ついに鳥インフル、宮崎で発生 | 日本のお姉さん

ついに鳥インフル、宮崎で発生

鳥インフル、宮崎で発生=延岡の養鶏場、4000羽処分
時事通信社 2014/12/16 08:47
宮崎県は16日、延岡市北川町の養鶏場で相次いで死んだ鶏の遺伝子検査を行った結果、感染すると高い確率で死ぬ高病原性の疑いがある鳥インフルエンザウイルスが確認されたと発表した。県は国の指針に基づき、この養鶏場で飼われている約4000羽の鶏の殺処分に同日未明から着手。半径3キロ以内の家禽(かきん)の移動制限、同10キロ以内の搬出制限なども実施し、感染拡大の防止に乗り出した。
国内での家禽の高病原性鳥インフルエンザは、4月に熊本県で発生して以来8カ月ぶり。農林水産省も西川公也農水相を本部長とする防疫対策本部を16日に設置するとともに、専門家チームを現地へ派遣し、感染の原因や経路などの調査に入る。
宮崎県などによると、延岡市北川町の養鶏場で14、15両日に計20羽以上の鶏が相次いで死んだ。延岡家畜保健衛生所などの簡易検査で鳥インフルエンザの陽性と確認され、さらに県が遺伝子検査を実施したところ、16日未明に「H5亜型」のウイルスが確認された。農水省によると、16日中に殺処分は完了する見通し。
県は検体を動物衛生研究所(茨城県つくば市)に送り、ウイルスの詳しいタイプを特定する。
[時事通信社]