重要な登場人物になる遺族側には事前に許可を取るという行為は絶対条件のルールだと思う。 | 日本のお姉さん

重要な登場人物になる遺族側には事前に許可を取るという行為は絶対条件のルールだと思う。

こんにちは、
KOHICHIこと、中村洸一です。
(@沖縄の自宅書斎より・・・)

メディアを騒がせている「元少年A」について、

今日は私の見解をお話したいと思います。


子を持つ親の立場の私は、

このニュースの詳細を知った時、

めちゃくちゃショックを受けました。


また、当時の「酒鬼薔薇事件」の時も、

私は元少年Aと同世代だった事もあり、

めちゃくちゃタイムリーな事件で、

今でもあの事件は鮮明に覚えています。


あれから長い年月が過ぎ、

あの事件を世間が忘れかけた今、

元少年Aは手記を出版しました。


当然、世間からの注目度は高まり、

本の売上も右肩上がりで伸びているので、

あの残酷な事件が、

また世間に蘇る事になりました。


メディアでも取り上げられている通り、

今回の元少年Aの手記発売に対して、

遺族は猛抗議しています。


「読まないで欲しい」と、

遺族側がメディアで主張している事もあり、

元少年Aが発売している手記は、

私は絶対に読みません。


本の内容は気になりますが、

遺族側の痛みを考えると、

とても読む気にはなれません。


今回の件を見ていて、

許せない部分がたくさんありますが、

私が一番許せないのは、

元少年Aが「実名」で出版していない部分です。


これまでの歴史を振り返ってみても、

今回と同じように、犯罪を犯した人間が、

手記として出版するというケースは、

過去にもいくつかあります。


でも、それらは全て、

「実名」で書かれたものです。


あの事件のストーリーを書く事で、

印税が発生してしまいます。


登場人物は元少年Aだけでなく、

遺族側も重要な登場人物です。


本当に罪を償う気があれば、

正々堂々と実名で出版するべきだと私は思います。


分かりやすく例えるなら、

コソコソと顔も実名を出さずに、

ネット上で好き放題言っている輩のような、

卑怯で悪質な手段と一緒です。


実名や顔を出す事で、

全ての発言に責任が伴う。


でも、実名や顔を出さなければ、

どんなにいい加減な事を言っても、

批判から逃げる事ができる。


この両者の“責任の差”は、

めちゃくちゃ大きい。


本気で遺族側に罪を償うのであれば、

正々堂々と実名を出し、

手記の全てのメッセージに責任を持ち、

批判からは逃げてはいけないと私は思う。


現時点での発行部数が、

増刷分を合わせて15万部になり、

2,000万円以上の印税が、

元少年Aに収入として入る見込み。


遺族側のコメントを見る限り、

今回の出版の話は、

事前に正式な許可を取っていない。


これは明らかに「違反行為」だと思います。


世のお金持ちや成功者たちの本や、

ほとんどの自己啓発本で書かれているのが、

「非常識」が成功を生むという法則です。


これは私も常に持っているマインドで、

お金を稼ぎ、成功を手に入れるの為に、

めちゃくちゃ重要なマインドです。


でも、、、

「非常識」と「失礼」は意味が違います。


もし、お世話になった人に対して、

挨拶やお礼をしなかったとしたら、

それは「非常識」ではなく、

ただの「失礼」です。


世の成功者たちは、

「非常識」な発想・行動をしながらも、

礼儀などは「失礼」が無いように、

しっかりと考えて行動しています。


今回の問題に関しても、

出版すれば印税が発生するという現実は、

元少年Aも出版前から知っていたはず。


だとしたら、

重要な登場人物になる遺族側には、

事前に許可を取るという行為は、

絶対条件のルールだと思う。


そのルールを無視した元少年Aは、

これから2,000万円以上の印税を受け取る。


いつか元少年Aにも家族ができ、

愛する子どもに恵まれる時が来るはず。


その時に、

自分が犯した当時の犯罪だけでなく、

許可無しで出版した事に対する遺族側の痛みが、

大きく伸し掛かってくると思う。

きっと元少年Aは、

これから先の未来に苦しむでしょう。

KOHICHI(中村洸一)

「追伸」

今回の問題について、

あなたはどう思いましたか?

世の中の成功者たちは、

自分の身の回りに起こる“全ての出来事”に、

“全ての責任”を負って行動しています。

その“責任の大切さ”を、

あなたは知っていますか?

http://nkcr.biz/nkc/689/

■メルマガ発行責任者:KOHICHI(中村洸一)