今回爆撃があったデルナは、リビアにおけるイスラム過激派「イ スラム国」の拠点
ギリシャ船籍タンカー、リビアで爆撃され2人死亡
TBS News-i 2015/1/6 07:31
中東リビアの港に停泊していたギリシャ船籍のタンカーが戦闘機による爆撃を受け、乗組員2人が死亡しました。
ギリシャの沿岸警備局によりますと、リビア北東部の都市デルナに停泊していたギリシャ船籍の石油タンカーが戦闘機による爆撃を受け、乗組員2人が死亡、2人が負傷しました。戦闘機がどこに属するものかは分かっていません。 リビアで は去年8月、反政府勢力が首都トリポリを制圧、政府を立ち上げたため、国際社会が支援する「中央政府」と2つの政府が存在する異常事態が続いています。 石油輸出用の港では港の奪還を目指す反政府
勢力と政府軍が衝突していて、先月25日にもリビア最大の石油輸出用の港で石油タンクにロケット弾が着弾しました。 今回爆撃があったデルナは、リビアにおけるイスラム過激派「イ スラム国」の拠点とされていて、政府スポークスマンは、このタンカーがイスラム過激派の戦闘員をデルナに運んでいたとしています。(05日21:42)
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