グリーンピースの12人が13日までに出国
2014.12.14 16:33
ペルー大統領「人類の遺産侮辱」 実行の12人は出国
ペルーのウマラ大統領は13日、環境保護団体グリーンピースが世界遺産「ナスカの地上絵」付近で無断で活動し足跡を残した問題で、世界遺産のインドのタージマハルやエジプトのピラミッドを同団体から守るよう呼び掛け、同団体への不快感をあらわにした。
地上絵付近に立ち入ったとして検察当局が特定した12人は13日までに出国。ウマラ氏は出国禁止措置を却下した司法当局に遺憾の意を示した。ウマラ氏は「われわれは人類の歴史的遺産を侮辱するグリーンピースの脅威に直面している」と強い調子で批判した。
グリーンピースはペルーの首都リマでの気候変動枠組み条約第20回締約国会議(COP20)に合わせ、8日に早急な気候変動対策を求めるメッセージを布で作って地上絵の近くに置き、砂地を荒らした。文化省が批判し検察に通報。グリーンピースは謝罪した。(共同)
世界遺産を守るように呼びかけないとグリンピースは、また同じことをやる!
日本だって標的にされかねない。