サンゴ密漁対策で、全国から巡視船を集めて一斉摘発(11/21 11:45)
サンゴ密漁問題、未明から一斉摘発 中国人船長を逮捕
TBS News-i 2014/11/21 12:32
小笠原諸島沖のサンゴ密漁問題で、海上保安庁は21日未明から一斉摘発に乗り出し、領海内操業の疑いで中国人船長1人を現行犯逮捕しました。
海上保安庁は小笠原諸島沖の中国漁船が夜間に領海侵入を繰り返すなど、「悪質巧妙化している」と判断、21日未明から取締り体制を強化し、一斉摘発に乗り出しました。 この結果、21日午前1時すぎ、嫁島
付近の領海内で操業している中国漁船を確認、逃走したため追跡し、6時間後の21日午前7時すぎに確保し、中国人船長1人を外国人漁業規制法違反の疑いで現行犯逮捕しました。中国人船長は21日午後にも羽田空港基地経由で横浜海上保安部に移送されます。 小笠原沖では20日も47隻の漁船が確認されていて、海上保安庁は「すべ
てなくなるまで徹底的に摘発する」とこれまでの追い出し方針から摘発へと方針を転換したことを明らかにしています。(21日11:25)
http://news.merumo.ne.jp/article/genre/2266223
中国のサンゴ密漁船、夜間に領海侵入
TBS News-i 2014/11/19 19:23
小笠原諸島沖のサンゴ密漁問題で、内閣情報調査室が、中国漁船の動向を情報収集衛星で撮影し、夜間に領海侵入を繰り返す漁船のデータ画像を公表しました。
今月11日の場合、中国漁船は、昼間には父島から45キロ沖合いに離れ、夜間になると領海に集団で侵入、嫁島から3キロの場所にまで接近した漁船がいることもわかります。中国漁船は取締りが厳しい昼間を避け、夜間に領海へ一斉に侵入し、サンゴを密漁をしている可能性があります。 海上保安庁は19日午前、小笠原周辺の海域で44隻の漁船
を確認していますが、佐藤長官は、燃料や食料の関係から、中国漁船は今月中旬以降、徐々に減っていくという見通しを示しました。(19日18:04)
http://news.merumo.ne.jp/article/genre/2261742
サンゴ密漁船を一斉摘発 海保、追い出しから方針転換
工藤隆治
2014年11月21日12時27分
海上保安庁の巡視船(奥)と摘発された中国漁船(手前左)=21日朝、小笠原諸島沖、第3管区海上保安本部提供
中国漁船によるサンゴ密漁問題で、海上保安庁は21日から取り締まりに当たる巡視船を大幅に増やし、一斉摘発を始めた。領海外に漁船を追い出す手法から、夜間の領海内での操業を積極的に摘発する方針に転換。未明に中国人船長(44)を外国人漁業規制法違反(領海内操業)の疑いで現行犯逮捕した。夜間操業の摘発は10月以降初めて。
太田昭宏国土交通相は同日、閣議後の記者会見で「漁船を排除できる態勢を整える」と述べ、小笠原諸島周辺に20日時点で47隻いた漁船を一掃する方針を明らかにした。
中国のサンゴ密漁船はピーク時、伊豆諸島周辺も含めて計200隻超がひしめく一方、巡視船は2、3隻程度だった。摘発すれば取り調べなどに人手が割かれることもあり、海保はサンゴの採れる浅い領海から密漁船を追い出すことを優先。10月以降の摘発は8隻にとどまっていた。
http://www.asahi.com/articles/ASGCP3CMRGCPUTIL00M.html?iref=com_alist_6_04
父島沖、サンゴ密漁船に記者が接近 笑顔で手を振る船員
辻健治 上海=金順姫
2014年11月5日03時56分
【動画】小笠原諸島沖で急増したサンゴ密漁の中国漁船=辻健治撮影
密漁船とみられる漁船の後方に集まった乗組員たち=11月2日午前7時9分、東京都小笠原村の父島沖、辻健治撮影
中国漁船によるとみられる宝石サンゴの密漁問題。東京から南へ約1千キロ離れた小笠原諸島の父島沖で、記者が接近を試みた。
2日午前5時半、夜明けとともに父島・二見港を出た。小笠原島漁業協同組合の石井勝彦・副組合長(62)の漁船第8大勝丸(9・7トン)に同乗。東へ向かって時速約18キロ、向かい風で、波の高さは約2メートルだ。甲板員の永田秀俊さん(29)は穏やかな方だと言うが、何かにつかまらないと立っていられない。
出港から1時間が過ぎ、父島が見えなくなった。「いたよ、中国船だ」。操縦する石井さんが声を上げた。レーダーをのぞくと東北東の3キロ先に船影がある。「この大きさなら間違いない」と石井さん。「こっちに向かってくる。逃げもしないんだ」。日本の領海内である、父島の東方沖約17キロ。船体中央部に赤い中国の旗を掲げている。
さびが目立つ船尾。上半身裸の船員4人がこちらを見ている。約10メートルまで接近すると、何かを叫んだ。操縦室からにらみつける船員も。しばらくするとみんな笑顔を見せ始めた。妨害されないとわかっているからだろう。「中国船」は200トン級。「あちらは鉄製で、こちらは強化プラスチック。ぶつかられたらひとたまりもない」と石井さん。船内から食器らしき物を運ぶ船員が船尾へ向かった。朝食なのか。談笑したりたばこを吸ったり。リラックスした雰囲気だ。
レーダーは、さらに東方向に2隻をとらえた。約30分かけて2隻目に近づく。船体は塗装され、船名も消されて中国国旗もない。だが左舷に、サンゴ漁で使う青い網が見える。何重にも束ねて強度を増し、海底まで沈めて引きずり、硬いサンゴをへし折るように絡め取るのだという。魚やエビ、カニのすみかや産卵場所まで傷つくそうだ。
石井さんは「この辺りは俺たちの漁場。でも道具を仕掛けたくても仕掛けられない。あの網で壊されるかもしれないから」。父島周辺は、キハダマグロやメカジキなどが釣れる漁場だ。1本の幹縄に釣り針が付いた多くの枝縄を付け、海面から海中に下ろして魚を取る縦縄漁(たてなわりょう)が主流だが、ブイなどが「中国船」のスクリューに巻き込まれる恐れがあるという。
船尾でペットボトル片手に歯磨きする船員がいた。立てひざで威嚇するようににらみ付けてくるが、言葉は発しない。太陽が高くなり、日差しが厳しくなる。
さらに数分後、父島の東約22キロに3隻目の「中国船」がいた。やはり青い網が左舷に備えてある。2階部分から手を振る船員はペットボトルの液体を飲み干し、海へ投げ捨てた。このあたりの水深は900~1300メートル。宝石サンゴは父島から数キロ離れた水深100~200メートルくらいの場所に生息しており、夜間に陸に近づいてくるという。
小笠原島漁協によると、父島でのサンゴ漁は数年前に途絶えた。許可を受けた漁師がいなくなったのだ。漁協の稲垣直彦参事(56)は「現在は一般の漁で十分に生活できる状況。(網などに)投資してまで取り組む漁ではない」と話す。
石井さんは「国にはしっかり対策をとってほしい。我が物顔でこの海に入り込んできている。日本はなめられているんだよ」。憤りを隠せない様子だった。
http://www.asahi.com/articles/ASGC27FTFGC2UTIL025.html
鹿児島沖でサンゴ密漁の疑い 中国漁船の船長逮捕(11/18 05:53)
鹿児島県沖の領海内でサンゴの密漁を行っていた疑いで、中国漁船2隻の船長が海上保安庁に逮捕されました。
違法操業を行った疑いで逮捕されたのは、51歳と33歳の中国人船長の男です。海上保安庁によりますと、17日午前9時半ごろ、鹿児島県の沖合で、中国国旗を掲げた2隻の漁船が海中に漁具を降ろしていたということです。
中国船を発見・通報した南さつま漁協、森宝徳さん:「(船員が)『赤い旗が見える。船の一番先に』。南に行ったり、北に行ったり、ぐるぐる回って探索している状態だった。海底を」
その後、海上保安官が中国漁船に乗り込んで確認したところ、船長がサンゴ漁を行ったことを認めたため現行犯逮捕しました。これまでのところ、船内からサンゴは見つかっていません。また、小笠原諸島周辺の中国漁船と関係があるかは分かっていません。
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000038992.html
11月19
中国サンゴ密漁船、小笠原以外でも乱獲か…鹿児島県沖で中国漁船長を逮捕!
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鹿児島県沖の日本の領海内で、中国の漁船2隻がサンゴ漁をしていたとして中国人船長2人が逮捕された事件で、船長らは調べに対し、「小笠原諸島に行くつもりはなかった」と供述していることが、捜査関係者への取材で分かりました。
海上保安庁は、小笠原諸島以外でもサンゴの密漁が行われるおそれがあるとして、警戒を強めています。
dly1411180006-f1
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141119/k10013309101000.html
引用元: ・http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsplus/1416342517/
サンゴ密漁対策で、全国から巡視船を集めて一斉摘発(11/21 11:45)
中国漁船のサンゴ密漁問題で、海上保安庁は、巡視船を全国から集め、これまでの数倍規模の態勢で一斉摘発に踏み切りました。小笠原諸島にいる密漁船は、昼間は離れて船を待機させ、夜になると領海内に入ってくるため、海上保安庁は21日未明から摘発に乗り出し、漁船を取り囲んだうえで密漁現場を確認し、中国人船長を現行犯逮捕しました。
海上保安庁によりますと、午前1時すぎ、小笠原諸島嫁島の沖合の日本の領海内で、中国の漁船がサンゴの密漁に使う網を海に垂らしているところを警戒中の巡視船が確認しました。漁船は停船命令に従わず、約6時間以上にわたって逃走しましたが、午前7時すぎに海上保安官が船に乗り込み、領海内操業の疑いで中国人船長の林本章容疑者(44)を現行犯逮捕しました。海上保安庁は、夜間に領海内で急増する中国漁船の行動パターンを把握し、これらを取り締まるため、全国の海上保安部から大型巡視船などを集め、未明に一斉摘発に踏み切りました。
太田国交大臣:「真っ暗闇という状況のようですがということを認識して、夜もしっかり監視態勢を強めるように指示している」
小笠原諸島周辺には、一時、200隻以上の中国漁船が押し寄せ、その後に数は減ったものの、20日の時点で47隻が確認されています。海上保安庁は21日午後にも、林容疑者の身柄を航空機で移送し、本格的な取り調べを始める方針です。
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000039213.html