イスラム国と戦う“武器” 日本発の萌えキャラに世界が注目ー2015.07.27 | 日本のお姉さん

イスラム国と戦う“武器” 日本発の萌えキャラに世界が注目ー2015.07.27

イスラム国と戦う“武器” 日本発の萌えキャラに世界が注目
2015.07.27

インターネット上では今、「イスラム国(ISIS)」と“戦う”女の子キャラ「ISIS(アイシス)ちゃん」が世界の注目を集めている。英メディアは世界的なハッカー集団「アノニマス」も彼女の画像を使用したと報じたが―。

《アノニマス》
ネット上の言論の自由を掲げるハッカー集団。アノニマス(anonymous)は英語で「匿名の」という意味。細いひげに微笑みを浮かべた独特の仮面をかぶった姿でデモに参加する姿は、ニュース番組やネット上にもたびたび登場している。アラブの春に影響を与え、ウィキリークスの支援も。

「ISISちゃん」、BBC報道で注目を集める

アノニマスが日本発の萌えキャラ「ISISちゃん」を利用との報道

英BBC(電子版)は7月21日、ハッカー集団「アノニマス」が、「イスラム国」(IS)支援者と思われる750以上のSNSアカウントのリストを作成し、日本発の萌えキャラ「ISISちゃん(アイシスちゃん)」の画像を大量に送りつけ、多くのアカウントが休止や退会に追い込まれたと報じた。

Anonymous targets IS sympathisers on Twitter〔2015年7月11日 BBC(英語)〕

「『アノニマス』がツイッター上で『イスラム国』支持者への攻撃を強化」(BBCツイッター)

一方、SNSアカウントをISISちゃんの画像で埋め尽くしたのは、日本の活動家という情報も
このBBC報道に対しては、アノニマスの攻撃によってイスラム国が放棄したアカウントを日本の「ISISchan 爆撃bot」というプロジェクトが再取得し、「ISISちゃん」の画像でアカウントを埋め尽くしたとする情報もある。

匿名ハッカー集団「アノニマス」が「ISISちゃん」の画像を大量送信してイスラム国の広報活動を妨害か〔BIGLOBEニュース 2015年7月22日〕

「ちょっとBBCさん、それは私たちがしたことだよ」(BBCのツイートに反論する投稿)
「ISISちゃん 普及bot(公式)」を名乗るネットユーザーは、BBCのツイートに、アカウントの再取得しISISちゃんで埋め尽くしたのは私たちだ」「私たちはハッカー集団ではなく、グーグル爆弾集団だ」と反論した。


《グーグル爆弾》
画像を武器に検索結果の上位表示を争っていく動き。順位決定の仕組みは明らかでないため上位を勝ち取るのは容易ではないが、人気の高い画像ほど上位に来る傾向があるとされる。

アニメおたくが「ISISちゃん」で過激派と戦う〔2015年7月24日 CNN〕

世界のオタクが使う“武器”「ISISちゃん」とは?


日本人拘束事件を受けて誕生した擬人化キャラ
2015年1月に発覚した日本人拘束事件を受けて誕生した擬人化キャラ。2ちゃんねるのニュース速報(VIP)板に「ISISを萌え美少女化してイスラムの奴らに送りつけようずwwwwwwww」とのスレッドがたてられたところ、実際に擬人化キャラが作られ、現在まで有志によるプロジェクトが続いている。

ハッカー集団「アノニマス」が日本発の萌えキャラでイスラム過激派組織に対抗!? 〔2015年7月22日 ねとらぼ〕

ISISちゃんのプロフィール
項目
名前 ISISちゃん
読み アイシスちゃん
服装 脅迫動画の黒い服
髪型 ショートヘア
髪色 黒(緑)
年齢 19
肌の色 褐色
バスト 大きめ
身長 小さめ(150くらい)
瞳の色 緑っぽい色
好物 メロン(安価なので描かなくても可)
ISIS chan(アイシスちゃん)wikiにようこそ!〔ISIS chan ISIS ISIL対抗!萌で埋め尽くせISISちゃん〕

イスラム国と同じ黒い服に身を包む。手に持つナイフは、好物のメロンを切って食べるため
ISISちゃんは緑色の瞳をした19歳で、イスラム国のテロリストたちと同じ黒い服に身を包んでいる。手にナイフを持っていることもあるが、それは好物のおいしいメロンを切って食べるためという。

アニメおたくが「ISISちゃん」で過激派と戦う〔2015年7月24日 CNN〕

好物が「メロン」である理由については諸説あるようだ

「ISISちゃん」活動の狙いはイスラム国の無力化

インターネットの「ISIS」検索結果が「ISISちゃん」で溢れるようにするのが狙い
インターネットで「ISIS」と検索すると、威圧的な男たちが罪もない人々を殺害したり、ライフルや黒い旗を振り回したりしている画像が次々と出てくる。そこでイスラム国の発信するメッセージをかわいいISISちゃんの画像に置き換え、「ISIS」の検索結果にISISちゃんを溢れさせることが運営する活動家たちの狙い。

アニメおたくが「ISISちゃん」で過激派と戦う〔2015年7月24日 CNN〕

「恐怖を植え付けようとする人々をばかげた存在に見せようとした」(参加する活動家)
プロジェクトに参加する活動家のひとり(ツイッターでは「GenKnoxx」として知られる)は「CNN Money」の取材に「恐怖を植え付けようとする人々をばかげた存在に見せようとした」「イスラム国を無力化する」と述べた。日本人人質殺害事件の際、人質の横に立つイスラム国のメンバーが持つナイフをバナナに置き換えた画像をアニメーターが投稿したことなどから発展したと話す。

アニメおたくが「ISISちゃん」で過激派と戦う〔2015年7月24日 CNN〕

拡散用
ISISちゃん 普及bot(公式) @isisvipper

#ISISちゃん とのお約束【ルール】
イラスト作成には「イスラムの教義をバカにしない」などのルールがある
・イスラムの教義をバカにしない
・アッラー、ムハンマドさん題材はダメ
・人質の扱いは気をつけましょう
#ISISイラスト化祭り #ISISクソコラグランプリ #isis #isil #Deash
2015年2月9日 00:31
世界中の人々が支持し参加している

主にアジアから、3000を超える画像が集まる
ISISちゃんいついては世界中のネットユーザーにイラストの投稿が呼びかけられ、これまでに主にアジアから、3000を超える画像が集まった。この数週間で、欧州や米大陸でも広がりを見せているという。

アニメおたくが「ISISちゃん」で過激派と戦う〔2015年7月24日 CNN〕

中東の高校生「取り組みを聞いたときに自分も貢献したいと思った」
最近画像を作成したという中東の高校生は「ISISとそのやり方には同意できない。自分はアニメが好きなので、取り組みを聞いたときに自分も貢献したいと思った」と語る。

アニメおたくが「ISISちゃん」で過激派と戦う〔2015年7月24日 CNN〕

投稿にリツイートしてプロジェクトに支持を表明する人々も
アニメおたくが「ISISちゃん」で過激派と戦う〔2015年7月24日 CNN〕
Baptiste @CADIOU
"Le jus de Melon, il n'y a que ça de vrai" me dit-elle... C'est vrai #IsisChan
2015年7月23日 20:58 · Hassan, Rabat - Salé - Zemmour - Zaër, Royaume du Maroc
http://www.iza.ne.jp/topics/world/world-7565-m.html

2015.1.23 13:50
「お前の顔が見たい」日本←→イスラム国…ネット上で挑発合戦

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 「イスラム国」が日本人2人を殺害すると脅迫した事件で、日本のインターネットユーザーが短文投稿サイト「ツイッター」を通じて、イスラム国の関係者とみられる人物と挑発合戦を繰り広げている。個人が世界中に情報を発信できるネット社会。従来の国家間戦争や内戦と異なる新たな事態に、専門家は「人質の命がかかっている中、相手を揶揄(やゆ)するような安易な投稿は思わぬ事態を招きかねない」と警告している。

 ◆「お前の顔が見たい」

 「日本人よ。ずいぶんと楽観的なようだな。離れた安全な場所にいると思っているからか」

 イスラム国の関係者とみられる人物がツイッターに投稿したのは、人質動画が公開された後。その直前には、人質を前に脅迫を繰り返す覆面男の画像を加工し、嘲笑(ちょうしょう)する画像が日本のネットユーザーによって投稿されていた。

 イスラム国の映像をパロディー化した画像も公開され、関係者とみられる人物は「お前の顔が見たい」などと、攻撃を示唆する言葉を英語で書き込んだ。これに対し、別の日本人とみられる人物が、さらに別の画像を投稿するなど、挑発合戦は次第にエスカレートしている。

 関係者とみられる人物について、テロリズム対策に詳しい公共政策調査会の板橋功氏(55)は「当事者かどうかは分からないが、イスラム国はツイッターを使って兵士を勧誘しており、日本人の反応は見ているはずだ」と指摘する。
◆ネット技術を駆使

 イスラム国はネット技術を駆使できる人材を募集。「世界中でジハード(聖戦)しよう」とネットで呼びかけ、テロが実行されたケースもある。日本語をアラビア語に翻訳して投稿する人物もおり、日本からの投稿をチェックしている可能性は高い。

 メディアとテロリズムの危機管理に詳しい日大法学部の福田充教授(45)は「ネットで挑発する書き込みが日本の世論と誤解されれれば、イスラム国に敵対する勢力とみなされる恐れもある」と危惧(きぐ)する。甲南大法科大学院の園田寿教授(62)=刑事法=は「ツイッターなどのデジタルツールは知らない間に自分のプライバシーを公開してしまう場合があり、写真に付いた位置情報から住居が判明したケースもある。テロの標的が個人に向く可能性もある」と警告する。

 ただ、ツイッターの機能で居場所が判明するのは、イスラム国の戦闘員も例外ではないようだ。英ガーディアン紙(電子版)やイスラエル・ハアレツ紙(英語電子版)によると、ニュージーランドからイスラム国メンバーになった男性が現地からツイッターに位置情報を付けたまま投稿。図らずも活動拠点を世界中に公開してしまったケースもあったという。

 ◆人質救出の阻害に…

 こうした挑発の書き込みが、日本政府による人質救出に向けた交渉を阻害する恐れがあるとの指摘も出ている。

 東京工業大の影山任佐(じんすけ)名誉教授(66)=犯罪精神医学=は「長らく戦争がなく、安全地帯の中にある平和な日本と、現地のテロリストとでは危機感覚に大きなずれがある。相手の価値観などを考慮せずに書き込むと、思わぬ反応を招きかねない」と懸念する。

 ネット上では気持ちがエスカレートし、ブレーキがかかりにくい。影山教授は「人質の命がかかっている。救出交渉を阻害することになるような書き込みは控えるべきだ」と話した。
http://www.iza.ne.jp/kiji/events/news/150123/evt15012313500017-n1.html
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くれぐれも、ツイッターの機能で居場所が判明する写真を貼りつけないように。