スペイン戦のガンドゥール主審は、国際サッカー連盟(FIFA)元副会長が送り込んだ人物 | 日本のお姉さん

スペイン戦のガンドゥール主審は、国際サッカー連盟(FIFA)元副会長が送り込んだ人物

02年W杯の韓国戦、「主審の買収」が確定・・イタリア紙が報道―中国メディア
フォーカスアジア(チュウゴク紙)6月1日(月)18時17分配信
イタリア紙コリエレ・デロ・スポルトによると、02年ワールドカップ(W杯)の「韓国寄り」審判の2試合をめぐる不正疑惑について、両試合とも主審が買収されていたことが明らかになった。1日付で新華網が伝えた。
問題視されていたのは、1回戦の韓国対イタリア戦と準々決勝の対スペイン戦。イタリア戦ではエクアドル人のモレノ主審が、韓国の1点リードで迎えたアディショナルタイムで、イタリア選手に反則で退場を言い渡し、イタリアは10人で戦う羽目に。その後もモレノ主審はイタリア選手の反則をとり、イタリア側が決めた得点もオフサイドで無効とした。試合は韓国が勝利して準々決勝に駒を進めた。
準々決勝の対スペイン戦ではエジプト人のガンドゥール主審が、アディショナルタイムでスペイン側が決めた得点をやはり無効とした。韓国はPK戦でスペインを破り、4強入りを果たした。コリエレ・デロ・スポルト紙は「両試合とも主審に問題があったことを表す証拠がある。いずれも韓国が受益者だった」と報じた。
スペイン戦のガンドゥール主審は、先ごろ米司法当局に起訴された国際サッカー連盟(FIFA)元副会長のジャック・ワーナー氏が送り込んだ人物。イタリア戦のモレノ主審はこの試合直後に引退し、11年9月に麻薬売買で懲役2年6月が言い渡されている。
(編集翻訳 小豆沢紀子)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150601-00000039-xinhua-cn
29日には会長選も…。FIFAに汚職事件発覚、逮捕者には重役の名がずらり
2015年05月27日(水)18時02分配信
FIFA関係者8名が汚職事件により逮捕された【写真:Getty Images】
米メディア『ニューヨーク・タイムズ』が27日、衝撃のニュースを一斉に報じた。
スイス司法当局がFIFAの複数の幹部らを汚職容疑で逮捕したというものだ。
現地時間27日の朝にスイス警察がチューリッヒ市内のホテルに滞在していた6名が逮捕され、FBIも過去20年間の汚職事件を調査し、FIFAを訴えたという。
同時にその他8名を指名手配している。
逮捕された複数幹部は、1990年代初頭から現在までにスポーツメディアおよびプロモーション企業の関係者から計1億ドル(約123億円)を超える贈賄を受け取った疑いが持たれている。
逮捕された中には、スポーツマーケティング会社の役員なども含まれている。
米司法省長は同紙に対して「このような行動がこんなにも長く行われ、FIFAの様々なところに広がっていることに驚いている」とコメントしている。
FIFAは29日に会長選を控えており、ゼップ・ブラッター現会長とヨルダンのアリ王子との一騎打ちとなっており、このタイミングでの事件発覚に対する影響があるのは想像に難くない。
英紙『インデペンデント』は、「今日はフットボールにとって悲しい日だ」というアリ王子のコメントを紹介している。
大手メディア『AP通信』はFIFAスポークスマンのウォルター・デ・グレゴリオ氏のコメントを伝えており、同氏は「ブラッター氏はこの件について全くの無関係だ」と容疑への関与を否定している。
今回の一連のニュースは、以前にも大きな疑惑が報じられた2022年に開催されるカタール・ワールドカップと大きく関連している。
逮捕されたサッカー連盟関係者8名は以下の通り。()内は現在、または当時の役職
ジェフリー・ウェブ(元ケイマン諸島サッカー協会会長、北中米カリブ海サッカー連盟会長)
エウジェニオ・フィゲレド(元ウルグアイサッカー協会会長、元南米サッカー協会副会長)
ジャック・ワーナー(元FIFA副会長、元北中米カリブ海サッカー協会会長)
エドゥアルド・リー(北中米カリブ海サッカー連盟役員、コスタリカサッカー協会会長)
ジュリオ・ロシャ(元ニカラグアサッカー協会会長、FIFA役員)
ラファエル・エスキベル(ベネズエラサッカー協会会長)
ホセ・マリア・マリン(ブラジルサッカー協会会長)
ニコラス・レオス(元南米サッカー連盟会長)
【了】
http://www.footballchannel.jp/2015/05/27/post89937/
FIFA汚職事件】22年W杯カタール剥奪なら日本開催も!
スポーツ報知 5月29日(金)7時3分配信
米司法当局が国際サッカー連盟(FIFA)関係者ら14人を贈収賄などの罪で起訴し、スイスの検察当局が2018年ロシア、22年カタールの両W杯招致に絡む不正で捜査を開始した問題で、疑惑の対象となっている22年大会の開催地が白紙になった場合、日本での代替開催案が浮上する可能性が28日、出てきた。大混乱に陥ったFIFAでは29日に会長選が行われる。訴追対象は「氷山の一角」とみられ、米欧にまたがる大掛かりな捜査に発展する事態となっている。
不正疑惑で捜査のメスが入った18年ロシア、22年カタールW杯。カタール大会が白紙となり再投票が行われた場合、立候補の可能性が浮上するのが日本だ。日本協会のある幹部は、カタール招致に関しての黒いうわさが出始めた頃から「再投票になった場合、新しい国立ができれば日本はいい勝負になる」とし、新国立競技場建設と02年日韓W杯開催の実績から日本が代替開催することは可能だと訴えてきた。
日本は22年大会の招致に米国、韓国、オーストラリアとともに立候補したが、10年に行われた投票でカタールに敗北。不正疑惑はその直後から続出した。「氷山の一角」とされる今回の大捕物。FIFAは昨年に調査に乗り出している。スイスの検察当局が捜査を開始したばかりだが、すでにFIFAは22年開催は妥当と昨年11月に結論づけた。今後、米欧にまたがるFIFAの腐敗構造が明らかになれば22年W杯への影響も出かねない。
米司法当局はFIFA幹部らが1991年から現在までに1億5000万ドル(約185億円)以上を不正に得たとしている。有料放送の世界的な普及で90年代から放映権料は上昇を続け、スポンサーの協賛金収入も増大。89年に約13億円だったFIFAの収入は2014年には約2580億円まで膨らんだ。そうした中で、横領や収賄につながり、テレビ放映権などの利権も絡んでバブルが膨らんでいるのが現状という。
「きれいごとを言うなら教会でも建てたらどうか」。起訴された14人の1人でFIFAのワーナー元副会長(トリニダード・トバゴ)は11年の会長選に絡み、関係者にうそぶいたという。受け取った賄賂の一部を分配し、不正行為を非難された時のことだった。
自浄作用がないに等しい組織だけに、W杯招致の不正疑惑に関して行った独自調査にも疑問符がつく。4月末のFIFA理事選で、日本協会の田嶋幸三副会長(57)が当選。地道でクリーンな選挙活動でつかみ取ったもので、FIFA内で日本の評価は高い。11年までFIFA理事を務めた日本協会の小倉純二名誉会長(76)はこの日「ロシア、カタールのW杯についてもちゃんと調べてもらいたい」と徹底調査を要求。FIFAは現在のところ両W杯への影響はないとしているが、捜査の行方が注目される。
◆FIFA理事とは 25人で構成される理事会のメンバーで各大陸連盟から選ばれる。内訳は欧州5、アジアとアフリカが各3、南米と北中米カリブ海が各2。その他に会長1人と副会長8人、女性理事1人。理事会は年に2度以上開かれる。4月に日本サッカー協会の田嶋幸三副会長が日本人として4人目のFIFA理事に当選。30日予定の理事会では、18年W杯ロシア大会の大陸別出場枠などを決める。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150528-00000203-sph-socc