メキシコで、インドネシアで中国の新幹線プロジェクトは凄まじい賄賂攻勢、ダンピング、破格の融資条件
結局、インドネシアは、ワイロ攻撃に負けたようです。↓
アメリカもチュウゴクの新幹線を受注したと友人が言っていた。
チュウゴウに新幹線の技術を売った日本がバカだったと思う。外国で新幹線を売らないと約束してもらったとどこかのニュースで読んだけど、チュウゴク=ウソつきって、常識だから信じた方が悪い。チュウゴク人が約束を守るワケがない。
~~~~~
高速鉄道、中国の受注濃厚=「白紙化」撤回―インドネシア
時事通信社 2015/9/23 22:15
【ジャカルタ時事】インドネシアのダルミン・ナスティオン経済調整相は23日、日中両国が受注を競っていたジャワ島ジャカルタ―バンドン間の高速鉄道計画について、「引き続き進める」と述べ、先に発表した白紙化を撤回する考えを明らかにした。中国が先週、インドネシア政府の資金面での要求を受け入れる方針を示したのに対し、日本が受け入れるのは困難で、中国による受注が濃厚となった。
日本の谷崎泰明駐インドネシア大使との会談後、記者団に語った。経済調整相は白紙化を撤回した直接の理由は明らかにしなかったが、「ジョコ・ウィドド大統領が発表を求めた」と述べ、大統領自身が決定した可能性を示唆した。
インドネシア政府は今月3日、高速鉄道に関する日中両案ではインドネシア政府に財政負担が発生するなどとして、いずれも採用せず、高速鉄道はやめて「中速」鉄道にすると発表。
財政負担を一切伴わない事業にするとも説明した。
これを受け、中国側はインドネシアのリニ国営企業相が先週訪中した際、財政負担をめぐる同国の要求に応じる方針を表明。国営企業相は「高速鉄道建設に早期に着手する」と述べ、中国案で事業を進める考えを示した。
一方、日本の新幹線案は資金調達の大半をインドネシア政府の保証が必要な円借款としているため、要求に応じられないとみられている。
ジャカルタ―バンドン間は約140キロ。高速鉄道の受注をめぐっては、日中双方が首脳の特使を派遣するなど、激しい受注合戦を展開してきた。
http://news.merumo.ne.jp/article/genre/3454766
「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成27年(2015)9月18日(金曜日)
通算第4661号
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
懲りない、めげない、恥を知らないという三拍子
中国新幹線、こんどは米国の心臓部へ殴り込み
*********************
「恥の街」という異名をとるのはネバダ州のラスベガス。ここから西へ370キロ、カリフォルニア州のロスアンジェルスへと到る。
中国は、この心臓部ともいえる区間に「新幹線」を敷設するジョイントベンチャー企業を2016年秋に立ち上げると発表した。
主体は「中国国際鉄道」の米国子会社と、米国のベンチャー企業「エクルプレスウェスト」(この会社の実体は不明)。両社が米国内にジョイントベンチャー企業を設立し、2016年からラスーロス間の新幹線建設構想を具体化する事業を開始するとした。
メキシコで、インドネシアで中国の新幹線プロジェクトは白紙に戻されたが、その凄まじい賄賂攻勢、ダンピング、破格の融資条件など、まさに「懲りない、めげない、恥を知らない」体質を顕現している。
この構想は9月17日、習近平訪米直前というタイミングを撰んで発表されているので大風呂敷におわるかもしれないが。。。
♪
(読者の声1)中国の食といえば偽物、毒入りなどがつきものですが、偽物かつ毒入り肉で江蘇省の女性が中毒になったというニュース。
「江蘇省の女性、ネズミ肉の「羊肉串」食べて中毒に 全身に紫斑―台湾メディア」
http://www.focus-asia.com/socioeconomy/photonews/428856/
羊の串焼きが好物の女性、5年ほど前から出血がひどくなり、血尿や全身に紫色の斑点、重度の貧血、血液凝固障害の症状。医師の推測は「串焼きが原因」。屋台の主人はコスト削減のため羊肉と偽ってネズミの肉を出す。
ネズミの多くは血液凝固機能を抑制する働きを持つ毒を飲ませて殺しているため、肉にも毒が大量に残留。長い間、偽の串焼きを食べたことで毒素が体内に蓄積されてしまった、という恐ろしい話。
ネズミはベトナムのメコンデルタでも食べますが、田ネズミで衛生面も他の野生動物と変わりないらしい。
開高健のベトナム戦争従軍記には、南ベトナム兵が戦闘そっちのけでネズミを捕まえては地面に叩きつけ背嚢に載せていく描写がありました。
サイゴンの市場では今でもカエルを柱に叩きつけて気絶させていましたから小動物の扱いは昔から変わっていないようですね。
(PB生、千葉)
(宮崎正弘のコメント)二年前にハノイで雇ったガイド(若いベトナム人。男性)が結婚式の話題となったときに、言っていました。
「結婚式で日本なら鯛が必ずでてくるように、ベトナムではネズミ、これが一番のごちそうです」と。
♪
(読者の声2)「ドイツの反日感情について」。日本人はドイツに親近感を抱くがドイツ側は結構反日的であるという。
これは現地に長くすむ日本人の意見なので事実なのだろう。この理由を地政学で考えてみたい。
日独は数千Kmも離れた国なので隣国的な敵対関係はないから、「敵の敵は味方」論になる。実際これが戦前のヒトラーの対ソ連東西挟撃戦略と対日友好政策を生んだ。そしてこれを破ったのがスターリンの支那事変工作、対米工作である。
現代ドイツは、ロシアの脅威を感じているが、それを中共を使って牽制することを考えているのではないか。それが独中友好戦略になる。
戦前ソ連をドイツと挟撃する立場にあったのは、蒋介石の国民党であり中共ではない。しかし戦後中共はダマンスキー島で中ソ国境戦争をおこしているので、ドイツにとっては対ソ牽制上、利用価値があると見えるかもしれない。中共にとっては、ドイツは非核だから頼りにならないが、いろいろ欧州国際政策で利用できる。
ロシアは第二次大戦で両国に勝利しているが、その後も日独を敵視しているから、両国の友好を望んでいない。そこで、ロシアは、ドイツでは反日を煽るのが基本方針になるだろう。これがドイツのリベラル、親ソ連、ロシア系団体の反日性の原因ではないか。
米国にとり日独は遠く、地政学的な利害関係を持たない。だから米国の対独、対日政策は時々の変わりやすい対外政策の反映である。先般ドイツでオバマ大統領はドイツの靖国神社である国防軍慰霊施設にお参りしている。日本でも共和党大統領が靖国神社に参拝しようとしたと言われている。
戦後のドイツ人はナチス時代の蛮行を非難されると逃げ道がないので、自国だけではない。日本もやったといいたくなるのは、心理的な逃避として理解できる。
そこにロシアや中共、韓国がこうしたドイツ人の心理的弱みと混乱につけ込んで、彼等の反日宣伝に利用しているという事はあるだろう。
もし、ドイツ人にとって反日宣伝が不可欠の精神安定剤のようなものになっているとしたら大変だ。
ドイツ人は、日常生活では堅実でしっかりものとされているが、政治的には不安定なのではないかと思う。それは英国のように王制を持たないからだ。いわゆる民主主義や議会制度はそれだけだと社会が大動乱を起こすと簡単に吹き飛んでしまう。ワイマール体制とヒトラーがよい例だ。
日本にとっては、ドイツは遠い国なので情報は少なく、戦前の友好国感情の残渣が残っている状態だ。地政学は時代を超えた原理だからドイツの対日感情が、今後日本が核自衛すると、対ソ警戒上、再び友好に変わる事はありえるのではないかと思う。
(東海子)
♪
(読者の声3)西尾幹二先生・ 全集第12回配本「自由の悲劇」刊行記念」「西尾幹二講演会」のご案内です。
全22巻の西尾幹二全集も 第12回配本の「自由の悲劇」を以て折り返し点をすぎました。それを記念して、下記のとおり講演会を開催いたします。
記
日時: 9月26日(土) 開場:午後2時 開演:午後2時15分(
会場: ホテル グランドヒル市ヶ谷 3階 「瑠璃の間」
演題: 「昭和のダイナミズム」
-歴史の地下水脈を外国にふさがれたままでいいのか-
(西尾幹二先生からのメッセージ)「『江戸のダイナミズム』を前提に江戸時代に熟成した日本の言語文化は明治・大正期に西洋からの影響で一時的にぐらつき、昭和期に入って反転し、偉大なる「昭和のダイナミズム」を形成した。ここでいう「昭和」は戦前と戦後をひとつながりとみる。戦争に向けて「昭和文化」は高揚し、世界に対し視野を広げ、戦後も二、三十年間はその余熱がつづいた。明治維新も敗戦も切れ目とは考えない。歴史は連続している。興隆と衰亡の区別があるのみで、歴史は維新や敗戦で中断されて姿を変えたと考えるのは間違いである」。
入場料: 1,000円 (事前予約は不要です。)
懇親会: 午後5時~午後7時 3階 「珊瑚の間」 会費 5,000円(講演終了後、講師を囲んでの懇親会を行います。どなたでもご参加いただけます。事前予約は不要です。初参加、大歓迎です )
お問い合わせ: 国書刊行会 (営業部)
電話 03-5970-7421 FAX 03-5970-7427
E-mail: sales@kokusho.co.jp
主催: 国書刊行会
後援: 西尾幹二坦々塾
宮崎正弘の新刊案内 http://miyazaki.xii.jp/saisinkan/index.html
宮崎正弘のロングセラー
***********
『アジアインフラ投資銀行の凄惨な末路』(PHP研究所、999円)
『日本が在日米軍を買収し、第七艦隊を吸収・合併する日』(ビジネス社)
『中国、韓国は自滅し、アジアの時代がやってくる!』(海竜社、1080円)
『中国大破綻 ついに失われる20年に突入する』(PHP研究所、1404円)
『日本と世界を動かす悪の「孫子」』(ビジネス社。1188円)
『吉田松陰が復活する』(並木書房、定価1620円)
『中国・韓国を“本気で”見捨て始めた世界』(徳間書店 1080円)
『台湾烈々 世界一の親日国家がヤバイ』(ビジネス社、1188円)
『「中国の時代」は終わった』(海竜社、定価1080円)
『中国共産党、三年以内に崩壊する!?』(海竜社、1080円)
『中国バブル崩壊が始まった』(海竜社、1080円)
『中国 大嘘つき国家の犯罪』(文芸社文庫、713円)
♪
<宮崎正弘の対談シリーズ>
************
宮崎正弘 v 渡邊哲也『激動する世界経済!』(ワック、994円)
宮崎正弘 v 室谷克実『日本に惨敗し ついに終わる中国と韓国』(徳間書店)
宮崎正弘 v 小川榮太郎『保守の原点』(海竜社。1620円)
宮崎正弘 v 室谷克実『仲良く自滅する中国と韓国』(徳間書店)
宮崎正弘 v 川口マーン惠美『なぜ中国人とドイツ人は馬が合うのか?』(ワック)
宮崎正弘 v 石平『2015年 中国の真実』(ワック、シリーズ第五弾)
(石平さんとの第7弾は、十月中旬発売予定です。ご期待下さい)
宮崎正弘 v 大竹慎一『中国崩壊で日本はこうなる』(1512円。徳間書店)
宮崎正弘 v 西部遭『日米安保五十年』(海竜社)
宮崎正弘 v 黄文雄『世界が知らない中国人の野蛮』(徳間書店)
宮崎正弘 v 佐藤優『猛毒国家に囲まれた日本』(海竜社)
宮崎正弘のホームページ http://miyazaki.xii.jp/
(C)有限会社宮崎正弘事務所 2015 ◎転送自由。転載の場合、出典を明示
アメリカもチュウゴクの新幹線を受注したと友人が言っていた。
チュウゴウに新幹線の技術を売った日本がバカだったと思う。外国で新幹線を売らないと約束してもらったとどこかのニュースで読んだけど、チュウゴク=ウソつきって、常識だから信じた方が悪い。チュウゴク人が約束を守るワケがない。
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高速鉄道、中国の受注濃厚=「白紙化」撤回―インドネシア
時事通信社 2015/9/23 22:15
【ジャカルタ時事】インドネシアのダルミン・ナスティオン経済調整相は23日、日中両国が受注を競っていたジャワ島ジャカルタ―バンドン間の高速鉄道計画について、「引き続き進める」と述べ、先に発表した白紙化を撤回する考えを明らかにした。中国が先週、インドネシア政府の資金面での要求を受け入れる方針を示したのに対し、日本が受け入れるのは困難で、中国による受注が濃厚となった。
日本の谷崎泰明駐インドネシア大使との会談後、記者団に語った。経済調整相は白紙化を撤回した直接の理由は明らかにしなかったが、「ジョコ・ウィドド大統領が発表を求めた」と述べ、大統領自身が決定した可能性を示唆した。
インドネシア政府は今月3日、高速鉄道に関する日中両案ではインドネシア政府に財政負担が発生するなどとして、いずれも採用せず、高速鉄道はやめて「中速」鉄道にすると発表。
財政負担を一切伴わない事業にするとも説明した。
これを受け、中国側はインドネシアのリニ国営企業相が先週訪中した際、財政負担をめぐる同国の要求に応じる方針を表明。国営企業相は「高速鉄道建設に早期に着手する」と述べ、中国案で事業を進める考えを示した。
一方、日本の新幹線案は資金調達の大半をインドネシア政府の保証が必要な円借款としているため、要求に応じられないとみられている。
ジャカルタ―バンドン間は約140キロ。高速鉄道の受注をめぐっては、日中双方が首脳の特使を派遣するなど、激しい受注合戦を展開してきた。
http://news.merumo.ne.jp/article/genre/3454766
「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成27年(2015)9月18日(金曜日)
通算第4661号
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懲りない、めげない、恥を知らないという三拍子
中国新幹線、こんどは米国の心臓部へ殴り込み
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「恥の街」という異名をとるのはネバダ州のラスベガス。ここから西へ370キロ、カリフォルニア州のロスアンジェルスへと到る。
中国は、この心臓部ともいえる区間に「新幹線」を敷設するジョイントベンチャー企業を2016年秋に立ち上げると発表した。
主体は「中国国際鉄道」の米国子会社と、米国のベンチャー企業「エクルプレスウェスト」(この会社の実体は不明)。両社が米国内にジョイントベンチャー企業を設立し、2016年からラスーロス間の新幹線建設構想を具体化する事業を開始するとした。
メキシコで、インドネシアで中国の新幹線プロジェクトは白紙に戻されたが、その凄まじい賄賂攻勢、ダンピング、破格の融資条件など、まさに「懲りない、めげない、恥を知らない」体質を顕現している。
この構想は9月17日、習近平訪米直前というタイミングを撰んで発表されているので大風呂敷におわるかもしれないが。。。
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(読者の声1)中国の食といえば偽物、毒入りなどがつきものですが、偽物かつ毒入り肉で江蘇省の女性が中毒になったというニュース。
「江蘇省の女性、ネズミ肉の「羊肉串」食べて中毒に 全身に紫斑―台湾メディア」
http://www.focus-asia.com/socioeconomy/photonews/428856/
羊の串焼きが好物の女性、5年ほど前から出血がひどくなり、血尿や全身に紫色の斑点、重度の貧血、血液凝固障害の症状。医師の推測は「串焼きが原因」。屋台の主人はコスト削減のため羊肉と偽ってネズミの肉を出す。
ネズミの多くは血液凝固機能を抑制する働きを持つ毒を飲ませて殺しているため、肉にも毒が大量に残留。長い間、偽の串焼きを食べたことで毒素が体内に蓄積されてしまった、という恐ろしい話。
ネズミはベトナムのメコンデルタでも食べますが、田ネズミで衛生面も他の野生動物と変わりないらしい。
開高健のベトナム戦争従軍記には、南ベトナム兵が戦闘そっちのけでネズミを捕まえては地面に叩きつけ背嚢に載せていく描写がありました。
サイゴンの市場では今でもカエルを柱に叩きつけて気絶させていましたから小動物の扱いは昔から変わっていないようですね。
(PB生、千葉)
(宮崎正弘のコメント)二年前にハノイで雇ったガイド(若いベトナム人。男性)が結婚式の話題となったときに、言っていました。
「結婚式で日本なら鯛が必ずでてくるように、ベトナムではネズミ、これが一番のごちそうです」と。
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(読者の声2)「ドイツの反日感情について」。日本人はドイツに親近感を抱くがドイツ側は結構反日的であるという。
これは現地に長くすむ日本人の意見なので事実なのだろう。この理由を地政学で考えてみたい。
日独は数千Kmも離れた国なので隣国的な敵対関係はないから、「敵の敵は味方」論になる。実際これが戦前のヒトラーの対ソ連東西挟撃戦略と対日友好政策を生んだ。そしてこれを破ったのがスターリンの支那事変工作、対米工作である。
現代ドイツは、ロシアの脅威を感じているが、それを中共を使って牽制することを考えているのではないか。それが独中友好戦略になる。
戦前ソ連をドイツと挟撃する立場にあったのは、蒋介石の国民党であり中共ではない。しかし戦後中共はダマンスキー島で中ソ国境戦争をおこしているので、ドイツにとっては対ソ牽制上、利用価値があると見えるかもしれない。中共にとっては、ドイツは非核だから頼りにならないが、いろいろ欧州国際政策で利用できる。
ロシアは第二次大戦で両国に勝利しているが、その後も日独を敵視しているから、両国の友好を望んでいない。そこで、ロシアは、ドイツでは反日を煽るのが基本方針になるだろう。これがドイツのリベラル、親ソ連、ロシア系団体の反日性の原因ではないか。
米国にとり日独は遠く、地政学的な利害関係を持たない。だから米国の対独、対日政策は時々の変わりやすい対外政策の反映である。先般ドイツでオバマ大統領はドイツの靖国神社である国防軍慰霊施設にお参りしている。日本でも共和党大統領が靖国神社に参拝しようとしたと言われている。
戦後のドイツ人はナチス時代の蛮行を非難されると逃げ道がないので、自国だけではない。日本もやったといいたくなるのは、心理的な逃避として理解できる。
そこにロシアや中共、韓国がこうしたドイツ人の心理的弱みと混乱につけ込んで、彼等の反日宣伝に利用しているという事はあるだろう。
もし、ドイツ人にとって反日宣伝が不可欠の精神安定剤のようなものになっているとしたら大変だ。
ドイツ人は、日常生活では堅実でしっかりものとされているが、政治的には不安定なのではないかと思う。それは英国のように王制を持たないからだ。いわゆる民主主義や議会制度はそれだけだと社会が大動乱を起こすと簡単に吹き飛んでしまう。ワイマール体制とヒトラーがよい例だ。
日本にとっては、ドイツは遠い国なので情報は少なく、戦前の友好国感情の残渣が残っている状態だ。地政学は時代を超えた原理だからドイツの対日感情が、今後日本が核自衛すると、対ソ警戒上、再び友好に変わる事はありえるのではないかと思う。
(東海子)
♪
(読者の声3)西尾幹二先生・ 全集第12回配本「自由の悲劇」刊行記念」「西尾幹二講演会」のご案内です。
全22巻の西尾幹二全集も 第12回配本の「自由の悲劇」を以て折り返し点をすぎました。それを記念して、下記のとおり講演会を開催いたします。
記
日時: 9月26日(土) 開場:午後2時 開演:午後2時15分(
会場: ホテル グランドヒル市ヶ谷 3階 「瑠璃の間」
演題: 「昭和のダイナミズム」
-歴史の地下水脈を外国にふさがれたままでいいのか-
(西尾幹二先生からのメッセージ)「『江戸のダイナミズム』を前提に江戸時代に熟成した日本の言語文化は明治・大正期に西洋からの影響で一時的にぐらつき、昭和期に入って反転し、偉大なる「昭和のダイナミズム」を形成した。ここでいう「昭和」は戦前と戦後をひとつながりとみる。戦争に向けて「昭和文化」は高揚し、世界に対し視野を広げ、戦後も二、三十年間はその余熱がつづいた。明治維新も敗戦も切れ目とは考えない。歴史は連続している。興隆と衰亡の区別があるのみで、歴史は維新や敗戦で中断されて姿を変えたと考えるのは間違いである」。
入場料: 1,000円 (事前予約は不要です。)
懇親会: 午後5時~午後7時 3階 「珊瑚の間」 会費 5,000円(講演終了後、講師を囲んでの懇親会を行います。どなたでもご参加いただけます。事前予約は不要です。初参加、大歓迎です )
お問い合わせ: 国書刊行会 (営業部)
電話 03-5970-7421 FAX 03-5970-7427
E-mail: sales@kokusho.co.jp
主催: 国書刊行会
後援: 西尾幹二坦々塾
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宮崎正弘のロングセラー
***********
『アジアインフラ投資銀行の凄惨な末路』(PHP研究所、999円)
『日本が在日米軍を買収し、第七艦隊を吸収・合併する日』(ビジネス社)
『中国、韓国は自滅し、アジアの時代がやってくる!』(海竜社、1080円)
『中国大破綻 ついに失われる20年に突入する』(PHP研究所、1404円)
『日本と世界を動かす悪の「孫子」』(ビジネス社。1188円)
『吉田松陰が復活する』(並木書房、定価1620円)
『中国・韓国を“本気で”見捨て始めた世界』(徳間書店 1080円)
『台湾烈々 世界一の親日国家がヤバイ』(ビジネス社、1188円)
『「中国の時代」は終わった』(海竜社、定価1080円)
『中国共産党、三年以内に崩壊する!?』(海竜社、1080円)
『中国バブル崩壊が始まった』(海竜社、1080円)
『中国 大嘘つき国家の犯罪』(文芸社文庫、713円)
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<宮崎正弘の対談シリーズ>
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宮崎正弘 v 渡邊哲也『激動する世界経済!』(ワック、994円)
宮崎正弘 v 室谷克実『日本に惨敗し ついに終わる中国と韓国』(徳間書店)
宮崎正弘 v 小川榮太郎『保守の原点』(海竜社。1620円)
宮崎正弘 v 室谷克実『仲良く自滅する中国と韓国』(徳間書店)
宮崎正弘 v 川口マーン惠美『なぜ中国人とドイツ人は馬が合うのか?』(ワック)
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(石平さんとの第7弾は、十月中旬発売予定です。ご期待下さい)
宮崎正弘 v 大竹慎一『中国崩壊で日本はこうなる』(1512円。徳間書店)
宮崎正弘 v 西部遭『日米安保五十年』(海竜社)
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宮崎正弘 v 佐藤優『猛毒国家に囲まれた日本』(海竜社)
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(C)有限会社宮崎正弘事務所 2015 ◎転送自由。転載の場合、出典を明示