中国がかすめ取った人工島は競技場が14個分-南シナ海はまさしく「中国の湖」と化けた | 日本のお姉さん

中国がかすめ取った人工島は競技場が14個分-南シナ海はまさしく「中国の湖」と化けた

中国がかすめ取った人工島は競技場が14個分
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成27年(2015)2月19日(木曜日)弐
通巻第4473号
南シナ海で中国がかすめ取った岩礁の人工島は75、000平方メートル
フットボール競技場が14個分、盗人の猛々しさ
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上の2枚の写真はガベン礁の比較で、ひとつは3014年3月30日に偵察衛星が撮影したもの。もうひとつは2015年1月30日。ウォールストリートジャーナル(2月18日)がつたえた。
その露骨な領土的野心が比較できる。
わずか1年足らずに間にセメントを流し込んだ人工島が完成し、ヘリポートも造成されていた。
永興島と赤爪礁には2600メートルの滑走路が完成している。
南シナ海はまさしく「中国の湖」と化けた。
◆書評 ◇しょひょう ▼ブックレビュー♪
高山正之『アジアの解放、本当は日本軍のお陰だった』(ワック)
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この本は2011年に出た『白い人が仕掛けた黒い罠』を改題して新書化したもので、したがって詳細な拙評は以前に論じたので、ここでは触れない。
ただし加筆されている部分がある。
要は「太平洋戦争史観」というのは、よくもこれだけ嘘を並べたな、と思えるほどのフェイク(偽)歴史観である、本当のことが暴露されるといかに欧米人が悪魔的かということが了解できる。
同時にアジアの嘘つき3人組=シナと朝鮮と亜細亜各国の華僑の悪徳政治家と商人たちである。
マッカーサーは英雄ではなく臆病で卑怯者だった。
だからマドロスパイプくわえて厚木に降り立ったとき失禁していたのだ。
スペインを罠に嵌めてフィリピン、キューバをとり、あげくにニカラグア運河計画を最初にたてたのもアメリカだった。
かわりにコロンビアを分断しパナマを独立させて、運河を拓いた。その百年の野心、ニカラグア運河を中国がアメリカの裏庭に造ろうというのだから、歴史の皮肉。アメリカは内心穏やかではないだろう。
ハワイを無理やり併呑したやりかたも常軌を逸しているが、インディアン抹殺も、豪のアボリジニ抹殺も、基本的には人種差別の発想がある。
なんたって白人が優位であり、ほかは黒も白も容赦なく奴隷としてこき使い、あるいは虐殺したのが欧米が世界でなした犯罪である。
その欧米列強の植民支配の桎梏を解き放つ勇気をアジアにもたらしたのが日本の日露戦争勝利とその後の大東亜戦争だった。
こうした正しい歴史観が学校で教えられず、マスコミは黙殺する。この自虐的な精神状態を匡すのが本書の目的である。
(読者の声1)宮崎先生の新作で小川栄太郎氏との対談『保守の原点』を読み切りました。さぞやバークとか、トクビルとか、ハンチントンとか、日本の保守論壇で話題になる人たちが出てくるかと思えば、西欧の思想家もシナの思想家も殆ど登場せず、日本の古来からの哲学と思想、そして文学が語られ、なるほど日本回帰の原点にたち還れという訴え、つよく打たれるものがありました。
また宮崎さんは中国批判の著作が多いので、てっきり中国専門家と考えていたのですが、本質的に文芸評論家ですね。その文学的直感からシナを裁断しているという立ち位置も了解できました。
なぜなら他の多くのチャイナ・ウォッチャーの中国批判とは、いつも基調や批判の矛先が異なり、また「反日暴動」も感情的な非難を抑えられて、日本にナショナリズムが蘇る反作用のほうを重視している。
なるほど、「中国よ、『反日』有り難う」ってわけですから、ユニークです。
(JI生、栃木)
(読者の声2)けさの日本経済新聞(2月19日)の広告を見てびっくりしました。
宮崎正弘 vs 大竹慎一 激突対談とあり、『中国崩壊で日本はこうなる』(李白社、発売元徳間書店)でした。3日ほど前に書店でみつけて買っていたのですが、時間がなくて読み出さないでいましたが、全5段広告をみて、これは読まなきゃ、と早速ページを追い始めました。
対談相手の大竹さんは聴いたこともない人ですが、ニューヨークの腕利きのファンドマネジャーとか。ですからグローバリストなのに、なぜか中国批判では宮崎さんより激しいですね。おふたりの鋭角的な差は、大竹氏が日本株式市場に悲観的であるのとは対照的に宮?さんはたいそう楽観的と思われました。(GH生、横浜)
(宮崎正弘のコメント)日本株は不当に安いのです。国際比較をすれば割安なので、この数日間、外国ファンドが日本に帰ってきていますね。小生は日経ダウが2万円を突破する日が近いと予測しています。