誕生パーティー用に岐阜大学教授のヤギ2匹を盗んで食べたベトナム人2被告に執行猶予判決 | 日本のお姉さん

誕生パーティー用に岐阜大学教授のヤギ2匹を盗んで食べたベトナム人2被告に執行猶予判決

銀行から借金した約150万円を仲介会社に支払い、農業の技能実習生として来日したが過酷な労働に疲れて逃げ出し、ベトナム人仲間と万引きで食いつないでいた。仲間の誕生パーティー用に30kgのヤギを2頭盗んでみんなで解体して食べたベトナム人2被告に執行猶予判決。

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ヤギ盗んだベトナム人2被告に執行猶予判決 岐阜地裁
朝日新聞デジタル 2月27日(金)10時28分配信
岐阜県美濃加茂市で昨年8月、除草用に飼われていたヤギを盗んで食べたとして、窃盗罪に問われたベトナム国籍の無職ブイ・バン・ビ被告(22)と、同レ・テ・ロック被告(30)=いずれも愛知県春日井市=の判決公判が27日、岐阜地裁であった。四宮知彦裁判官は「安易で身勝手な動機で責任は重いが反省し、更生の意欲を示している」と述べ、2人に懲役2年執行猶予3年(求刑懲役2年)の有罪判決を言い渡した。
判決によると、2人は仲間と共謀し、昨年8月9~10日、美濃加茂市の公園で岐阜大学教授が管理するヤギ2頭(時価計約7万円)を盗むなどした。
2人は化粧水などを盗んだ窃盗事件や出入国管理及び難民認定法違反の罪にも問われており、検察側は「自己中心的で動機に酌量の余地はない。犯行態様は悪質」と主張。弁護側は「被告は反省している」、「犯行に至る経緯は同情に値する」などとして執行猶予付きの判決を求めていた。
法廷での供述などによると、ロック被告はベトナムの田舎町でタクシーの運転手をしていたが、銀行から借金した約150万円を仲介会社に支払い、農業の技能実習生として来日。長野県の農業会社でトマトを育てる仕事に就いたが、厳しい勤務と環境に耐えられずに逃げ出し、愛知県日進市の土木会社で仕事を見つけたものの、2014年3月に在留期限が切れて解雇された。その後、食料品を万引きするなどして食いつないでいたという。
ロック被告は公判で、「一生懸命働いてお金をためてベトナムの家族に送るために日本に来ました。7カ月頑張りましたが疲れてしまい、会社を逃げ出しました。ベトナムに帰ろうと思ったが、借りた150万円を返していない。今、帰ったら家族が困る。命を守るため万引きしました。本当に申し訳ありませんでした」などとする謝罪文を提出していた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150227-00000016-asahi-soci
誕生パーティーだった…ベトナム人被告、ヤギ窃盗認める
小林孝也
2015年1月13日17時08分
岐阜県美濃加茂市で親しまれていた「ヤギさん除草隊」=2013年9月
岐阜県美濃加茂市で昨年8月、除草用に飼われていたヤギを盗んで食べたとして、窃盗罪に問われたベトナム国籍の無職ブイ・バン・ビ被告(22)と、同レ・テ・ロック被告(30)=いずれも愛知県春日井市、別の窃盗事件などで公判中=の公判が13日、岐阜地裁(四宮知彦裁判官)であった。2人は「間違いありません」と起訴内容を認めた。
起訴状によると、2人は仲間5人と共謀し、昨年8月9~10日、美濃加茂市の公園で岐阜大学教授が管理するヤギ2頭(時価計約7万円)を盗んだとされる。
検察側の冒頭陳述によると、ビ被告らは昨年8月上旬、仲間の誕生日パーティーを計画。同9日午後、ビールなどの買い出しをした際、仲間の1人が「ヤギを探しに行こう」と提案し、公園でヤギを見つけた。この夜、パーティーの最中にビ被告が「フェンスの囲いにヤギがいる」と話したため、仲間7人で公園に行き、2頭を捕まえて持ち帰り、すぐに解体して食べたという。
美濃加茂市によると、ヤギは除草効果を研究するため、岐阜大が同市などと協力して飼っていた16頭のうちの2頭で、「ヤギさん除草隊」として親しまれていた。ヤギはベトナムでは鍋などで食べられるという。(小林孝也)http://www.asahi.com/articles/ASH1F4VDNH1FOHGB00B.html?ref=yahoo
ベトナム人被告はなぜヤギを食べた 「過酷な生活」供述
小林孝也
2015年2月19日22時59分
岐阜県美濃加茂市で昨年8月、除草用に飼われていたヤギを盗み、食べたとして、窃盗罪に問われたベトナム人の被告は、技能実習生として来日していた。岐阜地裁の公判で、日本での過酷な生活について供述した男たち。なぜここまで追い詰められたのか――。
起訴状によると、いずれもベトナム国籍のブイ・バン・ビ(22)、レ・テ・ロック(30)の両被告は仲間5人と共謀し、昨年8月9~10日、美濃加茂市の公園でヤギ2頭(時価計約7万円)を盗んだとされる。除草効果を研究するため、岐阜大学教授が市などと協力して飼っていた16頭の「ヤギさん除草隊」のうちの2頭だった。
法廷での供述などによると、ロック被告は来日前、ベトナムの田舎町でタクシーの運転手をしていた。両親と妻、娘の家族5人暮らしで、月給は日本円で1万6千円ほど。暮らしは貧しかったという。
「日本で働けば月給20万から30万円。1日8時間、週5日勤務で土日は休み。寮あり」。こんな話を仲介会社から聞き、「思いつかないほど素晴らしい」と飛びつき、来日を決めた。仲介会社には自宅と土地を担保にして銀行から借金した約150万円を支払い、2013年3月に農業の技能実習生として来日した。
長野県の農業会社でトマトを育てる仕事に就いたが、勤務条件は聞かされていたものとはかけ離れていた。毎日午前6時から翌午前2時まで働き、休みはない。午後5時までは時給750円、以降は1袋1円の出来高払いでトマトの袋詰めをした。1千袋詰めた日もあったという。
http://www.asahi.com/articles/ASH2D7RCMH2DOHGB015.html?ref=yahoo
除草のヤギ盗んだ疑い 逮捕のベトナム人「食べた」
2014年12月4日20時16分
岐阜県警は4日、研究用のヤギ2頭を盗んだとして、愛知県春日井市牛山町のブイ・バン・ビ容疑者(22)とレ・テ・ロック容疑者(30)、岐阜県坂祝町酒倉のカオ・バン・グェン容疑者(26)=いずれもベトナム国籍=を窃盗の疑いで逮捕し、発表した。容疑をカオ容疑者は否認し、他の2人は認めて「食べた」と話しているという。
県警によると、3人は共謀し、8月9~10日の間に、岐阜県美濃加茂市の荒廃農地で飼われていたヤギ2頭(時価計約7万円)を盗んだ疑いがある。車で仲間の家に運び、解体したという。3人は留学や技能実習生として入国し、現在は無職やアルバイト。県警は共犯者がいるとみている。
盗まれたのは、岐阜大が除草効果を美濃加茂市などと共同で研究するため飼っていたヤギで、ともに体重約30キロ。約2メートルのフェンスに囲われ計16頭がいた。親子連れが草を食べさせるなど、市民に親しまれていたという。
同大応用生物科学部の八代田真人准教授は「全国でヤギによる除草の研究が進む中、心配していたが、逮捕されてよかった」と話す。市は「こういう結果になり残念」とのコメントを出した。ベトナムではヤギは庶民の味で、鍋などにして食べられるという。
2人は化粧水などを盗んだ窃盗事件や出入国管理及び難民認定法違反の罪にも問われており、
ヤギを盗まなかったら、ずっと日本で万引きをして暮らしていたのだと思われます。
今回、捕まってよかったんちゃう?喰われたヤギ2頭は16匹の内、一番太っていたから狙われたのだろう。かわいそうに、、、。