オーストラリアで、急に44度に上がった気温のせいでコウモリ5000匹が死んだ。
【海外:オーストラリア】5000匹のコウモリが怪死、突然死んで木から落ちる
2014年11月20日 17:00
オーストラリア・ニューサウスウェールズ州カジノの静かな森の中で、5000匹を超すコウモリが突然死に、木から落ちた。
コウモリは、最近この地域を襲った、44度まで気温が上昇した急激な気温の変化により死亡したと見られている。
コウモリの死体は林道に折り重なって散乱しており、病気が広がるのを防ぐために、コウモリの死体の側には近寄らないようにと、保健省は市民へ向けて警告を発した。
「この地域へは近づかない方がよいでしょう。まだ生きているコウモリを、適切な機関を通さず、自分たちの手で救おうとするのもやめて下さい。噛まれたり、引っかかれたりする恐れがありますし、中にはウイルスを持っているコウモリもいるかもしれません。」
一方で、動物愛護団体は、冷水を吹きかけて、まだ生きているコウモリの体を冷やそうと試みている。
生き残っているコウモリのほとんどは赤ん坊のようだ。
周辺の地域から駆けつけた動物救急隊により、既に450匹近くのコウモリが救出された。
「世話スタッフは24時間体制で、コウモリの面倒をみています。」
市の職員は死体の回収を試みているが、ある地域は遠すぎるためにまだ死体を回収できておらず、しばらくコウモリの死臭いが続くと思われている。
【記事:りょーこ】
参照元:Mirror
http://www.terrafor.net/news_tXclr5eZfe.html?recommend
【海外:環境】世界最大のソーラー発電所の弊害―飛んでいる鳥が焼け死ぬ!
2014年2月19日 17:00
ソーラー発電は、環境に優しいエネルギーとして広く知られているが、実はそこにも落とし穴があったことが判明した。
アメリカ・カリフォルニア州の砂漠にあるイヴァンパー・ソーラー発電所では、巨大なソーラーパネルが生み出す熱が余りにも強力で、パネルの上を飛んでいる鳥を焼き殺してしまう。
イヴァンパー・ソーラー発電所が公式に稼働を開始したのは、2月13日、つい先週のことだ。莫大な費用を投じて作られたソーラー発電所では、14万家庭に必要な電力を供給できる。
イヴァンパー・ソーラー発電所では、通常の太陽光発電とは異なる方法で、太陽光を利用した電力を生み出している。
それはソーラーサーマルと呼ばれる方法で、広大な敷地に大量の鏡を敷き詰めて太陽光を反射させ、ボイラーに光を集めることによって、まずボイラー内の水を沸騰させる。同時に、水が沸騰した時に発生した水蒸気を利用して、タービンを回転させて発電を行う仕組みだ。
イヴァンパー・ソーラー発電所では、コンピュータ管理された30万枚もの鏡が、砂漠の中に敷き詰められている。
直射日光に照らされた鏡は最大370℃にも達し、その上を飛んでいる鳥ですら、瞬時に焼き殺してしまう。
報告によると、試運転をしていたここ数ヶ月間だけで、多数の鳥の死骸が発見された。どの鳥も、羽が焼け焦げた状態だった。
死骸の中には、小型のスズメなどの他に、鷹やハヤブサも含まれていた。
専門家達は、ある程度の鳥が焼け死んでしまうことは想定していたが、その数がここまで多いとは予想外だった。
環境活動家達は、野生動物を殺してしまう“クリーンな”エネルギーに疑問を呈している。
州と連邦政府はこの先2年間、イヴァンパー・ソーラー発電所での鳥の死に関するデーターを集め、解決策を模索する。
あらゆる面でクリーンなエネルギーが開発される日を、心待ちにしたい。
【記事:りょーこ】
参照元:Oddity Central
パラグライダーで飛んでいる人も、もし上を通過したら死ぬよね。