虫がいての植物、植物があっての人間 | 日本のお姉さん

虫がいての植物、植物があっての人間

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「昆虫がいて人間が生きていける環境が成立する」
2014/12/1(月) 午前 6:44
先日ジャポニカ学習帳から昆虫写真の表紙が「気持ち悪い」「触りたくない」と心無い親やや教員からのクレームによって2年前から発売しなくなった記事をFBで書きました。
今回はそのように昆虫を否定する人も含めて昆虫のおかげで生きていけるという話をします。
昆虫の大切さの話をしますが、アレルギーや毒など人間に及ぼす被害もあると上げ足を取る人は人間以外の生物が共存共栄の存在と見ておらず人間の為に存在しているともとれる傲慢な考えであるとも言えます。
好き嫌いは自由な中、嫌いでも大切にする心は持つべきだと思うと共に、虫否定論者はジャポニカ学習帳の件で話したように、むしろ地球という視点に立った場合は害虫以上の自然環境の敵と言えます。
まず、昆虫は環境に何をもたらしてくれているのかというと、植物や動物との共存の存在です。
植物の受粉の多くは昆虫に頼っています。
したがって昆虫がいなくなれば、虫媒花(蜂、甲虫類、蝶などによって花粉が運ばれる)の植物は結実できなくなり、存在出来無くなります。
こうした昆虫たちは、人間が食べる作物のおよそ75%を生産する上で欠かせない存在だと言われており彼らがいなかったら、数多くの食品が消えてしまいます。
その花粉媒介昆虫は世界中で記録的な速さで絶滅や絶滅の危機に瀕しております。
現在、ヨーロッパに生息するマルハナバチの4分の1が絶滅の危機に瀕しており、渡り鳥のように大移動を行ない、人々に愛されている美しいチョウのオオカバマダラも消滅の危機に瀕しています。
アメリカの食品チェーンが昨年、花粉媒介昆虫の蜂に依存する果物や野菜のすべてを売場から撤去してみるというイベントを開催した所、半分以上の商品が取り除かれました。
蜂以外の虫まで広げたら更に70%まで増えると言われています。(チョコレートはハエが受粉すると言われています。)
普段我々が食べる全ての食料品の三分の一は、直接的に花粉媒介昆虫に依存しており、間接的では地球上の生態系全体にとって必要不可欠です。
このように花粉媒介昆虫は人間が生命を維持するために欠かせない存在な中、風媒花(風によって花粉が運ばれる)の植物は昆虫に影響せず大丈夫と考えがちですが昆虫は枯れて生涯を終えた植物の分解する役割も担っているので不可欠な存在です。(分解プロセスがあって腐葉土やそこに存在する生き物や影響、長期的には堆積して資源にもなります。)
穀類は風媒花が主ですが、その他の多くは虫媒花であり、果実の生産は現状の手法では出来なくなります。
昆虫と植物は同時に存在しなくては互いに生存できず、一方が欠けると全ての食物連鎖が崩壊します。
この為に食料危機にも繋がる要因と食物連鎖から畜産も機能しなくなります。
さらに、昆虫を餌とする鳥類は絶滅し、鳥類を捕食する動物も同じ道を辿ります。
また陸上の植物を食べる草食動物が存在できなくなると同時に肉食動物も衰退してしまうでしょう。
更に大地は植物の減少により、乾燥化や砂漠化が進んだ結果、平地では農地に影響し、山地は地表面を保持する力を失い、土砂災害が多くの場所で起こるでしょう。
植物の衰退は陸上だけでなく海にも影響します。
陸の分解された栄養分は川を通じて海に運ばれ、海の栄養分は植物に由来する中、海中のプランクトンの成長に影響し、魚類の生存も出来なくなります。成長に影響するでしょう。
地上の食糧危機は海の食材の漁獲高に影響して陸海とも食料の不足が生じ、食物連鎖のトップの人間も危機に瀕します。
この流れは人類の急激な衰退に進む道です。
昆虫は太古から食物連鎖に加わり地球の動植物などの進化と共に昆虫も進化してきてはいますが、ルーツを辿ると他の生物が地球上に誕生した姿とは大きく異なる謎の存在でもあるのです。
聞いたことがある人もいるかも知れませんが昆虫は隕石などによって宇宙から来た存在だと言う科学者も少なくありません。
太古の昔に宇宙からやって来て地球の環境に影響を及ぼして食物連鎖のサイクルが出来上がった説があります。
何故かと言うと体の仕組みや機能が魚類・両生類・爬虫類・鳥類・哺乳類などと全く異なっているからであります。
主な点をあげてみます。
・昆虫以外の他の生物は出産か卵から産まれた後は生涯を終えるまで同じ姿をしていますが昆虫は卵の後に幼虫→蛹→成虫と姿を全く違うものに3段階にも変化させる。
・卵・幼虫・蛹・成虫と生活環境や栄養の摂取の物や方法もそれぞれ変えている。
・クワガタやカブト虫などを飼う人は知っていると思いますが成虫になると大きさは成長せず、クワガタなど冬眠するもの(カブト虫は冬眠しない。)も冬眠後も大きさが変わらない。
・眼が複眼と言って数千から数万もの集合した構造。
・蟻は脳のような機能が他にもあり首から上を失っても生き続け、口を失った事で餓死しますが、それまで動くことが出来たりする。
以上のような不思議な生態となっています。
また鳥類より遥か昔から飛行性能を備えており、複雑な動きまで可能なその仕組みは人類の航空技術に大きく役立てられ、飛行性能だけでなく他の生物とは次元の違う驚異的な落下に対する衝撃吸収力や関節の構造などは、あらゆる技術に応用されています。
しかも海から陸に生物上がった4億年前に突然前触れもなく真価を無視したように現れています。
種は驚きの100万種超えで地球上の四分の三を占めます。
更に決定的な不思議は宇宙のみに存在する紫外線を感知する能力を持つ蠅の種類が存在しており、これを太古に地球に飛来してから進化の過程で失われずに残っているからだと唱える科学者がいます。
もしかすると、人類が追い求めている地球外生命体は、ある意味昆虫であって既に地球に住んで進化してきたのかも知れません。
現在の科学でも誕生の起源が説明できない不思議な存在であり、地球環境や生態系維持と人類の存続にもいなくてはならない昆虫。
ここまで説明してもジャポニカ学習帳の昆虫写真を否定できる人は地球環境を認めない事とも言えます。
我々人間にとって科学技術の見本・資源・食糧、そして不思議や好奇心に加え飼育する優しい心まで与えてくれる大切な存在の昆虫は、地球に生きる大切なパートナーでもあるとの感謝の自覚は持っていたいものですね。
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※日本のお姉さんのつっこみ=昆虫は神様無しに突然できたものではなく、
お花や他の植物と同時期に神様が創られた生き物です。
お花や虫が同時期に存在していないと、草花が受粉できないでしょうが!
人間も植物が無いと生きていけないし、みんな同時に神様が創られたのです。
(聖書に神様が世界を創造された順番が書いてあるが、その順番でしかありえない)
人間は虫と植物と一緒に生きているんだから
虫を軽視して、安易にドアに危険な殺虫剤の入った虫よけをつけないでほしいし
JAや農家のみなさんも蜂が死んでしまうような危険な農薬を使わないでほしい。
危険でない一昔前の農薬に変えてほしい。
蜂が巣に帰られなくなって全滅してしまうような農薬は使わないで。
先進国の中には、その農薬を使うのは禁止したところもあるんですよ。