子どもの“遺伝子エラー”も補修するホウレンソウの実力を現役医師が解説!
子供には、ハウス栽培で放射性物質の影響が無い野菜の方がよくないか?
大人の場合は、放射性物質の影響が少ないし、子供の頃にチュウゴクの核実験の際の死の灰をかぶっているし
今さらそんなに気を付けることもないかもしれないけど、なるべく害の無いものを食べた方がいい。
チュウゴク産の冷凍野菜で調理した外食などを食べている方が日本産の野菜を食べるよりもずっと危険かもね。
福島産、岩手産、千葉産、長野産、岐阜産の野菜などは、放射性物質の影響はゼロではないと思うが、
気にし過ぎで精神の病にかかってもいけない。普段からDNAの損傷を修復するという酵母菌でできたものを食べるようにしてほしいと思う。
放射性物質に負けない体を作るしかない。
手作り味噌が流行って、みんなが市販の殺菌された味噌でなく、生きた酵母菌を摂るようになってほしい。
手作り味噌以外には、手作り塩麹(こうじ)でもいいと思う。塩麹(こうじ)が流行ったのは、日本人の体が自然と求めているからだと思う。
売っているものではなく、自分で作った生きた麹を食べてほしい。
手作り味噌が流行ってほしい。20代の若い女性たちの間でジワジワと手作り味噌作りが流行っているというウワサはまだ聞かない。
みんなが手作り味噌を作って健康でいてほしい。手作り糠(ぬか)漬けも乳酸菌がとれるから体にいいんだけど、糠味噌は毎日手でかき回さないといけない。手が臭くなるから流行らないよね。
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【子育て世代必見】子どもの“遺伝子エラー”も補修するホウレンソウの実力を現役医師が解説!
2015年1月6日2015年1月5日 8
チョコベジは子供の感性をダメにする
メグ先生の森の診療所第84号(2014年12月27日号)
明治チョコレートと野菜ソムリエが展開している野菜にチョコレートをトッピングして野菜嫌いを克服しようとする愚行。
不味い野菜を普段たべさせておいて、野菜が嫌いだからチョコレートに包めばいいというのは、言うまでもありませんが問題解決にはならず、単なる栄養補給の手段のひとつでしかありません。
子どもを不感症にするだけです。森の診療所的に言う不感症とは、美味しいかマズイかだけ。喜怒哀楽の喜怒しかないようなものです。
葉野菜をたべることが出来れば成長・健康状態の維持には問題ないのですが……。これがなかなかハードルが高い。
この時期「寒じめほうれん草」を子供たちにぜひとも食べさせていただきたいです。ほうれん草は冬が旬です。その旬のほうれん草をさらに低温の環境に置き、生きのびるために野菜内部に栄養素や植物化合物を蓄える性質をいかした栽培技術を寒じめ栽培といいます。
通常の栽培のほうれん草より、糖度、うま味、雑味が強く、えぐみや苦味が少なくなるのが特徴です。
あらかじめハウス栽培を行い、ある程度生育したらハウスを開放し外気をあてます。そうするとほうれん草は葉を縮めて葉を地面につけるようにロゼット状になります。表面が凍ってしまったかのように見えてもしっかり生存し、柔らかく味の濃縮した美味しいほうれん草に出来上がります。
しかし、寒さにあてなくても縮れた葉を持つほうれん草が品種改良ででまわり、外見からだけでは味が不明となってしまいました。愚かな品種改良です。
寒じめ・縮みという訳のわからないタイトル。縮みの品種で、しかも寒じめ栽培技術か?とおもいきや、埼玉県産ですから寒じめほうれん草技術の定義である「地温マイナス」にはなっていないはずです。
食べてみればすぐ違いは解りますけれど。まず1月から2月上旬の岩手県産の寒じめほうれん草ならまず間違いありません。
子どもは一度食べられる野菜を見つけると嬉しくて別の野菜にもチャレンジしてくれると思いますよ。
葉酸はホモシステイン代謝に重要。うつ病や骨粗鬆症、心疾患などにも影響します。ビタミンKは骨のビタミン。抗酸化物質はさまざまな疾病予防に。遺伝子のエラーは子供のころから起こっていますからエラー補修のためにも葉野菜、特にほうれん草を食べさせたいものです。
それからもうひとつ大事な点。寒じめ技術により蓚酸が減少します。つまり身体にはあまり入れたくない成分が減るということ。これが先ほどの味チャート図でのえぐみの部分です。
岩手の寒じめほうれん草を見つけて召し上がってくださいね。
メグ先生の森の診療所第84号(2014年12月27日号)
著者/宮田恵(医師・シニア野菜ソムリエ)
岩手県出身、岩手医科大学医学部卒業、医学博士、放射線科専門医、抗加齢医学(アンチエイジング医学)専門医、日本医師会認定産業医、みやぎ食育アドバイザー。岩手県で生まれ育ち、大学まで岩手で教育を受ける。大学付属病院から僻地診療所まで、さまざまな医療を経験。食と健康について幅広く研究するために、シニア野菜ソムリエを取得する。研究テーマは、子供から大人までの 食育、野菜・
果物で知る味覚のナチュラルサイエンス、 食と放射能。論文や学会発表だけが通用する医師の実績、 そこに疑問を抱きながら、社会を幸せにする医師として の実績を日々模索
し続けている。
http://www.mag2.com/p/news/3826