に圧力をかけ、彼らに責任を負わせてしまう。そして、圧力の勢いがなくなってしまうと、また旧態依然とした状況が続くことになるのだ。しかし、中国ではこれを〈改革〉と呼ぶ。例えば、幾度も発令された阿片販売や栽培の禁止令のように、大規模にしばしば行われるのだが、結果は御存じの通りなのである」
●「中国人は自身の欠点を咎められている間、忍耐強く、注意深く、真心さえ込めて耳を傾け、快活に同意し、そして言う。(中略)あなたが指摘した点について、即座に、完全に、永久に、改めると約束する。これらのもっともらしい約束は、〈鏡に映った花〉や〈水面に映った月〉のごとく、実体を伴わないものだが、あなたにとって慰め程度にはなることだろう。しかし、その慰め程度にはなる、ということこそが彼らの狙いなのだ。この点に、是非とも留意しておいて頂きたいのである」
●「(髪の毛はどちらの方向にでも自由に曲がるものだが)人間の頭には、成長する方向が決まっていて、方向が変えられない束状の毛が生えていることがある。そのような生え方の髪は、俗に〈逆毛〉と呼ばれている。逆毛は自在に曲げることができないので、それ以外の髪がどれほど多くても、逆毛に合わせて調髪しなければならない。もし、我々の住む惑星を頭と見なし、諸民族を髪の毛と考えるならば、中国人は立派な〈逆毛〉だ。櫛でとかしたり、散髪したり、剃ることもできる。しかし、以前と同じ方向で生えてくるのは確かで、その方向は変えられそうにない」
●「中国においては、(中略)『全体は、部分の合計に等しい』という公理も真実ではない、という知的現象がみられる」
以上は、「〈中国問題〉は今や中国の国内問題ではなく、国際的な問題となっている。二十世紀には、中国問題は現在よりもより一層差し迫った問題になるだろう」と語るアメリカ人宣教師A・H・スミス(1845年~1932年)が、1894年に出版した『Chinese
Characteristics』(『中国人的性格』中公叢書 2015年)からの引用である。
19世紀末に「中国の国内問題ではなく、国際的な問題となっている」とされた〈中国問題〉は20世紀に解決されずに持ち越され、21世紀初頭の現在の世界にとっては「より一層差し迫った問題にある」。だが、解決への糸口はみつかりそうにない。習近平との会談に臨むに際し、オバマがスミスの著書に目を通し、先人の30数年に及んだ現地体験から得られた分析に従い、〈逆毛〉にとっての「改革」「約束」「全体」などの内実を弁えていたなら。
「立派な〈逆毛〉」とは・・・過激で適切。さて道草を切り上げ、岡に戻りたい。
《QED》
◇○▽○□
(読者の声1)発売されたばかりの「WILL」十一月号に田村秀男氏が中国経済を滅多切りにしています。とくに中国の言う膨大な外貨準備は張り子の虎で、実際はマイナスだろうと示唆しているのですが、宮崎先生の分析とほぼ同一基調ですね。
(OO生、世田谷)
(宮?正弘のコメント)田村氏の分析は大いに参考になる力作ばかりですが、これほど実直に中国経済を分析されていると、古巣の日本経済新聞から産経新聞へ移籍した理由もよく分かります。
WILLの田村論文では、SDRに中国人民元が加われるかどうか、十一月に決まるだろうが、米国は反対、IMFは賛成の姿勢らしいが米国が拒否権をもつ、つまりは米国次第という国際金融の内部事情がでていて参考になりました。
ところで、この田村さんに渡辺哲也さんが加わり、そして小生の三人で中国経済を縦横に語り合った鼎談本が来年一月早々に単行本になります。ご期待下さい。
♪
(読者の声2) 一愛読者です。宮崎さんの『「中国の時代」は終わった』、『中国共産党、三年以内に崩壊する!?』、『中国バブル崩壊が始まった』(いずれも海竜社)の三部作を克明に読んでノートをとりました。
まさに宮?さんの予測はことごとく的中しているではありませんか。ほかのチャイナウォッチャーで、ここまでの事態を早くから予測した人は少なく、そして、出たときにはびっくりしたタイトルの『中国大破綻 ついに失われる20
年に突入する』(PHP研究所)も、その総集編といったところでしょう。
上海株暴落は、いま小康状態といえますが、再発したときは、もっと大規模な暴落となり世界恐慌の引き金をひくことになりませんか?
(TY生、さいたま市)
(宮崎正弘のコメント)リーマンショックは、その一年前にベアスターンズの破綻と救済がありました。
ギリシアは何回も危機となり、半年か一年後に再度爆発というパターンを繰り返しています。こんごの中国経済も、たまったガスが充満し、間歇的に爆発をくりかえすように、どかっと暴落再発の繰り返しがしばらく続くことになるでしょう。
AIIBも小生が予測したとおり、最初から蹉跌がみえてきました。
♪
(読者の声3) 習近平の米国訪問は失敗と言っていいのでしょう。シアトルで出迎えたのは市長のみ、晩餐会のメニューの英語表記にはわざわざ「Wasabi,Daikon,Edamame」と日本語を使用。さらにワインは格安。
http://qz.com/508736/xi-jinpings-seattle-dinner-japanese-ingredients-and-cheap-wine/
http://livedoor.blogimg.jp/hoshusokho/imgs/1/3/13d7b8e5.jpg
フランシスコ法王が9月下旬に訪米することは2月の段階でわかっていたこと。中国国内でキリスト教を弾圧する習近平が法王の訪米日程変更を申し入れたところで受け入れられるわけがない。
前回の訪米ではうつむいてメモを読み上げるだけだった習近平、それでもオバマ大統領とは笑顔で握手でした。
今回は二人とも仏頂面、米中冷戦が現実味を増してきました。
(PB生、千葉)
(宮崎正弘のコメント)胡錦涛が訪米したとき、米国のメディアにでた風刺漫画を思い出しました。
胡錦涛をむかえてオバマが用意した夕食会はハンバーガー屋台。むっとして胡錦涛は言う。「もっと金を貸して欲しいなら、はっきりそう言えばいいんじゃないの」。
米国は国債をたくさん購入してくれる中国に頭が上がらなかったという構造を風刺した政治漫画の傑作でした。
宮崎正弘の新刊案内 http://miyazaki.xii.jp/saisinkan/index.html
宮崎正弘のロングセラー
***********
『アジアインフラ投資銀行の凄惨な末路』(PHP研究所、999円)
『日本が在日米軍を買収し、第七艦隊を吸収・合併する日』(ビジネス社)
『中国、韓国は自滅し、アジアの時代がやってくる!』(海竜社、1080円)
『中国大破綻 ついに失われる20年に突入する』(PHP研究所、1404円)
『日本と世界を動かす悪の「孫子」』(ビジネス社。1188円)
『吉田松陰が復活する』(並木書房、定価1620円)
『中国・韓国を“本気で”見捨て始めた世界』(徳間書店 1080円)
『台湾烈々 世界一の親日国家がヤバイ』(ビジネス社、1188円)
『「中国の時代」は終わった』(海竜社、定価1080円)
『中国共産党、三年以内に崩壊する!?』(海竜社、1080円)
『中国バブル崩壊が始まった』(海竜社、1080円)
『中国 大嘘つき国家の犯罪』(文芸社文庫、713円)
♪
<宮崎正弘の対談シリーズ>
************
宮崎正弘 v 渡邊哲也『激動する世界経済!』(ワック、994円)
宮崎正弘 v 室谷克実『日本に惨敗し ついに終わる中国と韓国』(徳間書店)
宮崎正弘 v 小川榮太郎『保守の原点』(海竜社。1620円)
宮崎正弘 v 室谷克実『仲良く自滅する中国と韓国』(徳間書店)
宮崎正弘 v 川口マーン惠美『なぜ中国人とドイツ人は馬が合うのか?』(ワック)
宮崎正弘 v 石平『2015年 中国の真実』(ワック、シリーズ第五弾)
(石平さんとの第7弾は、十月下旬発売予定です。ご期待下さい)
宮崎正弘 v 大竹慎一『中国崩壊で日本はこうなる』(1512円。徳間書店)
宮崎正弘 v 西部遭『日米安保五十年』(海竜社)
宮崎正弘 v 黄文雄『世界が知らない中国人の野蛮』(徳間書店)
宮崎正弘 v 佐藤優『猛毒国家に囲まれた日本』(海竜社)
宮崎正弘のホームページ http://miyazaki.xii.jp/
(C)有限会社宮崎正弘事務所 2015 ◎転送自由。転載の場合、出典を明示