京都議定書に代わり、途上国も含めたすべての国が参加する新たな国際枠組み。
温暖化目標、薄氷の合意 途上国に配慮、内容修正 COP20閉幕
朝日新聞デジタル 12月15日(月)5時50分配信 (有料記事)
合意文書の採択後、拍手でたたえ合うペルーのプルガル・ビダル環境相(中央)ら=リマ、香取啓介撮影
ペルーで開かれていた国連気候変動枠組み条約の締約国会議(COP20)は、各国が提出する2020年以降の温暖化対策の目標に盛り込む項目などに合意し、14日未明(日本時間同日夕)、閉幕した。先進国と途上国の対立は土壇場で妥協がはかられ、来年末の合意を目指す新しい枠組みづくりに望みをつないだ。
新たな国際枠組みでは、一部の先進国のみが温室効果ガスの削減義務を負う京都議定書に代わり、途上国も含めたすべての国が参加する。核となるのが各国が自主的に定めて提出することになっている目標だ。今回は、何を盛り込むべきかが最大の焦点だった。……
いいニュースだ。