北朝鮮が韓国人牧師をチュウゴクで拉致して殺した!
2014.12.25 09:47更新
「北朝鮮が殺害」と判断 失跡韓国人めぐり米高裁
米ワシントンの連邦高裁は23日、北朝鮮に拉致された可能性がある韓国人牧師の家族が北朝鮮に損害賠償を求めた裁判で「北朝鮮が牧師を拷問し、殺害したとの論理的帰結」に至ったとの判断を示した。
その上で、訴えを退けた下級審の決定を覆し、審理を差し戻した。
24日付ワシントン・ポスト紙が報じた。
原告は、米国の永住資格を持つ牧師金東植氏の息子ら。
北朝鮮脱出住民(脱北者)らの支援に当たっていた金氏は2000年に中国で行方不明になった。
その後、韓国の裁判所で行われた北朝鮮関連の訴訟の中で金氏は北朝鮮に連れ去られたとの証言があったという。
金氏の消息は不明だが、原告側は北朝鮮で拷問を受け、死亡したに違いないと主張。
北朝鮮側は訴えを無視しており、原告側は欠席裁判で賠償支払いを命じるよう求めた。
下級審は拷問や殺害を立証する直接証拠がないとして請求を退けていた。
米国では通常、外国政府を相手にこうした訴えを起こすことはできないが、テロ支援国家に指定されている場合は例外とされる。
ブッシュ前政権は2008年10月、北朝鮮に対する指定を解除したが、息子らは指定解除前に提訴した。(共同)
http://www.sankei.com/world/news/141225/wor1412250020-n1.html