ネットバンキング被害、最悪29億円 地銀の口座が標的 | 日本のお姉さん

ネットバンキング被害、最悪29億円 地銀の口座が標的

ネットバンキング被害、最悪29億円 地銀の口座が標的
八木拓郎
2015年2月12日12時27分
インターネットバンキングの不正送金の被害額
インターネットバンキングの口座から預金が不正に送金される被害は昨年1年間で1876件あり、被害額は約29億1千万円に上ることがわかった。前年より561件、約15億400万円多く、ともに過去最悪。地方銀行などの法人口座が狙われているという。
警察庁が12日、発表した。客がアクセスしたのを検知し、自動的に犯人側の口座に不正送金する「自立型ウイルス」によるとみられる被害も、国内で初めて確認したという。
警察庁のまとめでは、被害が確認された金融機関は前年の32から102に増えた。金融機関の種別では、地銀・信用金庫・信用組合の被害額が約10億500万円(前年比約8億8200万円増)で増加が目立った。口座の種別では、法人口座の被害額が約10億8800万円(同約9億9千万円増)で、このうち、地銀・信金・信組のものが約8億3700万円(同約7億9千万円増)を占めた。
http://www.asahi.com/articles/ASH2B35P6H2BUTIL007.html?iref=com_rnavi_arank_nr02