死刑囚を釈放したとしても、後藤さんを返してくれるという保証は無い。
人質交換に時間を区切るとは、無茶苦茶です。
人質交換などする気が無いと見た。
死刑囚を釈放しないと後藤さんを殺すとは言っているが後藤さんを釈放するとは言っていない。
人質を交換したいとも言っていない。
彼らが助け出したいとしている死刑囚を釈放したとしても、後藤さんを返してくれるという保証は無い。24時間などと時間を区切るところからして、交換などする気はたぶん無い。
そしてヨルダン人が、後藤さん一人と引き換えに死刑囚を釈放する気はなくヨルダン人のパオロットと一緒でなければ話に応じないと知ったイスラム国の連中は、ヨルダン人パイロットを24時間よりも早く殺すと言っている。
これは、ヨルダンと日本に対する嫌がらせであって、本気で人質を交換する気が無い者のやり方だ。
自分たちが誰かを釈放させたい場合、手持ちの捕虜を殺すと言えば釈放されると彼らは思っているのだろうか?思っていないでしょう。イスラム国で捕虜となった者は殺されるのが普通だから、殺すぞと脅されても何の意味も無い。
人質は捕虜となった仲間と交換するために生かしておくものであって、殺しては意味が無い。殺すぞと脅しても意味が無い。
日本とヨルダンに対する嫌がらせのためと、日本とヨルダンの友好を混乱させるために、死刑囚を釈放しろと言っているだけだと思う。しかも、テレビのニュースでは、彼らが欲しがっている女の死刑囚だけでなく、20人以上の捕虜と交換だと最初は言ってきたらしい。その後、突然、釈放しないとパイロットも後藤さんも殺すという内容だったので、言っていることが滅茶苦茶です。
後藤さんの顔は再度拷問されたような様子。
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期限24時間、「最後のメッセージ」=後藤さんか、死刑囚との交換要求―人質事件
時事通信 1月28日(水)0時27分配信
過激組織「イスラム国」に拘束されたフリージャーナリスト、後藤健二さん(47)=仙台市出身=とみられる人物の新たな画像と音声メッセージが日本時間27日夜、インターネット上に投稿された。メッセージは「残された時間は24時間」と通告。「『これが私の最後のメッセージ』と言われた」と述べている。邦人人質事件は重大局面を迎えた。
メッセージは、後藤さんとヨルダンで収監中のイラク人の女、サジダ・リシャウィ死刑囚の「1対1の交換」を要求。交換実現に向けヨルダン政府に圧力をかけるよう日本政府に求めた。
イスラム国が新たな期限と要求を設定し、揺さぶりを掛けてきた。菅義偉官房長官は「ヨルダン政府に協力を要請してきており、方針に変わりはない」と強調した。
後藤さんとみられる人物は、イスラム国に拘束されているヨルダン人操縦士、ムアス・カサスベ氏らしい写真を掲げ、「パイロットに残された時間はもっと短い」と語っている。さらに「これ以上ヨルダン政府の対応が遅れれば、ヨルダン人パイロットの死の責任はヨルダン政府にある。ボールはヨルダン政府にある」と警告している。
24日夜にも後藤さんとみられる画像が投稿されており、この際には同じく拘束されていた湯川遥菜さん(42)=千葉市出身=が殺害されたと述べていた。
この時、イスラム国は「もはや金銭を望んではいない」と述べ、身代金2億ドル(約236億円)を求めた従来の要求を取り下げ、リシャウィ死刑囚の釈放を要求していた。
カサスベ氏はヨルダン空軍所属。昨年12月下旬、シリア北部で操縦する戦闘機が墜落し、イスラム国に身柄を拘束された。ヨルダン当局は水面下でカサスベ氏とリシャウィ死刑囚との「捕虜交換」を模索してきたとみられている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150128-00000005-jij-m_est