チュウゴクがアメリカでナチ残党を狩るように中国の逃亡犯を追いかけているらしい
中国の逃亡犯追跡逮捕人員が米国で「秘密活動」に従事し、逃亡人員に圧力を加えている
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中国の「キツネ狩り」に難題、汚職官僚連れ戻しは一苦労
ウォール・ストリート・ジャーナル 8月21日(金)9時52分配信
中国は反汚職キャンペーンの一環として、米国で「キツネ狩り」を強化している。これは、米国に逃亡した汚職官僚を追跡する作戦だ。ただ、法律の専門家の話では、中国の捜査員が米国で容疑者を見つけ出しても、中国に引き戻す手段はほとんどないという。
ウォール・ストリート・ジャーナルは先日、テキサス州プレイノで数学教師をしている中国系米国人の男性が、中国政府の代理人を名乗る2人の男から令完成という男を探していると声をかけられた話を伝えた。前妻が令完成氏と偽装結婚していたほか、令完成氏が米国に巨額の資金を違法に移動していると説明を受けた。令完成氏は政府と関わりを持つ裕福なビジネスマンで、2014年から米国に住んでいるとされる。
令完成氏の兄、令計画氏は胡錦濤前国家主席の最も重要な側近で、昨年12月に汚職捜査の対象となった。今年7月には収賄などの罪で逮捕され、党籍を剥奪された。
習近平国家主席が進めている汚職撲滅運動では、海外に逃亡した汚職官僚や汚職の情報を持つ人物を突き止めることが極めて重要となっている。政府によると、海外に逃亡した汚職官僚は2万人近くに上り、横領した金を逃亡先に持ち出しているとされる。新華社通信の6月の報道では、「キツネ狩り」を始めて以来、900人近い汚職官僚が逃亡先から中国に連れ戻された。新華社通信は、汚職官僚が「地の果てまで逃げたとしても最後には捕まり罰せられる」と伝えている。
それでも中国は米国で苦境に立たされている。中国と米国が犯罪人引き渡し条約を結んでいないため、見つけ出しても本国に強制送還できないのだ。
法律専門家によると、中国に残された選択肢は2つしかない。中国に残った家族や親戚の身の安全と引き換えに中国に戻るよう説得するか、米国で犯した罪で起訴された場合に司法取引に合意させるかだ。
香港大学法学部の傅華伶教授によると、米国に逃亡した汚職官僚の捜査で米中の協力が実を結んだのが、中国の銀行幹部ユー・ジェンドン容疑者の逮捕だった。ユー容疑者は中国銀行・開平支店から4億8500万ドル(約600億円)を横領し、ほか2人の幹部とともに米国に逃亡。しかしラスベガスのカジノでマネーロンダリング(資金洗浄)を試みたところ逮捕された。ユー容疑者は04年、中国側との司法取引に応じ、中国で死刑や12年以上の懲役を逃れる代わりに、恐喝などの罪を認め中国に戻ることで合意した。
一方、ほかの2人であるシュー・チャオファン容疑者とシュー・グオジュン容疑者は司法取引に応じるよりも米国で起訴される方を選び、懲役約20年の判決を言い渡された。
しかし、シュー両氏の起訴に関わったロナルド・チェン元連邦検事によると、米国で罪を犯しておらず、米国の入国にも法律上問題のない中国の汚職官僚については、中国に残された手段はほとんどなく、最終的に米国で犯した罪で、米国で起訴されるしかないという。
偽装結婚の調査が刑事事件として捜査に乗り出すのに十分であるかは、検察当局の方針によって異なる。チェン元検事は米国での違法行為が重大でないようにみえても、深刻な犯罪行為との関連がある場合もあると指摘、「そのような場合は、起訴に至る可能性が高い」と話した。
ただ中国の汚職官僚は中国に戻らず、米国で犯した罪で米国で裁判を受ける方法を選ぶことができる。有罪となっても、服役後に米国に亡命を求めることも可能だ。
関係者が最近、ウォール・ストリート・ジャーナルに語ったところによると、中国が米国の法的手続きに従わずに容疑者をを追跡して本国に連れ戻そうとする動きについて、米政府内で批判が高まっている。ニューヨーク・タイムズは17日、米政府関係者の話として、中国のこうした行動について米国が中国側に警告を発したと伝えた。
By Josh Chin
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150821-00009439-wsj-int&pos=5
中国の逃亡犯逮捕を米メディアが疑問視、中国外交部「客観的に受け止めてもらいたい」―中国メディア
Record China 8月20日(木)17時41分配信
20日、中国外交部報道官弁公室は中国の不法取得資産没収・逃亡犯追跡逮捕法執行人員が米国で秘密活動を行っていると米メディアが報じたことについてコメントした。
2015年8月20日、中国外交部報道官弁公室は中国の不法取得資産没収・逃亡犯追跡逮捕法執行人員が米国で秘密活動を行っていると米メディアが報じたことについてコメントした。
チャイナデイリー記者の質問に「中国側は各国の政府および法執行当局と各国の法律の遵守を基礎に一連の効果的な協力を展開している。
反腐敗・逃亡犯追跡逮捕・不法取得資産没収における法執行協力に向けた中国側の努力を関係方面が客観的に受け止めることを希望する」と表明した。
ニューヨーク・タイムズは16日付記事で、オバマ政権が中国の逃亡犯追跡逮捕人員が米国で「秘密活動」に従事し、逃亡人員に圧力を加えているとして、中国側人員に警告を発したことを報じた。
報道官弁公室は「反腐敗・逃亡犯追跡逮捕・不法取得資産没収法執行協力はAPECおよびG20首脳会議での各国首脳の重要な合意だ。
中国側はこの合意を強く重視し、積極的に実行し、各国の政府および法執行当局と各国の法律の遵守を基礎に有効な協力を展開している」と表明。
「反腐敗・逃亡犯追跡逮捕・不法取得資産没収における法執行協力に向けた中国側の努力を関係方面が客観的に受け止めることを希望する」と述べた。
(提供/人民網日本語版・翻訳/NA・編集/武藤)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150820-00000057-rcdc-cn&pos=5
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中国の「キツネ狩り」に難題、汚職官僚連れ戻しは一苦労
ウォール・ストリート・ジャーナル 8月21日(金)9時52分配信
中国は反汚職キャンペーンの一環として、米国で「キツネ狩り」を強化している。これは、米国に逃亡した汚職官僚を追跡する作戦だ。ただ、法律の専門家の話では、中国の捜査員が米国で容疑者を見つけ出しても、中国に引き戻す手段はほとんどないという。
ウォール・ストリート・ジャーナルは先日、テキサス州プレイノで数学教師をしている中国系米国人の男性が、中国政府の代理人を名乗る2人の男から令完成という男を探していると声をかけられた話を伝えた。前妻が令完成氏と偽装結婚していたほか、令完成氏が米国に巨額の資金を違法に移動していると説明を受けた。令完成氏は政府と関わりを持つ裕福なビジネスマンで、2014年から米国に住んでいるとされる。
令完成氏の兄、令計画氏は胡錦濤前国家主席の最も重要な側近で、昨年12月に汚職捜査の対象となった。今年7月には収賄などの罪で逮捕され、党籍を剥奪された。
習近平国家主席が進めている汚職撲滅運動では、海外に逃亡した汚職官僚や汚職の情報を持つ人物を突き止めることが極めて重要となっている。政府によると、海外に逃亡した汚職官僚は2万人近くに上り、横領した金を逃亡先に持ち出しているとされる。新華社通信の6月の報道では、「キツネ狩り」を始めて以来、900人近い汚職官僚が逃亡先から中国に連れ戻された。新華社通信は、汚職官僚が「地の果てまで逃げたとしても最後には捕まり罰せられる」と伝えている。
それでも中国は米国で苦境に立たされている。中国と米国が犯罪人引き渡し条約を結んでいないため、見つけ出しても本国に強制送還できないのだ。
法律専門家によると、中国に残された選択肢は2つしかない。中国に残った家族や親戚の身の安全と引き換えに中国に戻るよう説得するか、米国で犯した罪で起訴された場合に司法取引に合意させるかだ。
香港大学法学部の傅華伶教授によると、米国に逃亡した汚職官僚の捜査で米中の協力が実を結んだのが、中国の銀行幹部ユー・ジェンドン容疑者の逮捕だった。ユー容疑者は中国銀行・開平支店から4億8500万ドル(約600億円)を横領し、ほか2人の幹部とともに米国に逃亡。しかしラスベガスのカジノでマネーロンダリング(資金洗浄)を試みたところ逮捕された。ユー容疑者は04年、中国側との司法取引に応じ、中国で死刑や12年以上の懲役を逃れる代わりに、恐喝などの罪を認め中国に戻ることで合意した。
一方、ほかの2人であるシュー・チャオファン容疑者とシュー・グオジュン容疑者は司法取引に応じるよりも米国で起訴される方を選び、懲役約20年の判決を言い渡された。
しかし、シュー両氏の起訴に関わったロナルド・チェン元連邦検事によると、米国で罪を犯しておらず、米国の入国にも法律上問題のない中国の汚職官僚については、中国に残された手段はほとんどなく、最終的に米国で犯した罪で、米国で起訴されるしかないという。
偽装結婚の調査が刑事事件として捜査に乗り出すのに十分であるかは、検察当局の方針によって異なる。チェン元検事は米国での違法行為が重大でないようにみえても、深刻な犯罪行為との関連がある場合もあると指摘、「そのような場合は、起訴に至る可能性が高い」と話した。
ただ中国の汚職官僚は中国に戻らず、米国で犯した罪で米国で裁判を受ける方法を選ぶことができる。有罪となっても、服役後に米国に亡命を求めることも可能だ。
関係者が最近、ウォール・ストリート・ジャーナルに語ったところによると、中国が米国の法的手続きに従わずに容疑者をを追跡して本国に連れ戻そうとする動きについて、米政府内で批判が高まっている。ニューヨーク・タイムズは17日、米政府関係者の話として、中国のこうした行動について米国が中国側に警告を発したと伝えた。
By Josh Chin
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150821-00009439-wsj-int&pos=5
中国の逃亡犯逮捕を米メディアが疑問視、中国外交部「客観的に受け止めてもらいたい」―中国メディア
Record China 8月20日(木)17時41分配信
20日、中国外交部報道官弁公室は中国の不法取得資産没収・逃亡犯追跡逮捕法執行人員が米国で秘密活動を行っていると米メディアが報じたことについてコメントした。
2015年8月20日、中国外交部報道官弁公室は中国の不法取得資産没収・逃亡犯追跡逮捕法執行人員が米国で秘密活動を行っていると米メディアが報じたことについてコメントした。
チャイナデイリー記者の質問に「中国側は各国の政府および法執行当局と各国の法律の遵守を基礎に一連の効果的な協力を展開している。
反腐敗・逃亡犯追跡逮捕・不法取得資産没収における法執行協力に向けた中国側の努力を関係方面が客観的に受け止めることを希望する」と表明した。
ニューヨーク・タイムズは16日付記事で、オバマ政権が中国の逃亡犯追跡逮捕人員が米国で「秘密活動」に従事し、逃亡人員に圧力を加えているとして、中国側人員に警告を発したことを報じた。
報道官弁公室は「反腐敗・逃亡犯追跡逮捕・不法取得資産没収法執行協力はAPECおよびG20首脳会議での各国首脳の重要な合意だ。
中国側はこの合意を強く重視し、積極的に実行し、各国の政府および法執行当局と各国の法律の遵守を基礎に有効な協力を展開している」と表明。
「反腐敗・逃亡犯追跡逮捕・不法取得資産没収における法執行協力に向けた中国側の努力を関係方面が客観的に受け止めることを希望する」と述べた。
(提供/人民網日本語版・翻訳/NA・編集/武藤)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150820-00000057-rcdc-cn&pos=5