米当局、タカタに、毎日1日当たり1万4000ドル(約166万円)の罰金 | 日本のお姉さん

米当局、タカタに、毎日1日当たり1万4000ドル(約166万円)の罰金

米当局、タカタに圧力強める 原因究明、非協力的姿勢にいらだち
SankeiBiz 2015/2/23 08:15
日本の自動車部品メーカー、タカタ製のエアバッグのリコール(回収・無償修理)拡大をめぐり、米運輸当局がタカタへの圧力を強めている。米当局は欠陥の原因究明に対するタカタの非協力的な姿勢にいらだっており、議会からの批判も再燃している。
米道路交通安全局(NHTSA)は20日、タカタが調査に全面協力するまで、同日から1日当たり1万4000ドル(約166万円)の罰金を科すと発表。NHTSAによると、タカタはNHTSAに対して240万ページ超の「大洪水のような書類」を提出しているが、内容についての説明に応じていないという。
タカタは同日、調査に全面的に協力していないとの指摘について「強く反対する」とする声明を発表。すでに提出した書類に加え、NHTSAの命令に応じた書類を作成中だとした。
米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)によると、NHTSAは近く、タカタや自動車メーカーによるエアバッグの試験データの提示を求める命令を出す。またタカタの試験場への立ち入り調査も続ける方針だ。米上院商業科学運輸委員会のスーン委員長(共和党)らは20日、「人々の生命が危険にさらされているなかで、協力の遅れや制限は容認できない」とタカタを批判。「タカタは可能な全てのことを直ちに実施せねばならない」との声明を発表しており、タカタへの風当たりは強まりそうだ。(ワシントン 小雲規生)
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20150222-00000004-biz_fsi-nb