無邪気な愚か者ーまだ離陸前で滑走路を走行している時、非常ドアを開けたチュウゴク人
【海外:中国】前代未聞!乗客が機体の非常ドアを開ける「新鮮な空気が吸いたかったから」
2014年12月19日 20:00
初めて飛行機に乗ったある男性が、機体の非常ドアを開けて、他の乗客をビックリ仰天させた。
新鮮な空気が吸いたかったのだそうだ。
幸いにして、飛行機はまだ離陸前で滑走路を走行している時だったため、気付いた空港スタッフが駆けつけて再びドアを閉め、事なきを得た。
しかしながら、自動非常システムは既に作動してしまっており、飛行機からは非常用の滑り台が飛び出していた。
機内では、他の乗客たちが一斉にスマホで現場を撮影し、ソーシャルネットワークに投稿した。
「乗客が非常ドアを開けるの、初めて見た。」
「非常ドアを開けた人は、ただ新鮮な空気が吸いたかっただけだってフライトアテンダントに言っていたよ…。到着が遅れなきゃいいんだけど。」
客室乗務員たちは、この男性の行動に度肝を抜かれつつも、杭州から成都市へのフライトの間、なんとか男性を窓際から遠ざけた。
その甲斐もあって、騒動にも関わらず、飛行機は遅延なしで目的地に到着した。
たくさんの人が、男性を飛行機から降ろして罰金を科せるべきだと提案したが、男性は飛行機から降ろされることなく目的地へ到着し、今のところ何の罪にも問われていない。
「今回のフライトは、男性の初めての飛行機でした。男性は遅延を引き起こしてもいません。」
と、航空会社側は男性への理解を示している。
【記事:りょーこ】