唯一の目撃者にカレンダーと模型で謝罪 | 日本のお姉さん

唯一の目撃者にカレンダーと模型で謝罪

韓国「ナッツ姫」の悪行次々、6年前には学長を辞任させた? 国の恥、「大韓航空」の社名を変えろ!運動も

2014/12/18 19:54

大韓航空のファーストクラスで皿に盛られるはずの「マカダミアナッツ」を袋のまま提供されたことに女性副社長が激怒し、 乗務員を下ろすため離陸寸前の旅客機を引き返させた、いわ
ゆる「ナッツリターン」騒動がいまだ韓国で収まらない。

騒動を起こした「ナッツ姫」こと、趙顕娥(チョ・ヒョンア)副社長(40)と、その父で大韓航空会長の趙亮鎬(チョ・ヤンホ)氏(65)がすでに謝罪するなど火消しに懸命だが、むしろ事態は拡大しているようだ。

唯一の目撃者にカレンダーと模型で謝罪 「これってコメディーでしょ?」


韓国・大韓航空の「ナッツ姫」に非難の嵐・・・


「ナッツリターン」騒動をきっかけに、趙顕娥(チョ・ヒョンア)前副社長のワガママぶりや、大韓航空の「事なかれ体質」がクローズアップされている。

チョ・ヒョンア前副社長は米国の大学でホテル経営学を専攻。1999年の卒業後、大韓航空に入社し2006に常務、12年には副社長に就任するスピード出世。その一方で、韓国ではかねて「ワガママ娘」として知られていたという。

今回の騒動でも、「ナッツ姫」は当初、「サービスの欠点を指摘するのは副社長の仕事」と強気だったが、航空機内の指揮権が機長にあることを指摘され、「副社長とはいえ、越権行為だ」と非難されると、今度は「引き返しは機長がやったこと」と責任を転嫁。さらに12月9日にはサービス担当役員から外れることを発表したが、副社長の職務は続けるという往生際の悪さに批判の声が高まり、翌10日に副社長職の辞任に追い込まれた。

それにもかかわらず、チョ前副社長から暴言を浴びせられ、暴力を振るわれたとされるチーフパーサーを、会社ぐるみで懐柔しようと画策。大韓航空の役員がチーフパーサーを呼び出し、確認書の書き直しを要求。チーフパーサーは「小学生が書き取りで間違えたとき、先生に『書き直しなさい』と言われるように、10回も修正させられた」という。

また、大韓航空が唯一の目撃者であったファーストクラスの乗客も懐柔しようとしていた。12月15日付の韓国紙、ハンギョレによると、韓国検察が参考人として呼び出した、チョ前副社長の前に座っていた韓国人女性(32)は、検察の調査を受けた後、報道陣に「事件のストレスで帰国後に大韓航空に抗議したが、何の連絡もなかった。事件が報じられた後、大韓航空の役員に『おわびに大韓航空のカレンダーと飛行機模型をあげる』と電話で言われた。そして『マスコミには確かに謝罪を受けたと言ってくれ』とまで言われた」と語った、と報じている。

こうした報道に、韓国のインターネットでは、

「大韓航空は人をばかにしている。今までこんな考え方で経営してきたなんて信じられない」
「カレンダーと模型で謝罪? これってコメディーでしょ??」
「金でできたカレンダーと模型だったかもしれない」

と、失笑を買っている。

ナッツ! 大韓航空会長令嬢がナッツリターンで副社長辞任。海外の反応

2014.12.10 18:00

韓進グループ会長長女の大韓航空チョ・ヒョンア(趙顕娥)副社長(40)が、ファーストクラスでナッツを、皿ではなく袋で出されたことに腹を立て、ゲートまで引き返させてチーフパーサーを降ろし、飛行機を11分遅らせた件。これが世界中で話題となりまして、火曜に辞任しました(一部担当部門VPを辞任との情報もありますが)。

チョ副社長は機内サーヴィスのトップでもあります。乗客の意向も聞かずにナッツを袋で出すのは規則違反と怒ると、搭乗員が「マニュアル通り」と言いました。そこでチーフパーサーを呼んでタブレットで調べさせたら、手が震えていたんでしょうか、なんかうまく入力できずにモタついたので余計に腹を立て、降りろ降りろ次の飛行機で来い~ということになった模様です。

このナッツリターン事件は海外でも驚きをもって報じられていますよ。


CNN



女性アナ「機内のクレイジーな乗客と搭乗員の著書で知られるHeather Pooleさんをスタジオにお呼びしました。Heatherさん、これどう思いますか?」

Heather「いやあ、かなりクレイジーですね―。飛行機が遅れるのにはいろんな理由があるけれど、こんなのは聞いたことないわ~」

男性アナ「航空会社の役員が航空機サボタージュするなんてね。こういうことあるんですか?」

Heather「これも聞いたことないですね~。役員の息子が乗り遅れそうになって飛行機が遅れたってことはありますけど…それも滅多にないかな。機内サーヴィスの責任者なんですよね? その割には乗客の求めてること
がよくわかってないですね。乗客はとにかく目的地に着きたいわけですよ。ゲートに戻るなんて…」

女性アナ「ただのパワートリップ(権力誇示)よね。機長は何やってんの! そこが知りたいです」

Heather「まったくだわ。最終決定は機長が下すはずだから。ちょっとナッツ(変わった人)だったのかしら…あ、すみません、ナッツの話だからつい…」

女性アナ「あははは」

いや~機長だってガクブルだったんでしょうよ…うん…。



Bloomberg読者の反応



「姫はどこにでもいるんだな」
「ナッツ!」
「聞かないで出すと、ナッツアレルギーもあるしね」
「機内のナッツ」
「Onionの嘘ニュースかと思った」



ニューヨーク・タイムズ読者の反応


「クレイジー!」

「昔は大韓航空も安全が心配で、サーヴィスもひどかったけど、今は応対も食事も世界一流だ。アメリカの航空会社なんか比べものにならない。細かいところまで気を遣ってる。ナッツのことでナッツになる、それでいいと思うよ。信念があるんでしょ」
「↑ 航空会社の人?」

「まったく驚かない。韓国はこうよ。金と力がある人は権力乱用で態度が横柄でアグレッシヴでナルシストでクレイジーだから。目を覚ませって思う。恥ずかしい」

「ナッツで死ぬ人もいるんだからこれぐらいでちょうどいい」

「機長、管制塔にはどう説明したの? 役員が怒ってるから戻るって言ったんかな」

「アシアナ航空の事故でもコックピットで部下が上司に物申せなくて黙ってたんだっけ…韓国の問題みたいね。でも乗客の安全、時刻表より役員が優先というのは常軌を逸してる」

「韓国の職場カルチャーが完璧にわかる記事。韓国の会社で働くのってどんな感じ?って訊かれたらこの記事メールするよ」

「機長と管制塔のやりとりが聞きたい」

「いろんな意味で哀れな話」

「彼女の怒る気持ち、オレはわかるぜ! マカデミアナッツの袋あけて人生無駄にしたい人間がどこにいる。オレたちの中にはあんなくだらねえことしてられないぐらい多忙な人間もいるんだって!」


source: CNN, Bloomberg, The New York Times
(satomi)
http://www.gizmodo.jp/2014/12/post_16096.html#cxrecs_s

ナッツ事件の韓国でマカデミアナッツ完売。ナッツ航空のパロディーも

2014.12.16 12:30


ナッツリターンが国民的ジョークとなった韓国で、マカデミアナッツが飛ぶように売れ、ナッツ航空のパロディー動画まで登場しました。

最初のアンニョンハシムニカしかわからないのですが、言ってることは大体わかりますな。英訳によると、「農園直送のナッツを皿に乗せてお運びし、ファーストクラスに役員がいれば機内ですりつぶしてお出しします」と言ってる模様です。

APによると事件後、韓国国内オンラインショップGmarketではマカデミアナッツの売上げが前の週の20倍に跳ね上がり、Coupangに至っては即完売。在庫の早期確保を望むコメントが約100件もついているのだとか。

謝罪記者会見を見たアメリカ人の間では、「この左右の人が持ってるのはなんなんだ!?」と横道で話題です。

141213nuts.jpg

小型マイクなんでしょうけど、「アルファルファ?」とか「袋入りナッツ??」とか言われてますよ。

ところで大韓航空の趙顕娥(チョ・ヒョンア)副社長(40)辞任に伴い、父親である韓進グループ趙亮鎬(チョ・ヤンホ)会長(65)は「娘の愚かな行動で大きな物議を醸し、心から謝罪申し上げる。私の育て方が間違っていた。私を責めて欲しい」と言いましたよね。

これ英語で読むととてもアジア的で、Gawker読者さんからは「いや、あなたの責任はその縁故主義と貧弱な採用判断だけだ。駄目人間やってる責任は娘にある」とコメントがついてます。

だったらアングロサクソン系アメリカ人の親だったらなんて言うのか? ほかの読者さんが書いてたのはこれ。

娘は今、大変な精神的ストレスを抱えている。マリブの療養所で安静にしている間は、どうかプライバシーを尊重して私たち家族のことはそっとしておいて欲しい。

source: YouTube via Gawker