都市開発やインフラ整備などの権限を大阪府に集中させるものだ | 日本のお姉さん

都市開発やインフラ整備などの権限を大阪府に集中させるものだ

都市開発やインフラ整備などの権限を大阪府に集中させるものだ。

そりゃあそうでしょう。市と府が競い合っているような「部分」があってもったいないと言うけど、5特別区に異常な金が投入されて喜ぶのは在日韓国・朝鮮人だけとかにはならないことを願います。
今まで散々、勝手なことに金を使って貧乏している大阪市が、無くなって、他の市から金を吸い取って元大阪市だけ豊かになり、マジメにやってきた市が自分たちのプールした金を自由に使えない状況になるのなら、今のままの方がいい。カジノができても儲かるのは在日韓国・朝鮮人ですから。

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世界の新聞「101紙」の視点】
 ~2015年4月30日(木)14時現在の各紙サイトより~
【きょうの注目記事】
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大阪都構想について書かれた社説・主張を見てみます。
(以下、一部抜粋)
【27日付「朝日新聞」社説『大阪住民投票 大都市のあすを選ぶ』】
http://www.asahi.com/articles/DA3S11726400.html?ref=editorial_backnumber
この構想の最大のメリットは、府と市の長年の対立が解消し、強力な大阪府が誕生することだろう。橋下氏は「府域全体を見渡した成長戦略が実行できる」とし、カジノを中心にした大型複合施設の誘致や、鉄道・高速道路の整備を掲げる。都への名称変更にも意欲を示す。』
『半面、懸念されるのは、誕生する5特別区の財政だ。』
初期費用として、新たな区役所の建設や住民票システムの変更などに600億円かかる。発足後の17年間で、5区合わせて2762億円の黒字を積み上げられるというが、市有財産の売却や職員の削減が前提だ。』
『かつて、東京でも同じような制度変更があった。』
『戦時中の1943年、首都の行政機構を簡素化するため、東京府と東京市が
廃止され、東京都が誕生した。旧市域は現在、23の特別区が基礎自治を担う。』
『大阪の特別区は児童相談所の設置、保育所の認可など、東京23区を上回る権限を持つ。大阪は少子高齢化、貧困層の増加といった課題が特に深刻だ。特別区が時代に合った行政サービスを担えるかがカギとなろう。』
『ただ橋下氏の説明ぶりには疑問を感じる。構想のデメリットはほぼ語らず、質疑では「反対の人とは議論しない」「もっと勉強して」との発言も。異論を認めない姿勢が目に余る。』
『住民投票は橋下氏の信任投票ではない。(中略)市民は政党や個人への支持・不支持を超え、協定書の中身を吟味して、賛否を決めてほしい。』
【27日付「産経新聞」主張『都構想住民投票 大阪の未来に禍根残すな』】
http://www.sankei.com/column/news/150427/clm1504270002-n1.html
『都構想に賛成か反対かの二者択一で投票し、結果は法的拘束力を持つ。』
『ルールは公職選挙法を準用するが、通常の選挙と異なり、ポスターの大きさや枚数、街宣車の台数などに制限はなく、投票日当日も運動ができる。』
『大阪を二分する戦いだが、両派とも賛否の訴えにとどまらず、都構想のメリット、デメリットを周知させる運動を展開すべきだ。』
『「商都」と呼ばれた大阪の地盤沈下が指摘されて久しい。(中略)東京との経済格差は広がるばかりである。』
『橋下氏は、その原因は府市の二重行政にあるとして、都構想を提唱した。大阪市内24区を5つの特別区に再編して身近な住民サービスを担い、広域行政は府に集約することで無駄を省くとする。』
『一方、反対派は行政コスト削減にはつながらず、住民サービスも低下すると主張する。』
『住民投票に至る経緯には疑問がある。』
『都構想に反対していた公明党が「住民投票実施には協力する」と不可解な方針転換をして、府議会、市議会とも都構想の設計図である協定書議案が可決された。』
『協定書は、橋下氏は反対派を協議会から排除し、大阪維新の会の議員だけで作成された。議会で十分に審議されたとは言い難い。』
『最終判断は住民投票に委ねるにしても、これでは議会が自らの役割を否定したに等しい。』
【29日付「東京新聞」社説『「大阪都」投票へ 自治の在り方考えたい』】
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2015042902000149.html
『大都市の在り方を直接、住民に問う過去に例のない試みだ。その結果が左右するのは、大阪の将来ばかりではない。無関心ではいられまい。』
『橋下徹大阪市長が掲げる都構想は、(中略)都市開発やインフラ整備などの権限を大阪府に集中させるものだ。』
『橋下市長が率いる大阪維新の会は「大阪市が政令指定都市として強い権限を持つため、府市が競い合って大規模開発や病院運営などを手掛ける二重行政で無駄を生んできた」と指摘。広域行政を府に一元化することで、財政効果は向こう十七年間で二千六百億円に上ると主張する。』
『府市両議会で野党の自民、民主、公明、共産は「市を廃止しなくても二重行政は解消できる」と反論し、「維新が言うほどの財政効果はなく、サービスの水準も低下する」と主張する。』
『異論に耳を傾けようとしない橋下市長と野党四党の間で議論が深まることはなく、都構想は一時、暗礁に乗り上げた。』
『自民党の姿勢も有権者を困惑させる。大阪府連は都構想に反対だが、安倍政権は悲願の改憲で手を組める橋下市長を後押しする。橋下市長が“勝利”すれば、中央政界への影響は必至という。』
『実施に至る経緯に疑問が残ることは残念だが、今回の投票が、これからの自治の在り方を考える試金石であることは間違いない。』
『政令市は二十市に増え、二重行政の問題は大阪に限らない。浜松市のように過疎地域を抱える政令市もある。その将来像をどのように描くか。大阪の試行錯誤は、他の大都市にも一石を投じよう。』
【27日付「日経新聞」社説『「大阪都」巡る住民投票の意味』】
http://www.nikkei.com/article/DGXKZO86178350X20C15A4PE8000/
最大の利点は大阪という地域の司令塔を府に一本化して二重行政をなくし、政策を迅速に進める体制をつくれるということだろう。一方、新たな区庁舎の建設やシステム改修などにかなりの費用がかかるのがマイナス点だ。』
東京23区をみてもわかるとおり、新たにできる5つの特別区の行政サービスの水準はいずれ確実に違いが出てくる。これを地域住民の声を反映した各区の個性ととらえるか、格差とみるかで都構想に対する評価は分かれるだろう。』
『これまでも全国各地で様々な住民投票が実施されてきたが、大阪市民を対象とする今回の投票は格段に重い。法律に基づく住民投票なので、市長や市議会はその結果に従うよう義務付けられている。大阪市民の選択がそのまま結論になるということだ。』
『大阪では賛成派、反対派双方の活動が活発化している。自らの主張を訴えるだけでなく、市民の疑問に丁寧に答えてほしい。』
『もはや政令市は大都市だけに適用する制度とは言いがたい。今回の投票結果は他の大都市のあり方にも一石を投じるだろう。』
【27日付「毎日新聞」社説『「大阪都構想」告示 投票日まで徹底議論を』】
http://mainichi.jp/opinion/news/20150427k0000m070085000c.html
『経済が低迷した大阪の再生策として登場したのが都構想だ。橋下氏は「府と
市の二重行政を解消すれば活性化できる」と訴え、反対派は「知事と市長の調整で事足りる」と大阪市の存続を求める。』

『広域行政は府に集約されるが、国民健康保険や水道事業などは5区が一部事務組合を設けて共同運営する。業務の効率化が理由だが、逆に府と区、事務組合の三重行政が生まれるという指摘もある。
『再編効果額について府・市の試算では17年間で累計約2700億円だが、市を残したままでも実現できる市営地下鉄民営化などを含めており、反対派は再編効果はほとんどないと反論する。』
『大阪市の住民や事業者が納める税の一部は府にいったん入ることになる。
そのため市外の事業に税が使われるのではないかという指摘がある。特別区間の財政調整制度を設けるが、格差が生じれば住民サービスに影響が出ることも心配される。』
『都市の再編で日常の暮らしや地域の姿はどう変わるのか。構想の中身を十分に理解したうえで票を投じたいと思う市民は多いはずだ。しかし、内容がよくわからないという声は今でも少なくない。』
『今回の住民投票は事前運動の制限がなく、多額の費用を投じたPRもできる。
維新は広報費に数億円をかけて既にテレビCMを流しているが、イメージ戦略に終始するのは望ましいことではない。』
『都構想のメリットとデメリットをきちんと示す責務は一義的には提案した橋下氏らにあることを忘れないでもらいたい。』
『賛成派と反対派が同じ場で意見を戦わせれば、論点が明確になり市民の判断材料となるだろう。公開討論の機会を増やしてはどうか。』
『住民投票は、橋下氏の唱える改革が前進するか頓挫するかの分岐点でもある。改革の方向性を含め、大阪の将来像について各党は議論を尽くし市民の関心を高めてほしい。』
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「自分は大阪に住んでいないから関係ない」と思ったりもしますが、
『大都市の在り方を直接、住民に問う過去に例のない試みだ。その結果が左右するのは、大阪の将来ばかりではない。無関心ではいられまい。』
『安倍政権は悲願の改憲で手を組める橋下市長を後押しする。橋下市長が“勝利”すれば、中央政界への影響は必至という。』(以上、東京紙)
『もはや政令市は大都市だけに適用する制度とは言いがたい。今回の投票結果は他の大都市のあり方にも一石を投じるだろう。』(日経紙)
と、あるように、決して無関係ではないようです。
“経済”と“サービス”が争点のようですが、
『両派とも賛否の訴えにとどまらず、都構想のメリット、デメリットを周知させる運動を展開すべきだ。』(産経紙)
『都市の再編で日常の暮らしや地域の姿はどう変わるのか。構想の中身を十分に理解したうえで票を投じたいと思う市民は多いはずだ。しかし、内容がよくわからないという声は今でも少なくない。』
と、あるように、具体的なメリット・デメリットがわかりにくいように思います。
また、
『橋下氏の説明ぶりには疑問を感じる。構想のデメリットはほぼ語らず、質疑では「反対の人とは議論しない」「もっと勉強して」との発言も。異論を認めない姿勢が目に余る。』(朝日紙)
『異論に耳を傾けようとしない橋下市長と野党四党の間で議論が深まることはなく、都構想は一時、暗礁に乗り上げた。』(東京紙)
『都構想のメリットとデメリットをきちんと示す責務は一義的には提案した橋下氏らにあることを忘れないでもらいたい。』(毎日紙)
と、あるように、橋下氏の姿勢に異議ありとする論調も散見されます。
ちなみに今日現在、読売新聞はこの件に関して社説を掲載していません。
あまり重要視していないということなのでしょうか。
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【編集後記】
前回お知らせしたように、28日に、ポール・マッカートニーの武道館公演を観に行ってきました。
個人的には、一昨年の東京ドーム公演のほうが内容的には良かったかなと思うのですが、武道館というところに付加価値があるのでしょう。
長年好きだった人と思い出の場所で会って、短くも楽しい時を過ごした後その人は行ってしまって、もう二度と会えないかもしれないなぁ…。
…というような、今はそんな、ちょっとブルーな気分でしょうか。
武道館にポールが到着したときの様子を撮影したものを、YouTubeにアップしてみました。
ご本人は、言われないとそうだとわからないくらい、かなり小さく写っていますので、肖像権等、問題ないとは思いますが…。
当日、桐鳳はこんな視点でここに居たんだなと、興味をお持ちの方にご覧いただければよろしいかと思います。
YouTubeにアップしたのは今回が初めてなので、うまく反映されているか、ちょっと不安です。
https://youtu.be/jjCelCc2MnY
それでは、また。
あなたに良いことがいっぱいありますよう…。
編集・発行: 桐鳳柳雨(とうほうりゅうう)
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