イラク時間同日日没(日本時間同日深夜)までに女死刑囚がトルコ国境に移送されなければ | 日本のお姉さん

イラク時間同日日没(日本時間同日深夜)までに女死刑囚がトルコ国境に移送されなければ

操縦士殺害警告=女死刑囚「29日日没までに」移送を―後藤さん音声? 
時事通信 1月29日(木)8時57分配信
 後藤健二さんとみられる新たな音声メッセージが29日に投稿され、イラク時間同日日没(日本時間同日深夜)までに女死刑囚がトルコ国境に移送されなければ、ヨルダンのパイロットは直ちに殺害されると警告している。後藤さんの画像・映像は添付されていない。 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150129-00000026-jij-m_est
過激派「イスラム国」のものとみられる新たな映像声明がインターネット上で公表されました。
映像では、「アラーの名にかけて、私たちの人質たちを解放します」と主張しています。
「アラーの名にかけて捕まっている私たちの人質を解放します」(「イスラム国」による最新声明ビデオ)  この映像は、日本時間の28日午後11時ごろ、イスラム国の動向を伝えるインターネットのサイトに公表されました。映像には、イスラム国のロゴマークが入っているうえ、イスラム国の旗を背景に、黒い服装の男が「アラーの名にかけて、捕まっている私たちの人質たちを解放します」という内容となっています。人質となっている後藤健二さんについては言及していません。(28日23:28)
http://news.merumo.ne.jp/article/pickup/2461116
ヨルダン政府 パイロット解放と引き換えに死刑囚釈放用意
スポニチアネックス 2015/1/29 07:01
ジャーナリスト後藤健二さん(47)を人質に取り、ヨルダンで収監中のサジダ・リシャウィ死刑囚の引き渡しを要求している過激派「イスラム国」とみられる組織は28日夜、インターネット上で新たな映像声明を公開した。拘束しているヨルダン軍パイロットを批判。後藤さんへの言及はなかった。これに先立ち、ヨルダン政府はパイロット解放と引き換えに死刑囚釈放の用意があると表明。事件はグループ側から示された「24時間」の期限を迎え、緊迫した。
日本時間28日午後11時すぎに確認された新たな映像声明で、イスラム国とみられる組織は拘束しているヨルダン軍パイロット、カサスベ中尉について「われわれを殺しに来た」と批判。後藤さんへは言及していない。信ぴょう性は不明。
これに先立ち、日本政府が人質交換の「期限」と位置づけていた午後11時頃まで残り3時間に迫った午後8時前、事態は動いた。
共同電によるとヨルダンのメディア担当者は、カサスベ中尉が解放されればヨルダンで収監しているイラク人の女、リシャウィ死刑囚を釈放する用意があると述べた。ヨルダン国営テレビや国営ペトラ通信が報じた。イスラム国が、後藤さん拘束を利用してヨルダン政府に突きつけた条件を、同政府が逆にイスラム国側に提示した格好だ。
ただ、いずれも後藤さんには言及していない。
犯行グループは同死刑囚と後藤さんとの1対1の交換を要求している。ヨルダン政府が、公式に人質交換に言及するのは初めて。後藤さんの解放交渉にどう影響するかは現時点では不透明だ。
ヨルダン国内では、カサスベ中尉の安否に国民の関心が集まっており、死刑囚を釈放するなら、見返りには後藤さんではなく、中尉の解放を求めるべきだとの世論が高まっている。
ヨルダン下院外交委員長らによると、同国政府は仲介者を通じ、リシャウィ死刑囚の釈放と交換する形で、後藤さんとカサスベ中尉の2人を解放するよう求めていたとされる。
日本政府は犯人側と接触せず、原則としてヨルダン側に交渉を委ねている。政府筋は「日本は残念ながら当事者能力がない」と明かしている。
日本国内でも緊迫感が増した。菅義偉官房長官は午後2時前、緊急対応を理由に参院本会議を退席。ヨルダンにいる担当者らから情勢報告を受け、約15分後に戻った。岸田文雄外相も午後2時45分ごろ、参院本会議を途中退席した。与野党は事前に邦人人質事件で対応を要する場合、菅氏や岸田外相らの退席を認めることを確認していた。
事件をめぐっては、24日に身代金支払いの「期限」とした72時間を過ぎた湯川遥菜さん(42)を殺害したとの音声付き画像がネット上に流れた。
http://news.merumo.ne.jp/article/genre/2461418
女死刑囚は60人死亡自爆テロ犯 ヨルダン国民は大きな恨み
2015年1月26日 05:30
05年 11月、ヨルダン国営テレビが放送した自爆攻撃用のベルトを体に巻いたサジダ・リシャウィ死刑囚
サジダ・リシャウィ死刑囚は、2005年11月に起きた大型テロの実行グループの1人。ヨルダンの首都アンマンの高級ホテルで、300人以上が集まった結婚披露宴に招待客に紛れ込み、夫とともに自爆テロを図った。自身は起爆に失敗して生き残ったが、ホテルなど3カ所で約60人が死亡。ヨルダン史上最悪のテロとなった。
拘束され06年に判決を受けたリシャウィ死刑囚は、イスラム過激派にとっては「ジハード(聖戦)」の戦果を象徴する存在。
共同電によると、自身も夫もイラク人で1970年生まれ。米軍が侵攻、フセイン政権が崩壊した03年のイラク戦争後、中西部アンバル州で吹き荒れた暴力に翻弄(ほんろう)された。親族を米軍に殺害され憎しみを募らせていたという。
「(爆発物の入った)ベルトを夫につけてもらい、使い方も教わった」。拘束後間もなく、犯行を自供する様子がテレビ放映され、ヨルダン国民に忌まわしい記憶を刻み込んだ。「死と破壊をまん延させようとした災いの元凶」。死刑を求刑した検察側の声が響く法廷でも、取り乱すことはなかったという。
また、リシャウィ死刑囚は、聖戦アルカイダの元指導者ザルカウィ容疑者(06年に米軍が殺害)の側近のきょうだいとされる「大物テロリスト」(地元記者)。人質交換に米国が反対するのは間違いなく、イスラム国に屈した印象を残しかねない。
混迷するイラクとシリア、さらにイスラエルに囲まれた小国ヨルダン。急速に台頭したイスラム国の脅威にも直面し、米国との協調関係は死活的に重要だ。米国主導の空爆に参加し、周辺国の中でもイスラム国に対する強硬路線を取ることで治安を維持してきた。釈放の選択肢も含め、ヨルダンのアブドラ国王は難しい決断を迫られることになる。
2015年1月26日 05:30
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2015/01/26/kiji/K20150126009694050.html
『イスラム国』から返事ない~ヨルダン外相
日本テレビ系(NNN) 1月29日(木)6時0分配信
イスラム過激派組織「イスラム国」とみられるグループによる日本人人質事件で、「イスラム国」側が期限としていた「24時間」が過ぎた。これまでのところ、後藤健二さんの解放につながる新たな情報は入ってきていない。現地対策本部のあるヨルダン・アンマンから石川真史記者が伝える。
こちらは28日午後10時を回ったところ。期限の「24時間」を過ぎた今も指揮を執る中山外務副大臣はまだ中にいるものとみられ、懸命の対応が続いている。
「イスラム国」が後藤さん解放の条件としたリシャウィ死刑囚の釈放をめぐっては、地元メディアが「ヨルダンを出国した」と報じるなど様々な情報が飛び交った。ヨルダンのジュデ外相は、こうした情報を否定したうえで、「パイロットが解放されない限り、釈放しない」と強調した。
ジュデ外相はツイッターで、「パイロットが生存し、健康である証拠を『イスラム国』に求めてきたが、返事がない」と交渉の難航をうかがわせるコメントを載せている。28日夜には、パイロット出身地であるヨルダン南部の人たちが、アブドラ国王の働きかけを求め国王の邸宅前につめかけた。
参加者の男性「(国王には)パイロットのために最終的な決定を早くしてほしい」
パイロットのおじ「パイロットが犠牲になることは、全ヨルダン兵士の犠牲を意味する」
後藤さん解放とのはざまに立たされる中で、世論を意識して「パイロット優先」を鮮明にしたヨルダン政府だが、「イスラム国」の要求とはすれ違い、ハードルはより高くなっただけに、交渉はさらに難しい段階に入っている。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20150129-00000006-nnn-int
深夜に届いた“最後通牒” 「私には24時間しか・・・」
TBS News-i 2015/1/28 20:51
イスラム国からの3回目の要求があったのは、27日午後11時ごろのことでした。設定された期限は24時間です。国民の命を守るために、日本とヨルダンはどう動いたのでしょうか。
「私には24時間しか残されていない」 イスラム過激派組織「イスラム国」によるものとみられる日本人の人質事件で、27日夜に公開された新たなメッセージ。最後通牒ともとれる内容に、日本政府の緊迫の度合いはさらに増し、安倍総理は・・・
「極めて卑劣な行為であり、強い憤りを覚えます。大変厳しい状況の中で、後藤健二さんの早期解放に向けて政府一丸となって取り組むよう、改めて指示をしました」(安倍首相) メッセージがインターネット上
に公開されたのは27日午後11時すぎでした。人質となっている後藤健二さんとみられる男性が、イスラム国に拘束されているヨルダン人のパイロットの写真を手にした画像に英語の音声。メッセージは1分50秒にわたっていて、こう始まっています。 「私は後藤健二です。これが私の最後のメッセージになると言われていま
す」 続けて、「サジダ・リシャウィ死刑囚の釈放をヨルダン政府が遅らせていることが私の解放の障害になっている。ヨルダンにできるだけ政治的なプレッシャーを与えるよう日本政府に伝えてください」などとしています。そして、後藤さんとみられる男性は、このように述べたのです。 「私には24時間しか残されていない。パイロットに残され
た時間はもっと短い」 行動の期限は24時間。前回の投稿では明示されていなかった期限が「24時間」と明示されたのです。JNNではこれまで人権上の配慮から実際の音声を放送することを控えてきましたが、事態の緊急性、犯人グループの残虐性を示す必要があると考え、一部の音声を使用しました。さらに、メッセージにはこうあります。 「私とリシャウィ死刑囚の
交換。1対1の交換です。どうか私たちが殺されないようにしてください。これ以上の引き延ばしの駆け引きは、我々2人が殺されるということを意味します」(後藤さんとみられる男性) メッセージを受け、後藤さ
んの母親は・・・ 「時間も迫っておりますけれども、昨日拝見した健二の顔は、今まで育ててきたなかでもないくらい、彼が非常に追い詰められた状況になっていると思います」(後藤健二さんの母 石堂順子さん) これ
までの投稿と違い、今回のメッセージでは「ヨルダン政府」という言葉が複数登場し、「ボールは今、ヨルダン側にある」と、ヨルダン政府による行動を求めています。専門家は・・・ 「我々(イスラム国)はすで
にもうボールをヨルダン側に投げてあるのだから、ヨルダン側から今度は返す番だと。だからヨルダン政府の決断にかかっている」(国際テロに詳しい 公共政策調査会 板橋功氏) これは、イスラ
ム国が日本時間の28日、新たにネット上に公開した動画。「ヨルダン国民よ、パイロットが私たちを殺しに来た」と題し、「同じアラブの国がイラクとシリアを空爆している」と、ヨルダン政府の対応を強く非難しています。 そのヨル
ダンでは、イスラム国に拘束されているパイロットの父親が中心となってリシャウィ死刑囚らの釈放を訴える集会を開き、ヨルダン政府に圧力をかけました。 「私の息子ムアーズの血は何よりも尊い
ものだ。日本や日本のジャーナリストは我々には関係がないんだ」(パイロットの父親)(28日18:02)
http://news.merumo.ne.jp/article/pickup/2460751