長崎県対馬市の寺から仏像1体を盗んだ容疑で逮捕されたのは韓国人の男4人
対馬市の寺から仏像盗んだ疑い、韓国人の男4人逮捕
TBS News-i 2014/11/25 10:07
長崎県対馬市の寺から仏像1体を盗んだ容疑で韓国人の男4人が24日夜、逮捕されました。
逮捕されたのは韓国人で自称・寺の住職、金相鎬(キム・サンホ)容疑者(70)ら韓国人の男4人です。警察の調べによりますと、金容疑者らは24日、対馬市の梅林寺から高さ10.6センチの銅製の仏像1体を盗んだ疑いが持たれています。梅林寺の住職から「保管庫の鍵が壊され、仏像が盗まれた」との通報を受け、捜査していた警察官が厳原港で仏像を持っている4人を発見し、窃盗の疑いで逮捕しました。
盗まれたのは「誕生仏」といわれる仏像で、対馬市の有形文化財に指定されています。対馬市では2年前にも別の韓国人窃盗団が寺から仏像を盗み、韓国に持ち出す事件が起きています。(25日09:15)
2014.11.25 01:08更新
また対馬で仏像窃盗、韓国人住職ら4人を逮捕 警察官が港で職質、経典も所持
韓国の警察が回収した、長崎県対馬市にある海神神社の国指定重要文化財「銅造如来立像」(左)と、観音寺の長崎県指定有形文化財「観世音菩薩坐像」=平成25(2013)年1月、韓国・大田(聯合=共同)
長崎県警対馬南署は24日、同県対馬市の寺から仏像を盗んだとして、窃盗の疑いで韓国人の男4人を逮捕した。うち2人は容疑を否認しているという。
対馬南署によると、逮捕されたのは、韓国の寺の住職の金相鎬(70)、農業の金溶晃(54)、会社員の李哲佑(47)ら4容疑者(職業はいずれも自称)。
韓国人4人の逮捕容疑は24日午前10時~午後1時50分ごろ、対馬市美津島町の寺から銅製の仏像を盗んだとしている。仏像のほか複数の経典も持っており、対馬南署は関連を調べる。
対馬南署によると、仏像は高さ約11センチの「誕生仏」で、対馬市指定の有形文化財。24日午後2時ごろ、対馬南署に住職の男性から通報があった。その後、署員が対馬南部の厳原港で男4人を見つけ職務質問。所持品から仏像が見つかったため逮捕した。
平成24年10月には対馬市の神社と寺から盗まれた仏像2体が韓国に持ち込まれた。うち1体の県指定有形文化財「観世音菩薩坐像」について、韓国中部の大田地裁が翌年2月、日本への返還を差し止める仮処分を決定した。