無理やり幹部の嫁として相手をさせられていたようだ。
<ミュラーさん>IS幹部と強制結婚か…拘束中死亡の米女性
毎日新聞 2月12日(木)20時55分配信
【ワシントン和田浩明】イラクとシリアで活動するイスラム過激派組織「イスラム国」(IS)の拘束下で死亡した米国人女性人質、ケイラ・ミュラーさん(26)について、複数の米当局者が、IS指揮官の一人と強制的に「結婚」させられた可能性があるとの見方を示した。米主要メディアが報じた。
ISはイラクでクルド系の少数派ヤジディー教徒の女性を拘束し結婚を強要したり売買したりした事例が、国連や人権団体などにより報告されている。
ABCテレビによると、米当局による監視対象になっていたIS指揮官の一人とミュラーさんが生前、一緒の場所にいるとの情報が何度か入った。テロ対策を担当する米当局者の一人は「ISは彼女を人質や交渉材料として見ていなかった」との認識を示した。
米CNNも、ミュラーさんが「花嫁」として指揮官に与えられた可能性があるとの米当局者の見方を報じた。
ミュラーさんは2013年8月にシリアで誘拐され、ISの拘束下にあったと見られる。14年春、解放された別の人質に託されて両親が受け取った手紙には「安全な場所にいる。敬意と優しさをもって扱われている」などと書かれていた。
複数の米メディアによると、ISは昨年5月にミュラーさんの生存情報と共に660万ドル(約7億9300万円)の身代金を要求したとされるが、期限の8月を過ぎても殺害しなかった模様だ。
家族はオバマ米大統領に対し、アフガニスタンでの米連邦捜査局(FBI)職員の殺害未遂罪で収監中のパキスタン人の女、アーフィア・シディキ受刑者との交換を求めたという。
米軍は7月にミュラーさんを含む複数の米国人人質を救出する作戦をシリア北部ラッカ近郊で実行したが、発見できなかった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150212-00000090-mai-n_ame&pos=1
「イスラム国」に拘束され死亡した米国人女性、「イスラム国」幹部から結婚を強要されていた可能性=米メディア報道に、米国ネットユーザーの反応は?
チュウゴク紙レコチャイ2月12日(木)8時46分配信
「イスラム国」に拘束され死亡した米国人女性、「イスラム国」幹部から結婚を強要されていた可能性=米メディア報道に、米国ネットユーザーの反応は?
11日、米ABCの報道によると、過激派組織「イスラム国」に拘束され、死亡が確認された米国人女性のケイラ・ミュラーさんは、「イスラム国」の幹部に結婚を強要されていた可能性があることが分かった。資料写真。
2015年2月11日、米ABCの報道によると、過激派組織「イスラム国」に拘束され、死亡が確認された米国人女性のケイラ・ミュラーさんは、「イスラム国」の幹部に結婚を強要されていた可能性があることが分かった。
ABCが10日に報じたところによると、「イスラム国」に拘束され、死亡が確認されたケイラ・ミュラーさんについて、テロ対策当局の担当者は、「イスラム国」では人質や交渉材料として扱われていなかったとの見方を示した。米当局が追跡していた、「イスラム国」の幹部が所有している会社でミュラーさんの姿が確認されていたと伝えている。当局担当者は、ミュラーさんが「イスラム国」の幹部から結婚を強要されていた可能性もあると述べている。また、ミュラーさんの家族が公開した、ミュラーさんが家族に宛てて書いた手紙には「私は安全な場所にいて、危害を加えられておらず、健康だ」と書かれていたという。
この報道に、米国のネットユーザーがコメントを寄せている。
「『イスラム国』がやっていることは、宗教とは全く関係ないことで、女性や子供を性的虐待し、支配するということだ」
「拘束されていた彼女が丁寧に扱われていたとは思えない。彼女はだいぶ前に殺害されていたんだろうと思う」
「『イスラム国』に幹部なんているのか?いったい誰だ?」
「彼女は生きていて、『イスラム国』の幹部に結婚させられているのだと思う」
「彼女とその家族にとって心の痛むニュースだ。詳しい報道がされればされるほど、彼女が実際はひどい扱いを受けていたことが明らかになっているようだ」
「世の中には死よりもひどいことがあるが、この若い女性も亡くなる前に苦みを受けたのだろう」
「彼女の家族は情報が欲しいだろう。けれど詳しい情報を知ることによって、家族はもっと傷つくことになるかもしれない。彼女の家族のために祈る」
「彼女は『イスラム国』によって殺害されてしまったんだ。彼女がどんなことを強要されていたかといった情報はもうこれ以上いらない。もう十分だ」(翻訳・編集/蘆田)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150212-00000017-rcdc-cn&pos=4