教え子の女子大学院生殺害、もめ事が事件の引き金か? 動機の解明急ぐ
福井大准教授教え子殺害 浮かび上がる被害女性の「一途な恋」
2015年3月17日(火)15時15分配信 日刊ゲンダイ
思いつめていたのは、むしろ被害女性の方だった。福井大准教授・前園泰徳容疑者(42)が教え子の東邦大大学院生・菅原みわさん(25)を殺害した事件で浮かび上がるのは、恋に一途な菅原さんの姿だ。
彼女は昨秋から千葉の東邦大を休学し、休学期限終了の3月になっても学校に戻る様子はなかったという。
2人が知り合ったのは4年前。当時、菅原さんは東邦大3年、前園容疑者は東邦大の非常勤講師だった。出会いのきっかけは、前園容疑者の野外研究に菅原さんが参加したこと。その後、東邦大大学院に進学した菅原さんは毎年、春から秋の間は勝山市に行き、前園容疑者と共に「赤とんぼ」の研究をしていたという。彼女の生活に“異変”が見られたのは昨年からだ。
「菅原さんは昨年4月から勝山市に引っ越し、大学院にも行かなくなった。昨年10月には突然、体調不良を理由に休学しています。その間、彼女のアパートの近くにある前園容疑者の家に通う様子が近隣住民に何度も目撃されています」(捜査事情通)
東邦大側は今年3月に進路などの確認で菅原さんに数度、連絡をしたが、返事はなかったという。菅原さんの指導教官で東邦大教授の長谷川雅美氏はこう話す。
「菅原さんと最後に会ったのは昨年4月ごろ。変わった様子はありませんでした。研究熱心な子で、『前園さんのような研究者になりたい』と話していました」
殺人の動機は、不倫関係のもつれとみられる。前園容疑者は菅原さんの一途な思いに“重さ”を感じたのだろうか。
「事件は、菅原さんが前園容疑者を自分の車に呼び出したことから起こっています。前園容疑者はスリッパをはいた状態で、携帯などの所持品を持っていなかった。突発的な殺人とみられています。死因は首を絞めた窒息死のようです」(前出の捜査事情通)
車内での菅原さんの様子について前園容疑者は「菅原さんは死にたがっていた」「薬を飲んで苦しがっていたので助けた」「殺してと言われた」と新たに供述し始めている。
http://news.nifty.com/cs/domestic/societydetail/gendai-20150317-245700/1.htm
教え子の女子大学院生殺害、もめ事が事件の引き金か? 動機の解明急ぐ
福井新聞ONLINE 3月18日(水)8時12分配信
教え子の女子大学院生を絞殺したとして福井県勝山市長山町2丁目、福井大大学院特命准教授前園泰徳容疑者(42)が逮捕された事件で、男女間のもつれに加え、2人に関係したもめ事があったことが17日、捜査関係者への取材で分かった。県警は、もめ事が事件の引き金になった可能性があるとみて、動機の解明を急いでいる。
殺害されたのは東邦大大学院生菅原みわさん(25)=同市本町1丁目。前園容疑者は事件のあった12日に携帯電話以外の所持品をほぼ持たず、雪が積もっているにもかかわらずスリッパ姿だったことなどから、県警は同容疑者が菅原さんの車に乗る急用があったとみている。
捜査関係者によると、前園容疑者はトラブル解決を図ろうとして殺意を抱いた可能性があるという。2人のメールなどのやりとりや押収した資料を分析し、事件に至った経緯を調べる。
一方、同容疑者が「(菅原さんに)殺してと言われた」との趣旨の供述をしていることも判明。県警は同容疑者が当初、事件発覚を免れようと交通事故を装い虚偽の供述をするなど不審点が多いため、供述に虚言がないかも含め、事実関係の解明を進めているとみられる。
同容疑者の逮捕容疑は12日朝、勝山市内に止めた菅原さんの軽乗用車内で首を絞め殺害した疑い。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150318-00010001-fukui-l18
2015.3.17 08:40
「菅原さんから『殺してほしい』と言われた」准教授が供述
福井県勝山市で大学院生、菅原みわさん(25)が殺害された事件で、殺人容疑で逮捕された福井大大学院の特命准教授、前園泰徳容疑者(42)が「(菅原さんから)殺してほしいと言われた」との趣旨の供述をしていることが17日、捜査関係者への取材で分かった。
捜査関係者によると、前園容疑者は事件があったとされる12日早朝、菅原さんの軽乗用車で一緒に事件現場まで行っていた。前園容疑者は「薬を飲んで苦しがっていた菅原さんから『殺してほしい』と言われた」などと供述しているという。
県警は2人の間に人間関係のトラブルがあった可能性があるとみて、前園容疑者の自宅の捜索で押収したデスクトップパソコンのデータを解析するなどして捜査を進めている。
県警によると、前園容疑者は12日午前8時ごろに妻を通じ「交通事故を起こした知人女性を病院に搬送している」と110番していた。
2人の間に何かすごい秘密があったようです。
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<大学院生殺害>前園准教授「事故で現場に」改め容疑認める
毎日新聞 3月15日(日)20時57分配信
福井県勝山市で大学院生の女性が殺害された事件で、殺人容疑で逮捕された福井大教職大学院特命准教授の前園泰徳(やすのり)容疑者(42)=同市=が容疑を認めていることが15日、捜査関係者への取材で分かった。また前園容疑者は当初、県警に女性が「雪で動けなくなったので救出するために徒歩で現場に行った」と説明をしていたことも判明。県警は、交際上のトラブルが原因ではないかとみて調べている。
県警はこの日、前園容疑者を殺人容疑で福井地検に送検し、福井大(福井市)と環境保全推進コーディネーターを務めていた勝山市の教育会館を家宅捜索した。
容疑は12日早朝、勝山市村岡町(むろこちょう)浄土寺付近の市道に止めた軽乗用車内で、東邦大(千葉県)の大学院生、菅原みわさん(25)=同市=の首を絞めて殺害したとされる。
捜査関係者によると、前園容疑者は当初、県警に「菅原さんから『車が雪でスリップして動けなくなった』と連絡を受けた。救出するため自宅から現場に徒歩で行くと、菅原さんが車内でぐったりしていた」と説明していた。自宅から現場までは1キロ以上離れている上、12日は数十センチの雪が積もっていたが、前園容疑者はスリッパをはいていたという。県警は救出を偽装したとみている。【竹内望、村山豪】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150315-00000042-mai-soci
「何があった…」福井大特命准教授や女子院生の知人ら
朝日新聞デジタル 3月14日(土)12時31分配信
菅原みわさん=本人のフェイスブックから
福井県勝山市は赤とんぼの生態調査や生息できる環境を保全するプロジェクトを2011年から進めている。当初から関わってきたのが前園泰徳容疑者だった。担当者は「勝山市の環境、生態の希少性について、必要な時に助言をもらっていた。今後の環境教育の普及にも期待していた」と話した。別の市職員も「子どもたちに優しく、時に厳しく、情熱を持って環境教育をしていた。温厚な良い人だった」と話した。
勝山市立村岡小学校では昨年、前園容疑者から赤とんぼの生態調査の手法について助言を受け、児童たちが標識をつけたアキアカネが高山域と低地を移動していることを確認。学校を挙げて環境教育に力を入れていた。黒田真生校長は前園容疑者について「信頼を寄せていただけに非常にショック。今は何も考えられない」と話した。
菅原さんは、前園容疑者の環境教育の現場や講演に常に付き添い、手伝っていた。県内の環境保全活動の場で2人と何度も顔を合わせた女性は「前園さんは研究一筋で、生物に関する説明も上手だった。仕事も順調に見えたし、勝山市や福井県から頼りにされていた。菅原さんは、昨年の研究発表の場で前園さんの手伝いをしているのを見かけた。若くて、とてもかわいい子だった」と驚いた様子だった。
2人を知る市教委の関係者も「菅原さんは昨年春から勝山市に来てくれて、子どもたちにも『先生』『お姉ちゃん』と慕われていた。何があったのか……」と声を詰まらせた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150314-00000027-asahi-soci
事件の背景に男女間のもつれか 福井・特命准教授の教え子殺害
福井新聞ONLINE 3月16日(月)8時9分配信
前園泰徳容疑者を乗せて福井地検に向かう護送車=15日午前8時ごろ、福井県警福井署
教え子の女子大学院生の首を絞め殺害したとして、福井県勝山市長山町2丁目、福井大大学院特命准教授前園泰徳容疑者(42)が逮捕された事件で、男女間のもつれが事件の背景にあるとみられることが15日、2人の関係者への取材で分かった。県警もこうした事情を把握しており、殺害に至った動機を慎重に調べている。
殺害されたのは東邦大大学院生菅原みわさん(25)=勝山市本町1丁目。学部生時代に同大非常勤講師だった前園容疑者と出会い、前後して同市に移住後、指導を受けながら赤トンボの生態調査に取り組んでいた。同容疑者は妻子と同居。2人は研究などで頻繁に行動を共にし、家族ぐるみの付き合いをしていた。
2人を知る関係者によると、菅原さんは同容疑者に好意を抱くようになっていたという。別の関係者も「師弟関係とは異なる親密さを感じることもあった」と話した。県警は2人の間で何らかのトラブルがあったとみて捜査している。
一方、同容疑者が事件への関与を認める供述をしていることも15日、捜査関係者への取材で分かった。
県警勝山署と県警捜査1課などの合同捜査本部は15日、殺人の疑いで同容疑者を送検し、勤務先の勝山市教育会館などを家宅捜索した。送検容疑は12日朝、同市村岡町の路上に止めた菅原さんの軽乗用車内で、菅原さんの首を絞め窒息死させた疑い。
同署によると前園容疑者は殺害後、軽乗用車を運転して市内の病院に搬送。県警の事情聴取に当初、交通事故を装って虚偽の供述をしていた。
同容疑者は赤トンボの生態研究で知られ、市環境保全推進コーディネーターとして小中学校で環境教育にも従事していた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150316-00010001-fukui-l18
福井大准教授教え子殺害 容疑認める供述 勤務先を家宅捜索
フジテレビ系(FNN) 3月16日(月)5時2分配信
教え子の女子大学院生を殺害した疑いで、福井大学大学院の特命准教授が逮捕された事件で、警察は、男の勤務先を家宅捜索した。
15日、送検された、福井大学大学院の特命准教授・前園泰徳容疑者(42)は、3月12日、福井・勝山市内の路上に止めた軽自動車の中で、研究パートナーの東邦大学大学院生・菅原みわさん(25)の首を絞め、殺害した疑いが持たれている。
警察によると、前園容疑者は、容疑を認める供述を始めているという。
また、警察は15日、前園容疑者が、環境保全推進コーディネーターとして在籍していた勝山市教育委員会と、福井大学を家宅捜索した。
勤務状況など、2人の行動を裏づける資料を押収したとみられている。
2人を知る人は「(菅原さんは)前園先生のサポート役で、いつも動いていましたね。(前園容疑者の)ご家族と一緒に来たこともありますし、家に出入りもしていたと聞いていますけどね」と話した。
菅原さんは、前園容疑者の妻とは友好的な関係にあり、家族ぐるみのつきあいがあったという。
その一方で、前園容疑者に対して、好意を寄せていたともみられていて、警察で、殺害に至った経緯を調べている。.
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20150316-00000251-fnn-soci