エアコン室外機の盗難急増
銅相場急騰が背景? エアコン室外機の盗難急増
神戸新聞NEXT 11月26日(水)7時30分配信
盗難対策として上下を建物などに固定しているエアコンの室外機=加古川市内
兵庫・東播地域で9月以降、エアコンの室外機が盗まれる被害が急増している。円安で銅相場が高騰しているため、警戒が必要といい、捜査関係者は「エアコンの使用が少ない季節は外付けが盗まれても気付きにくい」と注意を呼び掛けている。
加古川署管内では今年、室外機の窃盗事件は26件あり、半数が9月以降に集中。盗難は60台に上り、加古川市の店舗では処分用に取り外していた22台が一度に盗まれた。先月末、同市の楽器店の敷地に侵入した男2人が窃盗未遂容疑で逮捕されたが、「売って生活費にするためにやった」と供述しているという。
関係者によると、銅の国内価格は海外相場が適用され、円安で上昇しやすいという。最高純度の銅は今月18日、3年7カ月ぶりに1トン84万円の高値に。播磨地域のリサイクル業者は「高値になると、盗んだ銅の持ち込みが全国的に増える」と指摘する。
別の業者は「中国や東南アジアに流れる裏ルートがあり、大半が海外で分解される。外国人が室外機の重量1キロ当たり100円、(家庭用なら)1台3千円ほどで買い、銅だけを高く売るビジネスをしている」と話す。
盗品を扱うのは売り主の身分を確認しない非正規の業者。室外機に使われている銅は、最高純度の約9割の値がつき、積極的に買い取られるという。しかし、国内では在庫過多で、捜査関係者は「思いの外、高く売れないため、うまみはない」とみている。
加古川署によると、被害の大半は固定されておらず、ボルトを外して配管を切断するなど簡単な手口が多いという。同署は「建物の裏など目立たない場所ほど狙われやすい。油断せずに点検や対策を怠りなくしてほしい」としている。(井上太郎)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141126-00000003-kobenext-l28
容疑の妻、戸籍からバツ消す 京都・青酸殺害、再婚歴隠しか
京都新聞 11月25日(火)13時31分配信
京都府向日市鶏冠井町の筧勇夫さん=当時(75)=が青酸化合物で殺害されたとされる事件で、京都府警捜査本部(向日町署)に殺人容疑で逮捕された妻の千佐子容疑者(67)が、戸籍簿上、再婚した経歴を消した上で、筧さんと結婚していたことが25日、捜査関係者への取材で分かった。これまでに死別した夫や交際した男性の名前を女性名に変えて携帯電話に登録していたことも判明。捜査本部は、千佐子容疑者が過去の結婚や交際を隠すために工作していた可能性が高いとみて調べている。
捜査関係者らによると、千佐子容疑者は筧さんとの結婚前に3人の男性と結婚し、いずれも死別していた。通常、妻が夫と死別や離婚をした場合は、妻の戸籍簿には夫の名前に「×」の印が付けられ、死別や離婚の理由が記載される。一方、昨年11月に筧さんと入籍した際、千佐子容疑者の戸籍簿では過去に2回再婚した男性の名前は記載されておらず、最初に結婚した大阪府の男性の姓に戻っていた。3度目の結婚の際にも、同様に戸籍簿には直前に再婚した男性名はなく、大阪府の男性の姓だったという。
行政関係者によると、本籍地を別の場所に移す転籍の手続きなどをすれば、制度上、新たな戸籍簿に再婚した夫の名前などは記載されず、弁護士や司法書士が除籍簿などをたどらない限り再婚の履歴は確認できないという。捜査本部は千佐子容疑者が再婚歴を隠して筧さんに近づいた可能性があるとみている。
捜査関係者の説明では、千佐子容疑者の携帯電話を調べた際、過去に結婚したり交際したりした男性の名前の漢字一字を変えた女性名で登録され、筧さんも女性の偽名で登録されていたという。女性の知人らは実名のままだったといい、捜査本部は男性だけ名前を変えていた目的についても調べる。
婚歴偽り相談所登録、入籍前後も見合い 青酸事件容疑者印刷用画面を開く
千佐子容疑者と結婚相談所
千佐子容疑者と結婚相談所 京都府向日市鶏冠井町で昨年12月、筧勇夫さん=当時(75)=が青酸化合物で殺害されたとされる事件で、京都府警捜査本部(向日町署)に殺人容疑で逮捕された妻の千佐子容疑者(67)が、筧さんと知り合うきっかけになった結婚相談所に「婚歴は2回」とする事実とは異なる登録を続けていたことが20日、捜査関係者らへの取材で分かった。実際は筧さんとの結婚前に3回結婚し、いずれの配偶者とも死別していた。府警は千佐子容疑者が結婚歴を偽って筧さんに近づいた可能性もあるとみて調べている。
捜査本部によると、千佐子容疑者は「私は絶対に殺していません」と容疑を否認しているという。
関係者によると、千佐子容疑者は奈良県内の結婚相談所に2007年に入会。同相談所では、過去に結婚した回数を申告する決まりだったが、千佐子容疑者の登録は結婚は2回だけとなっていたという。昨年6月の筧さんとの見合いには相談所の仲人の立ち会いを断ったという。
捜査関係者らの説明では、千佐子容疑者は大阪市内の結婚相談所を介し、筧さんとの入籍(11月1日)を控えた昨年10月に80代男性と、結婚後に70代男性と大阪市内で見合いをし、筧さんが死亡する直前の12月中旬には「年金収入がある」「子どもがいない」の条件を前提に同相談所に別の男性の紹介を依頼していた。また、筧さんの四十九日法要が終わらないうちに別の結婚相談所を通じ、複数の高齢男性と知り合っていたという。
千佐子容疑者は、1994年に大阪府貝塚市の最初の夫=当時(54)=と死別した。結婚相談所を通じ、約10年後に兵庫県西宮市の男性と、2008年ごろには大阪府松原市の男性と結婚したが、2人とも結婚直後に死亡した。千佐子容疑者は取材に対し、「いずれも病死だった」などと事件の関与を否定していた。
捜査本部は20日午後、千佐子容疑者を送検した。自宅の捜索は21日も行う。
容疑妻の関係先から青酸 京都・向日の男性殺害に使用か印刷用画面を開く
京都府向日市鶏冠井町の筧勇夫さん=当時(75)=の遺体から猛毒の青酸化合物が検出された事件で、京都府警捜査本部(向日町署)が、殺人容疑で逮捕した妻の千佐子容疑者(67)が捨てたものから微量の青酸化合物を検出していたことが19日、捜査関係者への取材で分かった。
府警は筧さん殺害に使われた青酸化合物と合致するか成分の分析を進めるとともに、入手経路や摂取方法を調べる。
千佐子容疑者は取材に対し、毒物に触れる機会について「絶対ない。もし私が薬物を入れたとしたら、疑われるのは100%私になる。それをあえてしますか」と否定していた。
捜査関係者によると、今年夏ごろ、千佐子容疑者が府内の関係先で捨てたものに微量の青酸化合物が付着していたという。府警は近畿2府4県の薬局など100カ所以上を捜査したが、現時点では千佐子容疑者が青酸化合物を入手した情報は得られていないという。
専門家の説明では、青酸化合物は非常に強い苦みと刺激を伴い、口から摂取すると通常は吐き出すという。捜査関係者によると、筧さんにはそういった形跡はなく、口内からも青酸化合物は検出されなかったことから、何かに包むなど細工をして摂取させた可能性があるという。また、筧さんの体内からは千佐子容疑者が購入したとされる睡眠導入剤と同じ成分が検出されており、府警は筧さんの感覚を鈍らせた上で摂取させたとみて捜査している。
捜査関係者らによると、千佐子容疑者は筧さんが死亡する約1週間前に市内の薬局を訪れ、睡眠導入剤を購入。店員に睡眠薬を処方するよう何度も迫ったという。店員が医師の処方箋がないと睡眠薬は出せないと断ると、最終的に睡眠薬に似た薬を求め、睡眠導入剤を購入したという。
容疑妻、遺産数千万円を相続 京都・夫殺害、一部借金返済に印刷用画面を開く
京都府向日市鶏冠井町の筧勇夫さん=当時(75)=が青酸化合物で殺害されたとされる事件で、京都府警捜査本部(向日町署)が殺人容疑で逮捕した妻の千佐子容疑者(67)が、筧さんの遺産数千万円分を相続し、一部を借金返済などに当てていたことが21日、捜査関係者への取材で分かった。捜査本部は、千佐子容疑者が筧さんとの結婚前に先物取引などで多額の損失を出し、少なくとも1千万円の借金を抱えていたことを把握しており、殺害容疑の動機につながる可能性があるとみて調べている。
千佐子容疑者は取材に対し、「(筧さんの遺産は)1千万円くらい。生命保険は500万円分だと思う。自由に使うことはできず、電気代やガス代の支払いにも困っている」と話した。
捜査関係者らの説明では、筧さんには土地や株券、生命保険などの相続財産があった。千佐子容疑者は筧さんの葬式直後に相続手続きに入り、筧さん名義の軽乗用車や家財道具も売却して計数千万円分の遺産を引き継いだという。
一方、筧さんの預金の一部は、京都市内の金融機関が口座を凍結したため、千佐子容疑者側は6月、「故意に死亡に至らせた事実はない。有罪確定までは犯罪者として扱われない権利がある」と法定相続分の4分の3に相当する約400万円の返還を求め提訴した。金融機関側は、千佐子容疑者が処罰され相続資格を失う可能性や、筧さんの親族からも疑念が出ているとして拒否しており、京都地裁で裁判が続いている。
捜査関係者によると、千佐子容疑者が筧さんと結婚する以前に死別した3人の夫や交際して亡くなった男性の遺産も相続しており、総額は数億円に上るという。遺産の多くは先物取引やマンション購入などに使われたとみられ、千佐子容疑者が管理する複数の口座には残金はほとんどない、という。
千佐子容疑者は取材に対し、過去に結婚や交際した男性5人から計数千万円の遺産を受け取ったとし、「商売で失敗した時などに約2千万円の借金ができた。その返済にあてた。たとえ10億円をもらっても、そのために殺人犯にはなりたくない」と話していた。
府警によると、千佐子容疑者は「絶対に殺していません」と容疑を否認しているという。
世の中には、こんな図太い人間がいるんだね。図太いから他人をまるで物のように扱うことができるわけだ。他のニュースでは、「人を殺すぐらいやったら自分の舌噛み切って死にますわ。」と言っていると書いてあった。
どうみても、遺産目当てに次々と他人を殺しているではないか。
証拠が無くてもこの人間を罰っさないと示しがつかないのではないか?
証拠不十分で無罪になったら、びっくりするわ。