中国の労働争議、こんどは教職員組合が全土的な連帯行動 | 日本のお姉さん

中国の労働争議、こんどは教職員組合が全土的な連帯行動

「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成26年(2014)12月5日(金曜日)
通巻第4413号
中国の労働争議、こんどは教職員組合が全土的な連帯行動
小中学教師らが賃上げ要求の集会を各地で開催、全土に拡大中
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11月下旬からの顕著な動きは教職員の賃上げ要求集会だ。
12月4日、河南省兔州市の市政府ビル前にふってわいたように数千の教員が集まり、賃上げ要求の集会を開催した。「過去二十年、われわれ教員は安い給与に甘んじており、これでは生活ができない」と口々に訴えた。
おなじ動きは全土的に拡大しており、浙江省麗水市では数千が動員され、東北三省ではあちこちに教職員の集会が連続開催されたため、この模様はニューヨークタイムズも報じた。
ほかに華字紙メディアによれば、ハルビンで6000人、湖北省刑州では中学校の教員が集会をひらき、黒竜江省の肇東市でも8000名の教員があつまって賃上げ要求の集会を開いた。
教員の動きに刺戟を受けたのか、大企業労働者も待遇改善を要求する社内集会が拡大しており、深センの外資系企業のほか、安徽省、江西省桂林、青島でも数千の労働者が集まっていずれも警官隊が導入されてにらみ合いが続いた。
労働争議や農民暴動は日常茶飯だが、教職員は全土的組織をもって、横のつながりがあり、これまでの散発的で全土的連絡網のなかった争議とは趣を異にしている。組織的活動こそは中国共産党がもっとも警戒する動きである。
(読者の声1)貴誌前号に議論のあった、根本博中将の防衛作戦の感想です。
この本の話は美談調になっているが、蒋介石の歴史の真実を知っている人には、違和感があるのではとないか。というのは、蒋介石の起こした支那事変で、支那本土で40万人の日本青年、満洲で軍民30万人が殺されたからだ。恨みは深い。
国民党の独裁者・蒋介石は1927年以後国共内戦を戦っていたが、1936.12.13の西安事件で中共の手先である張学良につかまった。彼は事件の黒幕ソ連のスターリンに脅迫されて、自分と息子・蒋経国(モスクワ人質中)の命を救うために、基本政策を大転換し、国共内戦をやめて日本攻撃(支那事変)を始めた。
スターリンの狙いは独ソ戦を控え挟撃を防ぐために、東部国境の反共勢力である日本と蒋介石を無力化することだった。それが支那事変工作だったのだ。
蒋介石はソ連からは対日戦争の戦費三億ドルの援助を受けた。
その内容は飛行機一千機、赤軍軍人顧問団四千人にのぼる。そしてその後もスターリンの命令で日本の度重なる講和を受け付けず戦後に至った。
1945年内戦が再開すると、スターリンに支援され満洲から南下した中共軍に敗戦し、台湾に逃亡した。
これを追った毛沢東は金門島に上陸したが蒋介石が根本氏を招いて防衛戦に成功した。
戦後大陸で蒋介石が日本軍を早く返そうとしたのは、共産軍側に武器を渡されては困るからだ。その本音を隠したのが「恨みに恩で返す」であり、支那人一流のサギ表現である。
真に受けてはいけない。
実際、復員船を手配したのは無力な蒋介石ではなく米軍のウェデマイヤー将軍だった。蒋介石に恨みがあるのは日本の方だ。
支那人には恩義や義理はない。蒋介石はコロコロ変わる一貫性のない機会便乗主義者(オポチュニスト)として欧米歴史家の評価は低い。
実際、台湾では2.28事件で「旧日本人」を3万人も大虐殺しているのだ。蒋介石に騙されるのはもう止めたい。
(東海子)
(宮?正弘のコメント)門田隆将氏が根本将軍をモデルとした『この命、義に捧ぐ』(集英社)は、日本人の熱血、こういう日本人がいたのだということに焦点をあてたもので、蒋介石を評価するような流れではないと思います。
(読者の声2)貴誌通巻第4412号で「HI氏」が(読者の声2)で書かれた「少なくとも(松下村塾を開いた)玉木文之進は新政府に『謝罪』して切腹したとは考えられません」は慧眼です。
玉木文之進は天皇陛下と日本の国体に謝罪して切腹されました。
養子の玉木正喧をはじめとする弟子たちが萩の乱に参加することを止められなかったからではなく、自分の施した教育が参加をする方向に彼らを導いたと考えたからです。
(ST生、千葉)
(読者の声3)日米開戦日国民集会「慰安婦問題と戦後日本外交の失敗」
12月8日(月)です!
各位
日米開戦に際して、日本は大きな外交的な失敗を犯した。根本的には、アメリカ政府が戦争を仕掛けてくるのを防ぐための対米世論工作を全く行わないという過ちを犯した。さらに最後通牒の手交遅れという致命的な過ちにより、アメリカ国民の怒りをあおるルーズベルトの罠にはまってしまった。
慰安婦問題は戦後日本外交の最大の失敗の一つである。
外務省は対外世論工作を行うどころか、慰安婦の事実関係についての調査に基づく正しい情報を発信することさえしなかった。日米開戦の日に、戦前そして戦後の日本外交の失敗を改めて振り返り、今後の外交のあり方、そして慰安婦問題の完全決着を目指すにはどうすべきかを検討する。
■日時 平成26年12月8日(月) 19時開会(18時30分開場)
■場所 四谷区民ホール 新宿区内藤町87 四谷区民センター9F
(地下鉄丸ノ内線 新宿御苑前駅2出口から徒歩4分・四谷三丁目駅2出口から徒歩6分)
■参加費 1,500円(事前申し込みは必要ありません)
<登壇者(敬称略)>
●基調報告 藤岡信勝(拓殖大学客員教授・「つくる会」理事)
●第1部 慰安婦問題-海外活動の部
目良浩一(GAHT 代表) 米国慰安婦像撤去訴訟-現地からの報告
山本優美子(「なでしこアクション」代表) 国連人権委員会調査団報告
白石千尋(ジュネーブ現地職員の方) 国際機関職員の立場から
●第2部 慰安婦問題-日本外交の課題の部
大河内茂太(宝塚市議会議員)/加瀬英明(「史実を世界に発信する会」代表・「つくる会」顧問)/田母神俊雄(第29代航空幕僚長)/藤井厳喜(国際アナリスト)/水島総(日本文化チャネル桜代表)
●第3部 提言
杉原誠四郎(「つくる会」会長)/茂木弘道(「史実を世界に発信する会」事務局長)
<共催>新しい歴史教科書をつくる会・史実を世界に発信する会
<後援>慰安婦の真実国民運動
【加盟団体】アジア自由民主連帯協議会/新しい歴史教科書を作る会/英霊の名誉を守り顕彰する会/史実を世界に発信する会/そよ風/正しい歴史を伝える会/調布史の会/なでしこアクション/ 捏造慰安婦問題を糺す日
本有志の会/誇りある日本の会 (計10団体・50音順)
(読者の声4)『帝国海軍の航跡 -父祖たちの証言』出版記念講演会があります。
この本は100人近くの戦争経験者の証言を集め 『帝国海軍の航跡』と題したものです。
http://www.amazon.co.jp/dp/4792605105/
日時: 12月6日(土)14:00~17:00(開場13:30)
14:00~ 戦争経験者のスピーチ &
著者・久野潤(大阪国際大学講師/戦記作家)記念講演
16:00~ 茶話会(※簡単なお飲み物とお菓子)
会場: 大阪護國神社 儀式殿(大阪市営地下鉄四つ橋線「住之江公園」駅1番出口すぐ)
参加費: 全員書籍付・茶話会代込みで社会人4000円/学生2000円
すでに本をお持ちの方に限り、お見せいただくと社会人2000円/学生1000円
連絡先: ec0399vp@ed.ritsumei.ac.jp/
090-5902-1483(乾)
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大ベストセラー『住んでみたドイツ 8勝2敗で日本の勝ち』の川口女史と
丁々発止の日・独・中三カ国の比較文化論、
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宮崎正弘『中国 大嘘つき国家の犯罪』(文芸社文庫、713円)
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『中国の反日で日本は良くなる』(徳間文庫)
『世界から嫌われる中国と韓国。感謝される日本』(徳間書店、1026円)
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宮崎正弘 vs 石平の対話シリーズ
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『2014年の中国を予測する―中国大陸から次々と逃げ出すヒトとカネ』
(石平氏との対談第五弾)
『2013年後期の中国を予測する』(石平氏との対談第4弾 ワック)
『2013年の中国を予測する』(石平氏との対談第3弾 ワック)
『増長し無限に乱れる欲望大国、中国のいま』(石平氏との第2弾 ワック)
『絶望の大国 中国の真実』(石平氏との対談シリーズ第1弾。ワック)
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