朝鮮日報(日本語電子版)は6日、「日本、国際社会で初めて強制労働認める」と報じた。 | 日本のお姉さん

朝鮮日報(日本語電子版)は6日、「日本、国際社会で初めて強制労働認める」と報じた。

韓国にいちゃもんをつけられて、政治利用されるくらいなら、世界遺産にならなくてもよかったんだよ。でも、いちゃもんをつければ日本が全部提案をひっこめると韓国が味をしめるとそれもよくない。なんだか日本が損したような気がしてならないんだよ。日本は今回、韓国の作戦に負けたのではないか?これから逆転していくためには、相当強気で大声で突っぱねないといけないのではないか?それとも、日本はすでに取り返しのつかないことをしたのだろうか?慰安婦のおばあさんたちが、日本に押し寄せてきたときみたいに、その場しのぎで適当なことを言っていたら、後々、大変なことになる。

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世界遺産決定 「政治問題化にあきれた」施設関係者、韓国側に警戒感
産経新聞 7月7日(火)7時55分配信

「明治日本の産業革命遺産」の世界文化遺産登録決定から一夜明けた6日、九州・山口の施設は早速、観光客でにぎわった。

だが、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の審査は、韓国が歴史問題を持ち込んだことでいったん延期されるなど、後味の悪さが残った。

施設関係者は登録決定に安堵(あんど)しながらも、韓国側の対応に不信と警戒感を募らせている。

「遺産登録はもちろんうれしいが、6月21日の日韓外相会談で遺産登録に協力すると合意しながら、韓国側が覆し、政治問題にしたのにはあきれた」

産業革命遺産のある施設の管理会社幹部がこう語る通り、審査における韓国側の一連の言動は信じがたいものだった。

韓国は産業革命遺産23施設のうち7施設で「戦時中に朝鮮半島出身者が強制労働をさせられた」と、登録反対の姿勢を示していた。

その後、6月の外相会談で韓国は反対姿勢を撤回した。今秋の実現を目指す日韓首脳会談に向けた「雪解け」演出の意味もあった。

だが、ドイツ・ボンでの世界遺産委員会で、韓国側は展示資料などに「強制労働」の文言を入れるよう要求し、議論は紛糾した。

韓国当局は「日本に妥協するな」という世論の動向に神経を尖(とが)らせていたようだ。

韓国代表団の一員が審査会場のすぐ外で、元徴用工らを支援する会のメンバーと笑顔で握手を交わしていた。

結局、登録決定は、4日から5日に先送りされ、地元の祝賀ムードは間延びした。5日深夜、福岡県庁で行われたパブリックビューイング(PV)の参加者も、喜びよりも、「ようやく決まったか…」と安堵の表情を見せた。

韓国との協議で日本側は、登録施設の一部において「意思に反して」連れてこられた朝鮮半島出身者がいたことを認めた上で、「情報センター」の設置など、犠牲者を記憶にとどめる措置を行うことにした。

韓国メディアは凱歌(がいか)を上げた。朝鮮日報(日本語電子版)は6日、「日本、国際社会で初めて強制労働認める」と報じた。

「国際社会の圧力屈す」とした記事では韓国政府当局者の話として「日本が初めて『強制労働』を認める発言を引き出したことに大きな意義がある」と記した。

だが、この報道には“誤解”がある。

登録決定後に日本側代表団が出した声明は、多数の韓国人が「その意思に反して(against their will)連れてこられ、厳しい環境の下で働かされた(forced to work)」というものだった。

「強制労働(forced labor)を意味するのではない」。岸田文雄外相はこう主張する。

とはいえ、情報センターの展示内容などで、韓国側が主張を通そうと、攻勢を強めることは容易に予想できる。

さらに、今回の議論を盾に、日本企業を相手取った訴訟を乱発することも危惧される。

徴用工への賠償問題は昭和40年に日韓両国で結んだ協定で解決済みだが、韓国側では、賠償請求訴訟が相次いでいる。

九州にある産業遺産の所有会社幹部は「遺産は日本の発展の歴史を物語るものであり、『ここで強制労働があった』などと批判されても困る。

韓国とは甘い顔では友好関係を築けないと痛感しました」と、あきらめ気味に語った。

九州は朝鮮半島に近く、過去から、そして現在も経済をはじめ結びつきが強い。

一方、長崎県対馬市の寺から仏像が盗まれ、韓国で見つかった後も、韓国の裁判所が「(仏像は)倭寇に略奪された」との理由で、返還を差し止めるなど煮え湯を飲まされてきた。

今後も観光客誘致などで九州と韓国の関係は深まっていくだろう。
だが、その際には、韓国のこうした「カントリーリスク」を肝に銘じなければならない。(村上智博)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150707-00000067-san-l40